青い空が大好きな゛bluesky531゛の徒然日記

日常の出来事を日記風に徒然なるままに書いています。

新緑の「ホタルの里」台原森林公園

2015-05-27 06:38:15 | スポーツ
■すずめ踊りの練習(地下鉄旭ヶ丘駅前広場)
 

■「ホタルの里」
 

 

 

■ジョギングコース


■オカリナ練習
 

■「茉莉花」の彫刻
 

■宮城蔵王山:尺八を吹く女性(2004.10.16)
 

 

5月24日、仙台市青葉区旭ヶ丘でダンス関係の会議がありました。
会議は地下鉄旭ヶ丘駅ビルで開催され、ビルの前は、仙台市杜の都緑の名所100選に選ばれている台原森林公園が広がり、その名のとおり森林が残されている緑豊かな公園で、会議が終わった後、折角の機会だったことから、地下鉄旭ヶ丘駅から地下鉄台原駅の一駅を歩いてきました。

地下鉄旭ヶ丘駅前の広場では、大学生がすずめ踊りの練習に励んでいました。
夏まつり「仙台すずめ踊りは」は、7月25日・26日の二日間、仙台駅東口の宮城野通りで開催されることになっていますが、一糸乱れぬ統制のとれた練習風景を見ることができました。

園内には、「ホタルとメダカの里」の看板が掲げられ、一度全滅したホタルや、国の絶滅危惧種のクロメダカを地元住民の方が保護活動をおこない、見られるようになったそうです。
6月下旬から7月上旬まで飛び交うホタルを見ることができるそうで、是非、今年は、台原森林公園でホタルの観賞をしてみたいと思いました。

もう一つ、公園内を散歩して嬉しいことがありました。
何処からかオカリーナの音色が聞こえてきました。
坂道の遊歩道を歩いていくと小高い丘にある東屋でオカリーナを吹く人がいました。
暫し佇みオカリーナの音色に聴きほれてきました。
新緑が萌える園内でオカリーナの演奏を聴くとは思いもよりませんでした。

10年までのことでしたが、蔵王山で登山をしていた帰りに、尺八を練習している女性に会ったことがありました。
遠目で女性に会った時は、登山用のストックを持っているとばかり思っていましたが、近づいてみると尺八でした。
尺八の音色が大好きな私は、好奇心がメラメラと燃えていろいろ聞いてみました。
山で吹く尺八は、普段の練習とは違い、山にこだまし、音が澄み切って大好きな練習場所とおっしゃっていました。
夕暮れ時の蔵王山で尺八の練習に遭遇し、失礼と思いながら、暫し登山道に佇み、尺八を聴かせていただいたことがありました。
その思い出が脳裏に焼き付いていますが、今回もまた、緑が広がる園内でオカリーナ演奏を聴くとは思いもよりませんでした。

練習が終わって帰ってくる人に話を伺うことができました。
介護施設に働いている男性で、1年半前に宗次郎のオカリーナ演奏のCDを聞いたきっかけで始め、オカリーナは独学で、公園内の近くに住んでいることから、時間がある時は、朝方や夕方に来ては練習しているとおっしゃっていました。元々、ハーモニカもやっていたようで楽器には殊のほか興味を持っておられる方でした。
入所している人たちとは、オカリーナの演奏に合わせて歌を歌ったりしているそうで、入所者の皆さんも生き生きとして喜んでいるとおっしゃっていました。
目的をしっかり持って練習しているようで、歌いやすい童謡を中心に入所者のケアを含めて活動されているようでした。
自分の趣味を活かしながら、仕事にも幅を広げて活動されておられることに感心をして聞いてきました。
最近、私もオカリーナ教室に通って練習をしていることから、興味を持ちながらお話を伺うことができました。

台原森林公園の散策は、地下鉄台原駅近くの台原入口広場にある、「茉莉花」の彫刻を見て帰りましたが、大学生のすずめ踊りの練習風景、ホタルの里の見学、偶然にも聴くことができたオカリーナ演奏、最後に彫刻の観賞と充実した時間を過ごしてきたことに幸せを感じたひと時でした。
新緑に萌える五月の風を背に受け、思いっきり公園内を散策する時間を共有できる幸せを感じてきましたが、近場でこういう環境の中に住んでいる人たちを羨ましくさえ思いました。