今年最後の「絵手紙教室」

■絵手紙教室の生徒の作品


■私の作品～世界にたった一つのオリジナルカレンダー～

１２月８日は、今年最後の絵手紙教室でした。
今回は、絵手紙によるカレンダー作りでした。

先生が準備してくれた色とりどりの台紙に梱包の紐で額縁風に回りをアレンジし、新年に相応しい題材を選んで描き、カレンダーの日付は自作で、正に世界でたった一つのオリジナルカレンダーを作成しました。

私が作成したオリジナルの絵手紙式カレンダーは、南天の実と柿を描き、日付を作成したものでした。
出来栄えはと言うと、それなりのカレンダーになったものの、南天や柿の光具合をもう少し観察力を高めて描くことや、柿の実の筋を交えて描くことなど反省する点も多く出てきました。

この１年間、私が受講した絵手紙教室は、仙画紙に描くだけでなく、季節に合った題材をもとに提灯や額縁、花瓶などに描いたり、いろいろと工夫を凝らした変化に富んだ素晴らしい教室になりました。特に、年１回、仙台市内の情報プラザを利用して開催される、会社ＯＢによる絵画、写真、ミニ盆栽、工芸品の展示会には、絵手紙教室に通う生徒の作品を出展するなど、日頃の成果を発揮する場を提供していただき大きな励みにもなりました。

来年の絵画教室は２月から始まります。
絵画教室へ通って４年になりました。
なかなか上手くなりませんが、情操教育も健康の内と思いながら、日々精進していきたいと思っています。

【追伸】

先日、８３歳で亡くなった高倉健氏のお別れのメッセージにあった言葉が頭から離れません。

『往く路は精進にして　忍びて終わり　悔いなし』

これは、高倉健氏が、「南極物語」の出演で悩んでいた時に、「天台宗比叡大行満大阿闍梨酒井雄哉氏から送られた言葉と言います。
簡単に要約すると、「物事は成就するまでは精進を続け、どんなに苦労しても悔いはない」とありました。

素晴らしい言葉と思いました。

私の来年の目標は、『往く路は精進にして　忍びて終わり　悔いなし』です。
来年の目標というか、これからの人生の過ごし方、生き方というか、遅きに失した感も否めませんが、日々、新たな気持ちで過ごしながら、今だから、今しかできない、今やれることを精一杯取り組んでいきたいと思っています。