穴銭格闘記

趣味の古銭収集を中心に

天祐通宝当三背

2009-12-31 09:01:53 | Weblog
天祐通宝当三背である。
三の字が 参で表されており
庶民は読めるの?と思うが
大きさ 重さは当時とすれば充分にある。
今年も最後の日である 
外は先ほどまで粉雪が舞っていた
空は 快晴
道行く車は まばら
経済的に冷え込んだ一年でしたが
落ち着いた時間がここだけは流れた気がします。
今年一年ありがとうございました。
また来年も できるだけ頑張りますので
宜しくお願いいたします。

天祐通宝

2009-12-30 08:38:06 | Weblog
やはりこれも元末叛徒銭で
張士誠が鋳造した天祐通宝である。
背に 一の字があり
頗る判り易い。
この他に 二、三、五と背に判りやすく
鋳造されている。
庶民に支持されるのは
判り易い政治かもしれない。

龍鳳通宝当三

2009-12-29 20:09:11 | Weblog
小平、折二、当三と3種あるが
折二は無い、そして高価!
まあ この2枚で宋国の韓林児のお金として許して欲しい。
しかし 宗教の力はすごい
この国(宋)の源である。

龍鳳通宝

2009-12-28 22:29:45 | Weblog
憧れの銭貨である
これを手にした時は 頗る嬉しかった
今でも 他人に見せるのも嫌である。
この伝世品
よほど可愛がられて時代を超えて
いま 私の手元にある
そう思うと 尚更可愛い!

至正通宝無背

2009-12-27 08:26:58 | Weblog
これはお愛想
おそらく 安南鋳の写し銭と思うが
なんとなく 可愛くてこの群に入れています。
写しだから 背はいらない
しかし 案外 写し銭は背も一緒に写している
ではこれは もう一手間かけるほどの値打ちは無いと思うが

至正通宝背星十

2009-12-26 08:07:55 | Weblog
こいつは厚い!
それも 鋳造が悪い
しかし 重くて素朴で誠実感がある
権銭としての 風格がある。
昨日紹介した銭とは 大いに違う。

至正通宝当十面

2009-12-25 22:05:26 | Weblog
 錆錆のお金
文字もはっきりせず
ただ大きさだけがあり当十らしい
これを見る限り 中国の技術があるとは
到底思えない。 
しかし この元も末期に近い

至正通宝当三

2009-12-24 19:54:46 | Weblog
やっと「べく可」が出せた。
至正通宝当三は作りも精緻であり
前の折二とは雲泥の差である
おそらく 鋳造時期が異なると
考えるが・・・。
これほど 差の大きい同一銭名のお金は
この至正通宝だけだと思う。

至正通宝小平辰卯

2009-12-22 19:55:28 | Weblog
大変美しいお金である。
私の大好きな細縁で書体も美しい
残念なことに 巳、午は入手の機会を逸した
最近は 入札誌でも お目に掛かれない。