穴銭格闘記

趣味の古銭収集を中心に

方足布

2009-02-28 17:52:14 | Weblog
方足布
やはり春秋時代
乗邑布、安陽布、襄垣布など
種種さまざま

尖足布

2009-02-27 20:40:01 | Weblog
春秋時代の貨幣
高城布と言うらしい
この種では一番安い!
まあ 雰囲気だけでも
案外 薄い
量産されたと考えられる。
農耕具の形からきたことは間違いない
農具と貨幣が そろそろ分離しだした瞬間
それが この 尖足布 なのかもしれない。

馨幣

2009-02-26 23:18:20 | Weblog
馨幣(けいへい)
虎の顔が2つ
いかにも勇ましい
UFOの形や龍の形もある
果たして お金なのか?
宗教上の飾りのような気もする
周時代の青銅文化の一つと思えば
世界遺産を持っているような気になる
それが 手ごろな価格で
古銭の世界の魅力である。

魚幣

2009-02-25 20:35:48 | Weblog
周時代の貨幣と言われている
果たして?
確かに大切なものをわざわざ銅で模倣している
これは 重大なことである
宗教的な供物として
埋葬用の副葬品として
いろいろ 考えられる
まあ しかし 面白い
鱗のある物や 大きさもばらばら
デザインは何とも粋である。

直刀

2009-02-24 20:08:19 | Weblog
直刀(無文)
これで大型らしい
戦国時代中末期に趙の国で作られたとのこと
簡素で美しさすら感じる
これで 刀幣はおしまい!
有終の美とはいかないけれど
まあ こんなものかと思いつつ
次回 こう ご期待!!!

明刀

2009-02-23 19:57:49 | Weblog
明刀の背
春秋時代末期から戦国時代末期に燕の国で鋳造された
如何にも 国力があったことを証明しているようだ
この 明刀の 明の字で時代が判別できるようだが
私は 一手しか持っていないので
今回は あえて背字を
これも 色々あり楽しい限り
一昔前は これも高価な古銭であったが
昨今は 比較的手ごろな価格で入手できるのがうれしい
古銭は収集する上で
安くて種類の多いものほど楽しいものはない
小さな新しい発見が 胸を躍らす。
ただ 悲しいかな 先人はみんな御見通しで
未発表か 自分が無知なだけ
と言うケースが多い。

尖首刀

2009-02-22 19:55:25 | Weblog
春秋時代燕の国のお金
斉の刀銭よりは 格段に落ちるが
まだ 体裁をとどめている
これも色々種類があるそうな?
私は これ一本
悲しいが 全分野に手を出せば
完全に 家庭崩壊を起こす
人類の平和のためにも
この 銭が平和であったことの証である
刀銭は安くなったが 
なかなかエロチックな銭である。 

斉法化 三字刀

2009-02-20 20:29:24 | Weblog
何とか 三字刀まで到達
昔は安かったが
今は この時期限定と思うが 高い
手にすると 立派
気持ちが良いほどかっちり作られているが
今の 相場は高すぎる
一杯あるのに!!!
まして 四字五字六字刀など
天文的な価格
落ち着けが きっと安くなるはず
さて田氏の斉がこの三字刀
国力が充実した証か
立派なものである。
前回の農具と対象に刀が通貨になっているが
内向きの歯を考えると やはり戦闘に使う物ではなく
家内で加工をする平和的なものだったと考える。

聳肩空首布(しょうけんくうしゅふ)

2009-02-19 20:06:16 | Weblog
大空首布とも呼ばれている
晋、衛の国で春秋時代の中期から戦国時代の中期にかけて鋳造された
見るからに 鍬そのもの
農耕の中で 土を耕すことが豊穣をもたらすこと
農具としての鍬は 特に青銅で出来たものは
当時の最新鋭の農具であり 財産であったからこそ 
貨幣とし 認知されたのであろう
ただ どの空首布を見ても 上の木を指すところに土が詰まっている。
土の中から 発掘されたものが殆どであろう。


蟻鼻銭

2009-02-18 20:48:52 | Weblog
楚の蟻鼻銭
君と鬼面銭
他に六朱・安・折・行・全などの表記が見られるようだ
侮る無かれ 結構種類が多い!
つまり 鋳造技術が未熟と思われるため種類が多い
しかも これ自体が貝に似てるような?
蟻鼻の意味するところは ものすごく小さいと言う意味
戦国時代末期の経済状態をよく表している銭と思います。