斬り捨て御免塾!!

☆エンタメ毒舌レビュー集☆

こんな日は独り・・・・

2005年11月16日 | 徒然お日記
数日前に図書館から、予約していた本が届きましたとのメールが
来ていたことを思い出して、今日は図書館に行ってきました。

予約していた本とは、
今話題の「野ブタ。をプロデュース」というやつ。

半年前から予約して、ようやく順番がまわってきたわけなんだけど、
正直、もうほとんど読む気は失せておりましたの。
今ドラマ化されてるじゃない??「野ブタ」。


ちょっと見てみたんだけど・・・・、なんかつまんないんですもの。
ストーリー云々というよりも、ひたすら山下智久の演技が許せない。
いえ、それ以前にワカメが張り付いたような、あの前髪が許せない。

そんなわけで、ドラマ同様、小説への興味も失せてしまったわ。
だけどせっかく半年も待ったんだし、もったいないわ・・・・
との貧乏根性も丸出しに、この寒空の下をキコキコと自転車こいで
行ってきましたよ。図書館へ。


なのに・・・・・・・・・・




図書館休みじゃん!!! うっそー!!



えっ?? 館内整理日?? 

知らねーよ



寒風吹きすさぶ街中を、10分もかけて遥々やって来たというのに!!!
たいして読みたくもない本を取りに、わざわざやって来たというのに!!

仕方なくわたくしはスゴスゴと、近くのスーパーでお夕食の買い物。
そこにダリーンからメールが。


『今夜は仕事で遅くなるので先に食べといて』


こんニャロー!!!
こんな惨めな気分なのに、独りきりで晩飯なんぞ食えるかよっ!!!

そう思いつつも、仕方なくパン屋でアンドーナツだけ買って帰りました。
その帰り道、横断歩道を自転車で颯爽と走り抜けようとした、その時です。

福祉施設の送迎バスが猛スピードで横断歩道に突っ込んでくるではないの!!!
あやうく轢き殺されるところでした。福祉バスに。


帰宅後、どっと体中に疲労感が・・・・。

冷え切った体を庇うように熱い紅茶を入れ、
重い体を引きずるようにコタツに入り、テレビをつけるわたくし。

すると、画面にいきなり水戸黄門のドアップが!!
引いたカメラが、下郎どもに囲まれた黄門様と助&格を映す。
待ってましたとばかりに、黄門様が吼える。

「助さん、格さん、
 こいつら全員、死なない程度に可愛がっておやんなさい!!!」


大立ち回りを演じる助さん格さんと、それをホッホッホッとほくそえみながら
遠くで見つめる黄門様。

そんな映像をぼんやりと眺めながらアンドーナツを齧るわたくしの目には、
いつしか涙が・・・・。

それは辛いだけだった今日という日に向けられた怒りの涙なのか、
それともか弱き庶民を救うフリして実は誰かをなぶり殺しにしたくて
たまらない黄門様の心の闇を垣間見てしまった悲しみの涙なのか・・・・。


涙を拭いながらしばし考え込んでいるうちにどーでもよくなって、
わたくしはその後、温かいお風呂に入って一日の疲れを癒したのでありました。

そして由美かおるのように艶やかに能天気に日々を生きていくことを
湯煙の中で誓ったのであります。


「人生って、風呂の水みたいなものよね♪」


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◆水戸黄門 由美かおるスペシャル◆

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (haney)
2005-11-16 21:14:55
はじめまして。私も本、読みたいなーって思ってます。初めはドラマで見ればいいかなって思っていましたが、本だと、野ブタ役は男だし、山下君の役は登場しないらしいので・・・。読んでみる価値はあるかも
返信する
コメントありがとー☆ (女王様です。)
2005-11-16 23:29:49
haney様、コメントありがとうございますです。



「野ブタ。」の本、実は取り置き期間が明日までなんです。

悔しいけれど明日また、図書館に行ってきます。



今度はバスに轢き殺されないように注意しなくちゃネ





読んだらまた、本の感想書きますのでよかったら

読んでくださいませ
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