万暦通宝背接郭星

背接郭星
何故郭に着けて星が必用なのか？
ミントマークであることは確かだが
旧習に従うなら　郭の上もしく下の真ん中だろう！
面が重点通であり　同じ鋳地の作であろう。

万暦通宝規暦小字

前日の銭監（鋳地）とは
まったく別な銭とは思うが
マ垂れの第1画が垂直に引かれているのが特徴
昨日のが男としたら
今日のは　女性ほい。
昨今ではこれも差別といわれかねないが
分類　区別には兎角　性別を意識させられる。

万暦通宝規暦

万暦通宝規暦　中国名である。
日本名は差別用語として　表現が？
しかし　こと　趣味の世界に
差別はとは
この　源氏名のお陰で
この銭は有名である。
また　好まれている。
表現とは難しいものだ。

万暦通宝肥字

　太い書体
増して　濶縁もある。
どんな　母銭を使用していたのか？
興味が沸く
しかし　明銭全般に　母銭は少ない

万暦通宝斜宝

　昭和泉譜にはこう書いてある。
暦のはねが極端に広いのが特徴　結構ある。
果たしてこの中に　珍品は・・。
あるわけが無い　
だから　珍品と思わないと　

万暦通宝爪頭通

　ク頭通というべきか　
爪頭通というべきか
頗る悩んだ！
一番上んは　背郭上に陰半圏星がある
しかしこれが当時のものかは不明
謎多き万暦通宝である。

万暦通宝単点通

　単点通である。
通字の点は重点が基本と思う
つまり　単点は　省略された形
ということは　少ない？
まあ　鋳造したところは少ないかもしれないが
わりと　お目に掛かれる。

万暦通宝

万暦通宝です。
明代末にしては安定した時代であったと思う
銭を見ても　まだまだゆとりを感じる。
鋳造技術も安定してきたのだろう。

泰昌通宝重点通

泰昌通宝重点通である。
特別なものではない
単に　単点通の書体が多く
あぶれただけであるが
以外に立派な作りで
亡国寸前とは思えぬ大きさである。
背に接星があり　なんらかもミントマークであろう。

泰昌通宝重点通

泰昌通宝重点通である。
通字の点は
単点or重点？
どちらが　本家？
私見では　やはり重点通が本ちゃんと思うが
時代の流れに　つい負けそう！！