穴銭格闘記

趣味の古銭収集を中心に

元祐通宝折二篆書鉄銭

2009-08-31 19:58:58 | Weblog
 鉄銭折二である。
基本的に私は手が汚れるからと言う理由で
鉄銭は あまり持っていない。
また疑問が
北宋の折二銭には鉄銭を良く見かけるが
小平銭にはあまり見かけたことがない。
何故なのか?

元祐通宝折二篆書

2009-08-30 07:57:10 | Weblog
 どうしても錆び特に青錆びの付いた
発掘物が 収集品となる。
悲しいが汚い。しかし 薬品で錆を除去する人を
たまに見かけるが 古銭自体がおかしくなる
また 元に戻らなくなる。止めた方がよいと思う。
どうしても と言う方には
毎日 自分の手で揉む 伝世品に何時の日か生まれ変わる。

元祐通宝小平篆書

2009-08-28 23:30:06 | Weblog
 篆書である。
信じていたのもに裏切られる
よくある話ではあるが 一番腹が立つ
今日可愛がっていた後輩に ・・・。
悔しい!!!!!!ところが 古銭には
裏切りは無い。騙すのは古銭を売る人だけ
これはもともと怪しいから 信じる自分が悪い
人は信じて いきたいもんだ

元祐通宝小平真書

2009-08-27 20:14:46 | Weblog
 哲宗の時代に突入
この元祐も結構多い
つまり 煕寧、元豊、元祐の3種が数量の
北宋銭のBig3である。
書家でも有名な蘇東坡が神宗から政治の中心にいたことで
元祐の銭文ももしかして?
優美な書体です。

元豊通宝折二鉄

2009-08-26 06:24:18 | Weblog
 鉄銭の折二である。
北宋の鉄銭はなかなかしっかりしている。
他の時代の物は 怖くて触れないものもある。
鉄の鋳造も確りしていたのだろう。
つい 鉄銭を馬鹿にするが
大量にあり 当時としては良貨として利用されていた証と思う。
私個人としては手が汚れるから これ一枚しかもっていない。

元豊通宝折二篆書

2009-08-25 22:12:10 | Weblog
 遂に折二の篆
このプロブ 殆ど背を見せていないが
背の中で 俯月という案外手に入りにくい
一孔がある。
悔しいが私も未入手!
それ以外は、比較的に安価で入手できる。

元豊通宝折二真書

2009-08-24 20:06:45 | Weblog
 立派な銅銭であり折二として充分市場に跋扈したであろう。
しかし 残念なことに 鋳造当時日本(平安時代)では貨幣経済は
衰退しており 後の室町時代以降に中国から輸入される銅銭は
全て一文銭(つまり小平銭)である。
古くから日本には 折二銭の存在は無く
明治以降の中国からの流入でコレクションは成り立っている。
それゆえに 出土(錆び物)が殆どで如何せんとも悲しい。

元豊通宝小平篆書

2009-08-23 10:40:27 | Weblog
 篆書なりに判りにくい。
母銭は判子で押したのかな?
同じ字が、進んだり傾いたり・・。
彫り母銭からの削字変化とは思えない
多種多様な変化が この北宋銭にはある。

元豊通宝小平真書

2009-08-22 20:48:14 | Weblog
 遂に来た元豊通宝!
北宋銭のボスと思う!
種類・大きさ・量
何を取っても北宋銭で一番と思う
が、私はあまり手を出していない
この暗黒の世界に足を踏み入れれば・・・。
ごめんなさい。