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西村まさと 

日本共産党釧路市議会議員

一人一人を大切にし、多様な声を市政に🌈

19日釧路駅前行動に参加

2025-03-20 20:18:02 | 政治宣伝

昨日、毎月19日恒例の釧路駅前行動に参加しました。💢

安保法制(戦争法)が9月19日に可決されたことを受け、毎月19日野党と市民が集まって釧路駅前で集会を行っています。

この日は、政党代表としてスピーチしたのは私だけでした。

昼間は春の日差しを感じましたが、日が沈むと氷点下の凍てつく寒さです。

雪もまだ残っていて、のぼり旗は雪の中に突き刺して立てました。☃️

 

私のスピーチの要旨は次の通りです。

  釧路市議会では、おとといまで市議会が開催されていましたので、市議会の中で戦争や平和についてどのようなやり取りがあったのかご報告させてもらいます。共産党議員団は村上和繁議員が代表質問を行い、その中で次のような趣旨の質問を行いました。

 まず最初に「戦争を体験し、次世代に語りつがれる方が非常に少なくなっている。戦争を証言した動画を記録として残すべきではないか」と質問しました。鶴間市長からは「証言の保存の取り組みを始めた。市民から寄せられる冊子、動画など提供される素材に応じて対応したい」と前向きな答弁を引き出しました。実際市内には民放のニュース番組の取材を受けて、悲惨な釧路空襲の体験を語った動画が今でもアーカイブ動画としてみることができます。証言をした人は今では90歳を過ぎていますが、市として残すことは重要だと思います。

 それからもう1つ重要な答弁がありました。村上議員は「今年8月、鶴間市長が市民訪問団の団長として、直接被爆地を訪問する考えはないのか」とただしました。すると市長は「私自身も市民訪問団の一員として広島を訪問したい。折り鶴を持っていきたい」と明言しました。蝦名市長は少なくても私が議員になってから8月6日に広島に行ったことなどありません。とても前向きで市政が変わった一面を見ました。

  ただし残念な答弁もありました。村上議員が「釧路港の特定利用港湾の選定を返上して、災害対応を除いて、自衛隊や米軍の釧路港利用は認めるべきではない」と強く迫りました。しかし鶴間市長は「一般船舶と同様に扱う」と述べ、自衛隊や米軍の使用を認める答弁をしました。これは前市政と全く同じで強く抗議したいと思います。

  最後になりますが、石破政権はもう末期状態になりました。10万円の商品券配るのであれば、自民党の新人議員ではなく国民に対してです。今度の参議院選挙で厳しい審判を下して、退陣に追い込もうではありませんか。私も野党共闘の先頭に立つ決意を申し上げ、訴えとさせてもらいます。


市政報告会 開催

2025-03-19 19:17:17 | 市政

日本共産党議員団は本日、2025年2月議会を中心に市政報告会を市内で開催し、約30人が参加しました。

最初に村上和繁議員から、物価高と暮らし応援、鉄道高架事業は住民投票で、太陽光発電施設の規制などについて全般的なことを報告しました。

続いて私は以下の内容の報告をしました。

その後会場から8人が意見を述べました。🙋

議員団では会場からの発言といただいたアンケート結果を基に「市議団だより」を発行することにしています。

 

私の報告の要旨 🤛

ジェンダー平等 選択的夫婦別姓制度をめぐる水面下のたたかい 

 今議会で審議された意見書の中には、選択的夫婦別姓制度の導入を求めるものはありません。表面上、議事録上は確かに何もなかったのですが、水面下ではいろいろな駆け引きがありましたので、そのことについてご報告します。

 釧路市議会では幹事長会議で各会派からの意見書の提案とか賛否、本会議に上程するかなどを決めます。今議会の冒頭で公明党から「選択的夫婦別姓制度の法制化に向けた議論の促進を求める意見書案」が提案されました。中身を見ますと「積極的な議論を行うよう」と書いてあって法制化を求めるとはなっていないとか、「家族の一体感を守ることの両立をはかる」とか根拠のない表現も一部にはありましたが、全体的には選択的夫婦別姓制度を肯定する立場からの内容でした。

 一方参政党から「選択的夫婦別姓制度を導入せず、旧姓の通称使用の法制化を求める意見書案」が出されました。内容は国民の多数が現行の同姓の望んでいるとか、親子で苗字が違うといじめにあうとか、家族の一体感がなくなるとか、夫婦同姓は日本しかないことも文化を考えれば何ら批判されるべきことはないという、全く話にならない内容です。共産党議員団ではこの案が本会議で提案された場合、反対の立場から討論をしようと準備を進めていました。

 このような相対立する意見書案が同じ議会の幹事長会議に提案されることは珍しいです。持ち帰って各会派で話し合いが行われました。その結果自民党からは公明党案の本文にある「選択的夫婦別姓制度の早期法制化に向け」という箇所を削るなら賛成するという意見がでました。公明党はその通り修正したうえ、改めて幹事長会議で各会派の態度を確認しました。

 その結果公明党案に賛成したのは参政党を除く全会派、一方参政党案に賛成は参政党1人のみという結果になりました。しかしここからが重要ポイントです。このまま公明党案を本会議に上程し採決にもちこめば、22対1で圧倒的大差で採択されるのに、公明党は自ら取り下げると言い出したのです。公明党は前回一致にこだわっているようで、前回一致にならない意見書案は基本的に取り下げるという判断をしています。一方参政党案は賛同者が3人以上いない意見書案は上程できないというルールがあるため、取り下げではなく、規則に基づいて提案できないことになりました。

 本会議という公の場で審議されなかったので、議会だより上、あるいは議事録上、選択的夫婦別姓制度の意見書をめぐる攻防は残らないことになります。幹事長会議というマスコミにも公開していない、録音もしない、議事録も残さない、昼休み休憩中に集まって行う非公式の場ではたたかいがあったことはこの場をお借りして報告させてもらいます。

 


釧路市議会2月定例会 終わる

2025-03-18 14:35:50 | 市政

釧路市議会2025年2月定例会が昨日終了しました。

議会対応に追われてブログを更新できませんでした。

最終日は、議案の採決が行われました。

全て原案通り可決されましたが、日本共産党は市民に不利益になる恐れがあるものには反対しました。

また、今任期の折り返しになり、所属する委員会が新年度から変わることになるため、各委員会では正副委員長が退任のあいさつをしました。

私は予算決算常任委員会の副委員長を務めたため議場で短い挨拶をし、全ての委員会審査の幕が閉じました。

議会日程の残りは3月26日に釧路公立大学事務組合議会が開催されるのみです。

今、学生支援、移動期日前投票所、釧路公立大学の今後の在り方などをテーマに一般質問の準備中です。

 


明日、日本共産党議員団主催で、2月議会について市政報告会を開催しますので、お時間のある方は是非お越しください。

日時  2025年3月19日 午前10時から

場所  交流ぷらざさいわい 208号室