雑記帳

生存報告

飲酒は単なる習慣である。断捨離と自分へのご褒美の話。

2023-09-01 11:23:44 | 日記
以前読んだアルコール依存症についての新聞記事で印象に残っていた内容(うろ覚え)。

「仕事での失敗から逃げたかったからとか、配偶者に先立たれた辛さを紛らわすためとか、周囲の人は本人がアルコール依存症になった理由を探してしまう。映画などの創作でも物語として納得させるために何か理由をつけられがち。本人も他の人に訊ねられた時はそれらしい理由を探して答えるだろう。でも実際のところ、何となく習慣で飲んでいるうちに依存症になってしまう場合が多い。仕事終わりの一杯やただの晩酌だったのに、いつの間にか依存症になってしまったのだ」

なるほどそういうものかもしれないな、と思ったのですよ。私自身がまさに「何となく習慣で飲んでいる」ので。特にこの数年は外で飲む機会がほとんどなくて家飲み。別に酔っ払いたくて飲んでいるわけではない(飲み過ぎると次の日が辛い)ので量はビール1〜2缶程度。チューハイやハイボールもそこそこの頻度で飲む。ワインや日本酒は大好きだけど飲み過ぎることがあるのでたまにしか飲まない。コントロールはできてるつもりだけど、ほぼ毎日飲んで身体にいいはずはない。

つい先日、50代女性会社員が断捨離をする番組を見た。400着も服を買ってしまった女性に、やましたひでこさんが「物で自分をはげましてきたのよね。がんばってきた自分へのご褒美だったのね」と声を掛けていた。なるほど、買い物(消費行動)にはそういう理由もあるのだなと思った。私は形あるもの(残るもの)は必要なものしか買わないタイプなので(例外はある。好きなアニメのグッズを買ったりはする)部屋に物があふれるタイプの人に共感はできないけれど、気持ちは理解できるなあと思った。

で、さっきふと、私がお酒飲むのも無意識での自分へのご褒美、という文脈で説明できるかもしれないと思ったのね。「がんばってる私にご褒美スイーツ」的な。
女性同士の話題やダイエットの話で「お菓子がやめられない、分かっちゃいるのについ食べてしまう」というのはよく聞く。聞くたびに「なんでそんなに甘いものを食べたいのか理解できない。美味しいけど毎日食べたいとは思わないし量も少し食べれば充分」と思っていたけれど、これお酒に置き換えたら私も一緒だわ。すごく納得してしまった。

自分へのご褒美、と毎日少しずつ摂取しているうちに習慣化して依存してしまうということなのかも。お菓子もお酒も。

お酒以外に自分をねぎらう方法を見つけたい。
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