穴銭格闘記

趣味の古銭収集を中心に

周通元宝大字

2009-06-30 20:00:32 | Weblog
 後周のお金
中原の五代最後王朝である
世宗と歌われる 柴栄のお金
国力も充実した優れた国であった証にこの銭がある。
若くして亡くなったがため
北宋の礎になった感が歪めないが
すっきりとしたお金である。

乾(ケン)封泉寶鉄面

2009-06-28 19:44:40 | Weblog
 楚のお金
鉄銭であり 大銭である。
この時代のお金としては大きい
つまり 権銭(政府の力で価値を大きくさせているお金)とは
意味合いが異なるような気がする。当十と考えればそれなりの
大きさ 重さのある貨幣である。
この楚と言う国は 経済的に隆盛だったのかもしれない。

ケン享通宝

2009-06-27 19:28:39 | Weblog
 久々の銅銭
南漢のお金
収集し始めの頃
このお金にお会いすることが
一つの目標だったが
入手すると 銭箱の中に直行!
悲しいもんである。
大切にと思う心と
集まって手に入ったと言う安堵感が
交錯して 見捨てられる。

乾享通宝 鉛

2009-06-26 20:05:04 | Weblog
 やはり南漢の鉛銭
これの銅銭は珍貨であるが
鉛銭を良く出す国である。
不思議なことに鉛銭書体がばらばら
銅や鉄のようにきっちりと
鋳出すことが出来ないのかも知れない。

南漢 開元通宝

2009-06-25 20:43:08 | Weblog
 南漢のお金
南漢? 食の広州である。
銅はもともと 中国では産出が少なく
広州では ???
日本との貿易するほど 日本は発展していない!
つまり そこにあるのは鉛!!
色々な種類があり 書体もばらばら
この お金を使いたいとは思わない。

閩 開元通宝

2009-06-23 22:30:29 | Weblog
 閩のお金
これは鉛であるが 鉄も銅もあるようだ
当然 当十で有ろうが
大銭(権銭)ばかりでは住民も嫌がるであろうに
苦労人であるはずの王が
権力を持つと 住民を苦しめる
これが世の習性かもしれない。

咸康元宝

2009-06-22 20:24:41 | Weblog
 これも 前蜀
稚拙な書体で 開元通宝を利用いている
これまで紹介した銭は 皆元寶を使っている
母銭(彫母)から新規に作るのは 時間と金が
必要なのか?
じょぼい銭である。

乾徳元宝

2009-06-21 05:11:27 | Weblog
 やはり 前蜀のお金
古銭箱を漁ると 小さな感じの乾元重宝と
良く間違って入っていることがある。
勿論 催し会場や古銭屋へ行っても同じ!
この画像の小型は そうした経緯で入手したと記憶している。
昨日は 某古泉会へ行って来た。
出来損ないの三銖を手に入れ 悦に入っている。
穴銭の世界にも、ものすごいものが山ほどある、
一生かかっても全てのものは見尽くせないだろうが
でも新しいものを見るのは楽しい。