穴銭格闘記

趣味の古銭収集を中心に

大泉五十

2009-03-31 22:07:24 | Weblog
大好きな銭である
種類も多く 大きさ重さも千差万別!!!!
古銭の真髄!
しかし いくら大きいものと前回の小泉とを比べても
五十倍にはならない
中国とは 理解しにくい国だが
それゆえに 重さについてはシビアーである
それを思うとこの銭はどこへ・・・・。

小泉直一

2009-03-30 19:56:00 | Weblog
辻褄を合わせる為か?
経済的理由か?
埋葬銭より少し大きい通貨を作る。
この後紹介する
大泉五十の当一に相当する。
しかし 小さい。
でも
この銭が世の中で初めての四文字入った
方孔円銭の祖かな?
開元通宝よりず~っと早い。

契刀

2009-03-29 07:55:57 | Weblog
王莽の新
優秀な頭脳を持った王の下の理想国家
で作られた
世にも滑稽な貨幣制度の始まりである。
掲載の画像は
本来は契刀五百と言われている刀状の貨幣の頭部で
円形の貨幣として再利用されたと思われるため
下の刀の部分はない。
逆に考えると 下の刀部分だけが独立してあるはず
見かけたことがない。
また 普通古銭は 割ったり傷つけると
頗る価値が落ちるが この契刀は
一定の価値を持ち続けている。
不思議なお金である。

隋五銖

2009-03-27 20:09:29 | Weblog
金味の良いお金である
いみじくも これが最後の五銖銭になる。
隋が倒れ 唐になると
穴銭の総元締めである開元通宝が誕生する。

私は 何事も有終の憂いが好きである。
花火のような 余韻のある一孔である。

置様五銖

2009-03-26 20:24:47 | Weblog
おきがたごしゅと読む
大きく濶縁
見たら判る
北魏の字の良く似ており
北系の書体を受け継ぐ
大きくて綺麗
しかし 私の手元には
この 一枚しかない!
少し綺麗過ぎるのと
あまり変化がないのが
面白くない 一因かも
美人は手に入れるまでが天国で
なりの女子は 何時までも飽きない
綺麗さは 冷たさに イコールかもしれない。

白銭五銖

2009-03-25 19:57:56 | Weblog
綺麗で繊細な五銖銭である。
白銅のような 銅の練りの良い一孔で
隋五銖の親分かな?
この銭に
あまりコメントはない。
とにかく 綺麗!

北魏五銖

2009-03-24 20:20:19 | Weblog
疲れて北!
五銖も種類が多い!(分類が正確は別!)
この銭は、独特の書体
銭もそれなりに立派!
所詮五銖されど五銖
貧乏人の私には
量があり当然安価
種類の多いものが
分類の対象になる
選り銭をしていて楽しい
次に何が来るのか???
たとえ安価な有触れた物であっても
手持ちの銭の兄弟が増えるのは嬉しい限りである
ただ 五銖銭とはあまり縁のない銭種であったが・・。


六朝五銖

2009-03-23 20:14:23 | Weblog
ここまでくれば
何でもありの世界
世の中が荒れ
政治も経済も混乱しているのが
手に取るように判る。
宋、斉、梁、陳、魏、周
たぶんこの六朝を指しているのだろう
隋が統一するまで
この貨幣を見る限り
泥沼の世界が目に浮かぶ。

陽文五銖

2009-03-22 08:01:53 | Weblog
銭面に十の字が
おそらく 故意に作ったのではなく
偶然に鋳造時に 銭笵に付いた傷
と私はと思う
これ以外にも 色々な所にあり
一の字の組み合わせが殆どである
しかし 事の意義は別として
可愛い一孔であり
お気に入りの一孔である。
大きさや書体、金味や状態で
五銖銭も分類されているが
見て明らかに判る
単純明快なものが素直に好きである。
只 最近悪質な贋作が横行していると聞いた
特殊な物こそ格好の贋作の巣
人の心を傷つけてまでお金儲けをする人の気持ちが判らない。

両柱五銖

2009-03-21 19:10:40 | Weblog
銭面に穿の上下に星がある。
何のため?
わざわざ
五銖銭のなかにも色々星や横棒
はたまた陽文、陰文等色々とあるが
近代銭にはミントマークと言われる隠し記号があるが
それでの無かろう、
以降の穴銭には、鋳地(使用地域)を背に表す文字が入ることがあるが
でも無かろう?
又もや額面を上げるため(権銭)か!
多分!
小さいし暴利を稼ぐために作られたものだと思う
いつの世も お上の考えは 市井とは合わない。