穴銭格闘記

趣味の古銭収集を中心に

宣和通宝折二真書

2009-09-30 19:54:56 | Weblog
 昨日の表現に少し誤解を招くおそれがあるので
改めて 私の保有している宣和通宝には 貴品珍品がないのであって
この宣和通宝の小平には 貴品名品珍品は多い。
前振りはこれぐらいで
なのに折二には 確たる名品を聞いたことがない。
何度も説明しているが 明治以降の流入では
まだ判断が出来ていないのかもしれない
もしくは わたしが 浦島太郎なのかもしれない。

宣和通宝小平

2009-09-29 20:17:19 | Weblog
 この宣和 真篆 山ほどある 希品珍品はないが
このときに 水滸伝 が始まった
あほな中央政権と 賢い民衆に人気のある地方勢力が 激突!
結局 北宋の体力を失っていく 
偉い人 幹部 上層部 と言われる人は 自分の保身以外に興味は無いようだ
市井の人は 天下国家を論じるが 
政治の上層部は如何に保身するかしか論じないのか?
そんなときにも 美しい銭はできる
何時の時代も職人はえらい!
そう思える 宣和通宝である。

重和通宝

2009-09-28 19:49:50 | Weblog
 1年間だけの重和元年 小平銭のみ。
案外どこにでも見る、日本に結構あると思う。
しかし 高価、 なかなかお気に入りである。
若干 篆書の方がどれを見ても小さいような気がする。

政和通宝折二鉄銭

2009-09-27 08:04:23 | Weblog
 この時期には鉄銭が増えたような気がする
単に入手し易いという環境で判断しているが
やはり 多く作られたのではないだろうか?
鉄は錆びる が 利用範囲は多い
銅はなかなか錆びにくい 加工もし易いが 重い
資産と言う言葉からは やはり 銅なのかな?
しかし 当時 鉄が良く採れたのかな?
疑問ばかりが残る。
もう少し勉強します。

政和通宝折二篆書

2009-09-26 15:46:59 | Weblog
 篆書は何ゆえかあまり待っていない。
まあ 江戸時代までは 日本には殆ど流入していないし
明治になってから 古銭収集している人のために
輸入されたものと思います
価格の安さから考えて 発掘すれば
大量に出てきたと考えます。
しかし 違う書体が手に入ると
価格を別にして 嬉しさが先立ちます。

政和通宝小平篆書

2009-09-24 22:02:26 | Weblog
 篆書これまた 立派!
文句無しに美しい!
面白いことに 次代の重和通宝の名前が
源氏名のに付いたものがある。
これまた 面白い
魅力あふれる北宋の一群である。

政和通宝小平真書

2009-09-23 08:11:21 | Weblog
 この政和も綺麗で種類も多い
北宋銭の優美さ代表しているようだが
末期の政権によくある廃頽的な香りなのかもしれない
歴史的には 水滸伝の舞台になった時
政治は 腐りきって
庶民は悪政に喘いでいた時に作られたと思うと
なんとも 言いがたい。

大観通宝鉄銭NO2

2009-09-22 12:51:25 | Weblog
 あるある鉄銭にもこれだけの大きさの違いが
対銭が無い代わりに 色々な大きさや書体や鉄や銅といった
素材の違いがある。
美しい銭であると共に種類の多さが
コレクターを喜ばせてくれる。

大観通宝鉄銭

2009-09-21 07:20:55 | Weblog
 兎に角 大観には大きさ、素材と色々ある
鉄銭である。これもまた色々ある。
案外 この雑多な種類を集めるのには苦労していない。
小まめに 催しに足を向け 一山いくらの雑銭からも
根気良くすれば何枚か出てくる。