建築家のブログ 西尾善博 【 多治見 土岐 瑞浪 恵那 可児 版】

瑞浪の設計事務所。近代建築を研究。シンプルで、温かく、しっかりした設計を心がけています。

事務所のレイアウトのパース

2012-03-29 20:19:03 | 計画・模型
自宅の事務所のレイアウトを変更しようと思い、
shadeでパースを作成してみた。



割とうまくできている。
詳細な寸法はこれから決めるわけだが、
相変わらず、いったんパースを書いてしまうとパース優先のようになってしまう。
要注意!

瑞浪市の用途地域について

2012-03-20 08:51:35 | 建築に関するコラム
用途地域は、行政が都市をどのように計画するかという方針を示すもののひとつである。

いろいろな都市の用途地域図を見ると、どの辺りを商業が盛んな地域にし、どの辺りに工場を作って産業を発展させ、またどの辺りに快適な住環境を構成しようとしているかを読み取ることができる。

用途地域は都市を俯瞰して、広い視野で長い歴史を見通して指定されなければいけない。

ところで、瑞浪市の用途地域を俯瞰してみると、いくつか不明瞭な点がある。
1.ひとつの敷地で用途を指定されている部分がいくつか見られる。用途地域は地域の方針であるのに、個人あるいはひとつの企業にかけるのは不自然。
2.住宅しか建てられない地域があるが、今後、高齢化がさらに進んだ場合、買い物難民の発生やコミュニティの弱体化が懸念される。

ちょっと不可解な点が多いがいかがでしょうか。


記事のタイトルを入力してください(必須)

2012-03-20 08:38:09 | 建築作品
ユニバーサルスペースを勉強しているつもりだが、
実はミースのデザインが美しいので、絵を勉強しているような気がしている。



いずれにせよ、本質へいつかはたどり着きたい。

しかし、本質にたどり着くためには・・・
やはりオリジナルを尋ねることが大切だと思う。

仕事の上で数寄屋を扱っているが、
ハウスメーカーでも数々の数寄屋風住宅を販売しているので参考にするわけですが、
現在の価値観である便利さや快適さを売りにしているために、数寄屋のおもしろさが失われているものが多い。
やはり、地元でもいくつかの数奇屋建築を見ることができるわけで、それらにはそれらなりの歴史があり、その歴史をさかのぼっていく中で、数寄屋の本質を感じることができます。

そして、日本建築のひとつの源が、ミースのユニバーサルスペースに通じるところがあるように思えています。