のほほんシングルライフ

実家暮らし30代シングルOLの日常。
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10月6日(火)ソワレ 帝劇初日

2009-10-07 20:08:26 | レ・ミゼラブル
レ・ミゼラブルのカテゴリーを使うのは久々だなぁ。

さっくり簡単に感想をアップします。
私はあんまり事細かに観るタイプではないので、
自分の覚書程度にさらりと。

ジャン・バルジャン 山口 祐一郎
ジャベール 岡 幸二郎
エポニーヌ 新妻 聖子
ファンテーヌ シルビア・グラブ
コゼット 神田 沙也加
マリウス 山崎 育三郎
テナルディエ 駒田 一
テナルディエの妻 森 公美子
アンジョルラス 坂元 健児
リトル・コゼット 田中 愛生
ガブローシュ 田川 颯眞

私は今期遠征をしていないので、約2年ぶりの「レ・ミゼラブル」です。
指揮は塩田さんだったのですが、ちょっと速い感じ。
なんとなくキャストの皆さんが歌いづらそうだったのは
気のせいでしょうか。

私の席は下手サブセンのセンター通路際。
オペラグラスは必要ない、視界がとっても良好なお席。
今回は歌が生に近い感じに聴こえました。
この日は歌が上手いキャストが多かったので良かったですが、
歌が弱いキャストはもう少し音響の助けが欲しいかな。
(これは好みと座る席の位置によっても
大分感想が変わる部分だと思いますが)

初見のキャストはコゼットの神田沙也加ちゃん。
丁寧に歌っていましたが、正直歌はイマイチな感じ。
彼女の歌は他に聴いたことがないのでなんとも言えませんが、
コゼットのキーが合ってないのかな?と思いました。
どちらかと言うと歌よりも演技の方が良かったかな。

さて、バルジャンの山口さん。
初日なので丁寧に歌っている感じ。
先ほども書きましたが、音が生声チックだったので
ごまかしが効かない感じ。
私は他の演目のエコーかかり過ぎな演出よりこちらが好み。
市長様のシーンで歌詞が飛んだのが残念。
一瞬歌詞を忘れた?って間があって、遅れて入ったけど
後の歌詞が追いつかず飛んでしまったような印象でした。
たまたまなのでしょうけど、ヴァンパイアのときも
大作詞に当たってドキドキさせられているので、
お稽古期間が短くて大変でしょうけど
なるべくノーミスでお願いします。
それでもやはり「彼を帰して」素晴らしかったです
最後のうーちーへー♪と美しい声が響き、
いつもより長めの祈るようなポーズが神聖な感じで良かった
私は山口さんのバルジャンは2000年が初見だったのですが、
あの頃に比べてバルジャンを演じるのに
丁度良い年齢になってきたなぁと思いました。
最初に観たときはエピローグが若すぎる感じだったからね。
今は岡さんのジャベールがスタイルと姿勢が良い分、
まだ若く感じられます。

私はバルジャンとジャベールの組合せは山口さん×岡さんが
好きなので、今期観る予定の4回中3回はこの組合せ。
岡さんは調子が良さそうで、声が凛と響いていました。

エポニーヌの新妻ちゃんは、オン・マイ・オウンが
とっても良かった。
エポニーヌの感情が溢れんばかりの歌唱。
拍手が鳴り止まない感じで、
ちょっとしたショーストップ状態になりました。

マリウスの育三郎君はバリケードでちょっと足を踏み外して
心配しましたが、その後普通に芝居をしてたので
ほっとしました。
声質とビジュアルがとても好みなマリウスです。
なんとなく岡田マリウスを思い出します。
どうも重ねて見てしまい、岡田さんなら
狂いそうさ~♪で斜めに捌けていくんだけどな、
とか思いながら観てました
カーテンコールで捌けるときにいつもコゼットを
エスコートしていくのもイイ感じ。

坂健アンジョはスコーンと声が通って気持ちイイ
最近のキャストでは東山君が好みだったのですが、
坂健もイイ

テナルディエの駒田さんは宿屋のおどけた感じと
下水道の怖い感じの演じ分けがお見事。
この方の歌も好きなので、何故ヴァンパイアには
クコールに歌がないのかと思ってしまいます。
宿屋の取引のお遊びは少なめで、
この位の方が世界観を壊さなくて好きです。

ざっと思いつく感じではこんなところかな。

あ、初日は沙也加ちゃんのご両親が観劇されてましたよ
お母様は花束をゲットしていた模様。

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