いよいよ、新年度の始まりである。
あまりにも季節外れと思える新年度かも知れない。
「農業暦」というのがある。別に農業に従事して何年という経歴の話ではない。農業の分野で用いる暦の話である。10月から新年が始まるということで、昔武田薬品の農薬部門の製品などはこの暦をベースにしたロット番号付けをしていた。新年が10月に始まる。ちょっと浮世離れした暦かも知れないが、私の星槎大学での暦もこれと一緒なので、何やら可笑しい…。
まあ、子ども相手のこの世界、何やら農業にも似た味わいがあるし、私のしていることも意外と農業に近いのかも知れない。
今日、授業料を振込んで、いよいよ新年度がスタートした。二年目の4年生。
一方で星槎大学の制度改革の話がいろいろと聞こえてくる。正確なところは分からないが、卒論とゼミのどちらかを取れば良いとなるとか(卒論なしでも卒業できるってか???変な話)、環境科目や国際関係科目に新たに必修科目が設けられるとか…、まあ既に在学している身とすれば、入学時の契約というのが存在する筈なので、関係ないやと勝手に楽観視している。
環境科目や国際関係科目がつまらないと言う訳ではないが(事実興味深い科目も結構あるし、ゴット先生の交渉術等も野次馬根性的な気持ちがあるのは否定できないが、覗いてみたい)、こちらとしては当初の一義的な目標あり、ついついそちらを優先したいという気持ちがあって、ままならない。
入学当初、初年度20万円、次年度16万円、3年目15万円程度と、家人におおよその予算を申告しておいた。初年度は半期後にゼミの追加履修申告をしたこともあり、結局約26万円、そして今年度は31万円ほどになってしまった。それでも、教育科目しか取れない。大幅な予算超過、来年4月以降はLD学会の特別支援教育士の講座にも物入りである。恐る恐る家人に相談をぶつけた所、黙って30万円用意してくれた。有難い限りである。
ヤスのためにも、家人のためにも、周りの子どもたちのためのも、ますます責任は重大である。
今年度は、三月までに履修科目の2/3は終わらせるつもりである。第一4半期気張って弾みをつけねば!