ヤッちゃんパパ奮戦記

HFAの息子に啓発されて、化学を専攻した小父さんが畑違いの自閉症療育の世界へ。50の手習い、子育て奮戦記…

星に祈りを

2006-11-28 21:53:59 | 星槎大学


When you wish upon a star
Make no difference who you are
Anything your heart desires
Will come to you


あなたが星を見上げて祈る時(願いをかける時)
あなたがどんな人でも違いはありません
あなたの心の中にある願いのすべては
きっと叶えられるでしょう

今日、先妻との間に出来た長女と彼女のフィアンセと会食をしてきました。
「お父さん、この食事会に出てどんな気持ち?」という娘の問いに…
「何せこんな場面は初めてなもので…」としか答えようがありませんでした。
夕食代6万円也。懐的にはかなり厳しいものがありましたが、そんなことは言えるわけもなく…。

ということで、娘は新しい人生へと旅立ちます。
私も、一念奮起して、星槎大学の4年に編入手続きをしました、一週間前に。
これまで独学で学んだことを、しっかり確認しようと思います。私も新たな旅立ち。

私が学ぶことが少しでも子ども達の役に立ちますように!

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応用行動分析の教科書

2006-11-25 10:56:14 | 書籍


応用行動分析との出会いは、ポーテージプログラムの初級セミナーでの山口先生の講義であった。以来応用行動分析に関する書物はかなりの数目にしてきた。その結果、我が家の書棚にはちょっとした書店よりも豊富な種類の応用行動分析に関する本がそろってしまった。

元来、応用行動分析と言う学問は、教育や療育に携わるものでなければ、余り接する機会のあるものではあるまい。威張って言う訳ではないが、かく言う私自身にとっても平成12年までは全く無縁の学問であった。従ってそこで展開される専門用語とも、その時ほとんど初めての出会いであった。

ポーテージの事例研究会であっても、星槎大学における「応用行動分析」の講座であっても、 Sidney W. Bijou先生の「子どもの発達の行動分析」が教科書に使われる。手ごろな厚さの本であるが、初心者にとって、これがなかなか読み辛い。

応用行動分析の入門書としては、How-to本の「読んで学べるADHDのペアトレーニング」(星槎大学では発達障害概論の教科書に指定されている)の方が、遥かに読み易い。初期には Paul A. Alberto、、Anne C. Troutman の「初めての応用行動分析」が比較的分かりやすく気に入っていた。その後何冊か読み進めていくうちに、読みやすいと感じる平易な書籍、例えば高畑庄蔵氏の「やさしい応用行動分析学」などは、親にも分かり易い本としては評価できるものの、学問的には正確さを欠く部分もあることが、見えてきた。そうした中で、これは良いと思えた書籍が、

William T. O’Donohue、、Kyle E. Ferguson の「スキナーの心理学―応用行動分析学(ABA)の誕生 」と

レイモンド・G.ミルテンバーガー の「行動変容法入門」

の2冊である。共に教科書として使用しても素晴らしい本である。前者はスキナーによる応用行動分析の基本的な考え方が、認知心理学との比較を多く取あげ解説されており、その基本理念に分かり易く触れれることが出来る。後者は学生の独習書として、章毎にまとめの演習も加えられており、最適と思える。

さて本日、3冊目の素晴らしい本を手にした。Bob Remingtonの「重度知的障害への挑戦」である筑波大の小林先生・藤原先生他の訳本であるが、中身が極めて濃い。私が相手にしている子どもたちは主に軽度発達障害児であり、この書物に事例引用されるほどの重度障害児はいない。しかしながら、応用行動分析の使用においては、とても参考になる。星槎大学の講座を手がける前に読みきろうと、張り切ってしまいそうである。

しかし、ふと気付くと、この本結構難しい内容であった。いつの間にかこんな本を読むようになったかと驚きを持った。
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本が届いた

2006-11-23 18:37:24 | 書籍

「日記などと言うものは、他人に見せるものではない。」と言う信念から、元来、ブログなどにはトント興味はなかった。長男が2年ほど前からブログを書いているのは知っていたが、覗いてみたいとも思わず今日に至っている。ところが、近々30年振り位になるが、大学生生活に戻ることになった。その転機に突然ながら、子どもの療育に限定して、記録を残してみようと思い立った。「信念」等という物は、結構他愛もないものなのかも知れない…私の場合は。 さて、『本が届いた』という妙な題からこのブログは始まる。この頃、療育関係の本を購入する機会が多いためか、本の購入はもっぱらAmazon.comである。新潟県では、新潟市を除けば専門書を揃えた大型書店はまずお目にかかれない(マンガ本を揃えた大型…はあるけれど)。私の住む上越市も例外ではない。仕事柄平日に東京や大阪で大型書店へ行く機会はあるのだが、日本橋の丸善が建て替えのために閉店となって以来、他の広い店舗を探し回る煩わしさもあって、書店から足が遠のいてしまった。おかげで、ペリカン便の小父さんとはすっかり顔馴染みになってしまった。 今日届いた本は「特別支援教育における臨床発達心理学的アプローチ」別冊発達28、という雑誌である。星槎大学のKen先生が主宰されているe-ゼミのテキストと聞き及び購入した。雑誌なので多くの筆者が、多くの視点で話題を提供している書物である。大学に編入したらe-ゼミには参加させて頂くつもりであるが、取り急ぎ今日から目を通してみることにした。

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