建築家のブログ 西尾善博 【 多治見 土岐 瑞浪 恵那 可児 版】

瑞浪の設計事務所。近代建築を研究。シンプルで、温かく、しっかりした設計を心がけています。

こんなリフォームがしたい『週一美容室』

2012-02-08 20:06:45 | 建築に関するコラム
『私は美容師です。駅前のお店で常連さんがいらっしゃるので、経営的には安定しています。
最近、十数年まえにできた新興住宅地では、高齢者が増えて美容院へ行くにも困っていると聴きました。
そこで、住宅地内のお宅で一部屋お借りして美容室に改装することができましたら、週一回、曜日を決めて出張美容室を開きたいと思います。
機器は一セット設置できれば結構です。

完全予約制でお願いしたいと思います。
収支は駅前の店をメインに考えていますので、それよりも皆様のお役に立てれば幸いです。』

という方がいらっしゃいましたら、声をかけてください。がんばっていいお店をデザインします。

こんなリフォームがしたい「週末料理店」

2012-02-08 20:01:30 | 建築に関するコラム
『これまで飲食店で働いてきたのですが、いよいよ退職となりました。ただ、まだ料理の腕前には自身があります。いまさら大きな店を開こうとは思いませんが、自宅を改装して、木曜、金曜、土曜の昼と夜だけ料理屋を開店します。その他の日は自宅の庭で野菜を作り、その野菜を料理に使います。わたしの料理を喜んでいただける方がいらっしゃれば大変幸せです。』という方がいらっしゃいましたらご連絡ください。よい改装案を提案いたします。

座敷喫茶(リフォーム)

2012-02-08 19:55:24 | 計画・模型
座敷を喫茶店に改装する提案です。8帖と6帖の二間続きで縁側のある部分で、図面左側の入り口と右側の厨房が増築です。



よく見ると畳も画いてありますが、イス・テーブルでコーヒーを頂くように考えています。履物は玄関で上履きにはき替えていただきます。
床が畳というのは、イス式でも大変気持ちのいいものです。

都市国家の作り方と東日本大震災

2012-02-08 08:12:32 | 建築に関するコラム
都市国家の作り方と東日本大震災

1.まずは水、食料を確保すること。現代で言えば産業を確保すること。
2.次に防衛、防災。他の国などの武力からの防衛、天災から国土、国民を守る防災。
3.次に都市国家を引き継いでいく教育。市民の育成と都市国家の知識と歴史の集積を図ること。

現代の国、都市、地方自治もこの順に考えていくと、現在何をすべきかがわかりやすいと思います。



東日本大震災では多くの都市が失われましたが、まずは産業や経済活動の復旧。防災対策を優先すべきという考え方もありますが、経済を復興するための防災という位置づけで災害リスクを計算しながら、危険なときにはすぐに逃げるという姿勢で、安全な範囲で経済を復興させることを優先すべきです。そして次に防災対策。安全を確保したら教育。学校教育をはじめ、防災教育、災害の記録を残すこと、歴史をふり返ることを通して、町を復興して欲しいと思います。そして、安全な町と健全な人びとが育ったら、また新たな産業、防災対策に力を注ぎ、さらに都市を育てて要って欲しいと思います。