西村まさと 

日本共産党釧路市議会議員

一人一人を大切にし、多様な声を市政に🌈

釧路市議会 最終日 議案採決

2023-06-30 22:48:22 | 市政

本日(2023年6月30日)を以て、釧路市議会6月定例会は終了しました。

議案や陳情の採決が行われました。私が所属している総務文教常任委員会では、次の議案、陳情は問題ありと判断し、反対しました。以下その理由を掲載します。これ以外の議案は賛成しました。

1、釧路市税条例の一部を改正する条例
 この条例は、公立大学法人に寄付をした場合市民税を控除するとか、電動キックボードに2,000円課税する内容です。しかし森林環境税を来年度から個人市民税均等割に加算して徴収をする内容もありましたので、以下の反対理由を述べました。 

 反対理由
 そもそも森林環境税は、温室効果ガスを排出する大企業が負担すべき税金である。復興特別税を住民税に加算する措置は令和5年度までの一時的なものであるにもかかわらず、名前を変えて増税を継続することになり、市民に負担を強いることにつながる。よって反対する。

 

2、釧路市学校給食センター建設に関わる工事請負契約締結に関する件
 この議案は、学校給食センターを現在地近くに建て替える内容ですが、阿寒給食センター、音別給食調理室をなくして1か所に集約するものです。また現在地には目前に大きな川があり、津波が来た場合甚大な影響を受けることになります。よって以下の反対意見を述べました。

 反対理由 
 釧路市学校給食センターを本案の箇所に建設することは、津波対策から考えて問題がある。給食センターを1か所に集約してしまうと、阿寒湖畔などの子どもたちに温かい給食を提供できなくなる恐れがある。安心安全な給食が提供できない可能性があるにもかかわらず、工事請負契約を締結することは認められない。よって反対する。

 

3、給食を一部停止している家庭に対する給食費返還ルールに関する件
 この陳情は、アレルギーで給食のパンを辞退したのに、その分の返金がなされなかったので是正してほしいという陳情です。しかし市教委に調査したところ、釧路市には給食を欠食した場合は返金に関するルールがあり、この陳情者にも返金していることが判明しました。そこで以下の理由で反対しました。

 不採択理由 
 釧路市には、アレルギーなどにより事前申告された欠食分は、給食費徴収から減額し返還するルールがあり、陳情者には返金している旨釧路市教育委員会より報告があった。釧路市教育委員会には保護者に対して説明不足な点はあったものの、給食費返還ルールに反し陳情者に著しい不利益を与えたとまでいうのは難しい。よって不採択とする。


釧路市議会 市長総括 学校給食費の無料化継続を

2023-06-29 18:09:31 | 市政

本日(2023年6月29日)の釧路市議会は、各常任委員会で市長総括質疑を行いました。

総務文教常任委員会所属の私は、「恒久的な学校給食費の無料化」について、教育長に質疑を行いました。

質問の要旨は下記の通りです。

答弁は、正式な議事録完成後、このブログでご紹介します。

 

テーマ 恒久的な学校給食費の無料化

(Q1 今後の学校給食費費の無料化はどうなるのか)

釧路市でも、今年8月から学校、保育園などの給食費の無償化がスタートすることになりました。この議案を議決したのは先の5月臨時議会でして、臨時議会という性質上、一般質問も市長総括もありませんでしたので、改めて今議会で市長総括としてとりあげさせてもらいました。

 学校給食費の無償化については、昨年12月議会の本委員会の市長総括でもとりあげさせてもらいました。当時も3か月という期間限定の無料化が行われており、このまま年度末で終えてよいのかという趣旨の質問をしました。教育長は「この無料化は令和4年度限りで、令和5年度も継続することは考えていない」と答弁されました。その方針が、5月の臨時会で覆ることになった訳です。ただし無料化は8月分からで、今年4月から7月までの4ヵ月間は無料化が途切れてしまった訳です。コロナ交付金が支給されるのを待たずに、年度当初から無料化する予算編成はできた訳で、コロナ交付金の支給確定後に充当するというやり方だってできたはずです。

 先週の一般質問で、総合政策部長は物価高騰施策に関し、「コロナ交付金の枠内で、という考え方はしてない」と明快に答弁されていました。そうであれば、学校給食費の無料化が8月からスタートするというでは、整合性がとれないと感じられました。

 そこでお伺いしますが、令和6年度以降の学校給食費の無料化はどうなるのでしょうか。無料化はあくまでも今年度限りで、国からまたコロナ交付金とか何らかの交付金が決まったら年度の途中から無料化するという同じやり方を繰り返すのか、教育長の学校給食費無料化についての方針をお聞かせ下さい。

 

(Q2 政府自民党の提言)

 この間、学校給食費無料化について、世間では好意的に受け止められ、導入する自治体が増えています。とりわけ今年は市議会議員選挙がありましたが、地元新聞のアンケートに答える形で、少なくない候補者が学校給食食費無料化の実現をあげて、当選されています。私のように、議会質問の場で要求するのではなく、市教委の方から議案提案するのを待っているように感じられます。

 学校給食費無料化を求める政治の流れは釧路市だけではありません。国政では自民党さんも給食費無料化について言及をしています。例えば今年3月27日付け、自由民主党「子ども・若者」輝く創造本部が出した論点整理の4ページ目には給食無償化を明記されています。これを受け本年3月31日子ども政策担当大臣名で提出された「子ども・子育て政策の強化について」の10ページには「学校給食費の無償化に向けて課題の整理を行う」と明記されました。子ども家庭庁がこのような文章を策定したことは大変意義深いことと思われます。そこでお尋ねしますが、子ども家庭庁が3月31日に出した「子ども・子育て政策の強化について」に対する教育長のご所見をお聞きするとともに、学校給食無料化を進める準備に早速取り掛かっていただきたいのですが、いかがですか。

 

(Q3 学校給食法11条を根拠にできるのか)

 この5年間、教育長には、一般質問、代表質問、市長総括で何度も学校給食費無料化について繰り返し質問してきました。無料化ができない理由に学校給食法11条を根拠にされてきました。しかしこの点については、わが党の国会論戦で「自治体の判断で無償化を行うことは決して学校給食法違反になるわけではない」と当時の柴山文科大臣が明快に答弁したのです。

 食材費を保護者に求めるのが法律の立場で当然だという考え方に立つと様々な矛盾が生じます。給食無料化は白糠町など釧路管内のほとんどの町村で実施されていますが、これらの自治体は法律から逸脱したことをやっているといえるのでしょうか。また釧路市においても、物価高騰で給食費があがらないように学校給食会に補助したこともありますし、期間限定ながら給食無料化を実際に行いました。それにも関わらず学校給食法11条をもちだすことは論理の一貫性に欠けるものと言えます。学校給食法11条の形式的文言に拘束されるのではなく、政府による有権解釈の方を優先するのが自治体にとっての正しい判断につながるのではないでしょうか。そろそろ学校給食法11条に対する市教委の認識を改める時期に来ていると思われます。そうしないと釧路市が時代の流れに取り残される危険があると思うのですが、教育長の認識を改めてお伺いします。 

 

(Q4 就学援助・生活保護で無料化実現論の誤り)

  もう1つ、学校給食費の無料化ができない理由として度々あげられるのが、就学援助と生活保護によって、4人に1人が既に無料化されているからという理屈です。言い換えれば、「給食費が払えない低所得世帯だけ無料にすればいい」という論理です。これも一見正しいように感じられます。しかしよく考えると違うのです。

 給食費免除をされている子どもは、物心がつくと自分の家は貧しいのだと覚るようになります。給食費を払う家庭と免除される家庭とで、見えない分断が生まれる事にもなりかねず、免除は権利なのに肩身の狭い思いを与えることになりかねません。基本的人権の保障がお金のあるなしで決まっていく社会は、安心できる社会とはいえません。私は基本的人権に関わる制度は無料にし、どんな人でもそれを享受できる社会が安心できる社会と考えます。給食無料化の財源は税金であって、富の再分配によって誰もが安心できる社会を作るのが本来ではないでしょうか。給食の無料化は、我々政治家がどんな社会を目指すのかが問われるテーマといえるでしょう。受益者負担論とか自己責任論とか優勝劣敗とかではなく、義務教育は無償化とする憲法の完全実施が理想の社会だと思います。その無償化には授業料のみならず給食費も徴収しないというのが、憲法の立場だと思います。誰もが平等に給食無料化の恩恵を受けられる社会を目指すべきであります。就学援助や生活保護に対しては概して恥ずかしいという気持ちを抱かせるスティグマの問題が起きやすくなります。低所得の家庭に対する給食費免除と学校給食費無料化というのは、焦点が違う話になると思うのですが、教育長の見解を改めて求め、質問を終わります。


釧路市議会 総務文教常任委員会 小部局 総務部 審査

2023-06-28 19:33:45 | 市政

本日(2023年6月28日)の釧路市議会は、引き続き常任委員会審査を行いました。

総務文教常任委員会所属の私は、小部局と総務部の審査に臨みました。

釧路市議会では、選挙管理委員会、監査委員会、会計室等を小部局としてまとめて審査します。

その小部局では以前このブログで書いた危険な公営掲示板について、質問しました。

公営記事版の高さの上限についての規定はないが、危ない所は今後検討したいとの事。

また総務部の審査では、新給食センター建設の工事請負契約締結に関する議案を審査しました。

新給食センターは、広大な釧路にもかかわらず1か所に集約し、津波被害の可能性のある川の目前に建てる計画です。採決はあさってですが、この新給食センター建設の懸念を指摘しておきました。

 

危険な公営掲示板に関わる具体的な内容はこちらから 

 

危険な公営掲示板 - 西村まさと 

今回の釧路市議会議員選挙における公営掲示板について、市民の方から相談を受けました。公示日に公営掲示板の最上段の位置にポスターを貼ろうとして、脚立に上がったところ...

goo blog

 

 


釧路市議会 6月定例会 総務文教常任委員会

2023-06-27 18:40:35 | 市政

本日(2023年6月27日)の釧路市議会は、常任委員会審査が行われました。

私は総務文教常任委員会所属なので、午前は財政部、午後は総合政策部の審査に加わりました。

財政部では、来年度より個人住民税に、森林環境税を上乗せすることになっていて、それに関わる条例改正について議題になりました。森林環境税は、個人が負担するのではなく、温室効果ガスを排出する大企業が負担すべきものではないでしょうか。

午後の総合政策部では、「男女平等に関する市民意識・実態調査報告書」の概要について報告がありました。このアンケートでは初めて「性の多様性」についての設問があり、その解答の分析について報告されました。私は、同性パートナーシップ条例の早期制定を求めました。🌈

 


釧路市議会 2023年6月議会 一般質問

2023-06-22 19:35:36 | 市政

釧路市議会2023年6月議会の一般質問が、本日(6月22日)行われました。

私は一問一答方式で質問しました。1回目の質問の要旨をご紹介します。

答弁と再質問は、正規な議事録ができてから、このブログにアップします。

(Q1) 子どもの医療費助成制度の拡充

 まず初めに子どもの医療費助成制度の拡充について、お尋ねします。この点については、前回の議会でも取り上げましたが、選挙が終わって新しい議会の構成になりましたので、改めて質問させてもらいます。

 子どもの医療費無料化を求める長年の取り組みは政治を動かし、全国で成果を挙げていると言えます。厚生労働省によりますと、「中学校卒業まで」通院費を無料・助成する自治体は2011年で全市区町村の39・8%でした。それが2021年は95・0%に広がりました。同じく通院費を「高校卒業又はそれ以上まで」で無料化・助成する全市区町村は2011年では2・2%だったものが、2021年に47・2%へと拡大しました。この10年で比較すると、大幅に対象年齢が広がっていることがわかります。

 子どもの医療費無料化は、子育てをしている低所得世帯にとっては、切実な問題です。子どもが病気になっても、お金がなくて受診させられなかった親だっているのです。とりわけ子どもの医療というのは、貧富の格差なく誰でも平等に受けられることが政治の目指す姿ではないでしょうか。

 この子どもの医療費助成制度は、住民のニーズを踏まえて子どもの福祉の向上という目的、少子化対策という目的など様々な目的で、子どものいる世帯にとっては必要不可欠の制度です。だからこそ、年ごとに無料化が拡充されていると思います。18歳までの医療費無料化は今では、半分近くの自治体で行われ、近隣では厚岸町、浜中町、白糠町、鶴居村などで行われています。根室市は18歳まで1割負担の助成制度が行われています。これからは18歳までの無料化を展望しなければいけない時期にきています。

 子ども子育て支援法などでは「18歳に達する以後の最初の3月31日までの間にある者」を子どもと定義つけていますので、各種子どもに関する支援制度は18歳までとすることが論理的と考えます。そこでお伺いしますが、子どもの医療費無料化が18歳までに広がっていることについて、市長はどのように受け止めているのか、ご認識をお聞きします。

 

(Q2) 国民健康保険の子どもの均等割額

次に2つ目のテーマ、国民健康保険の子どもの均等割額に関わる質問に移ります。

市町村が運営する国民健康保険は、加入世帯主の4割が年金生活者などの無職、3割が非正規労働者で、低所得者が多く加入する医療保険です。ところが、平均保険料は、4人世帯の場合、同じ年収のサラリーマンの健康保険料の2倍になるといわれています。国保料が高額になるには、そもそも国庫負担が少ないという構造的な問題がありますが、それに加えて健保にはない均等割という制度が存在することも要因と考えられます。

ようやく国保の未就学児の均等割額の半額軽減が、令和4年度から実現しました。これは、長年負担軽減を求める運動の成果でもあります。一歩前進とはいえ、まだ子育て世帯の国保料は高額です。つまり国の制度以上に子どもの均等割の軽減を進めなければいけないのではないでしょうか。例えば、赤平市・陸別町・上富良野町では、18歳までの均等割を全額免除する制度を始めたそうです。また、旭川市や大雪広域連合では、18歳までの均等割額の半額免除を行っています。国の制度の不足する点を、自治体独自に補う所が出てきています。今では、子どもの均等割額を国の基準以上に軽減していることが、子育て支援に力を入れている町かどうかの判断基準になるのではないでしょうか。またそもそも国保世帯は低所得の方が多いと考えられますので、子どもの均等割の軽減は、低所得世帯を直接的に支援する施策にもなります。保険料は所得に比例して算出すべきもので、均等割という制度自体低所得の方が多い国保にはなじみませんし、ましてや子どもにまでかかるのは酷に思います。現在釧路市の均等割額は一人年およそ4万円とのことです。これが、就学前は半額、小学校入学後全額しょわされる訳です。負担能力ではなく子どもの頭数に税金をかけるようなやり方は、不公平ではありませんか。

そこで、釧路市独自に、子どもの均等割額に対する補助制度を実現すべきと考えますが、市の見解をお尋ねします。

 

(Q3) 電気料金高騰対策

 続いて、3つ目のテーマ、電気料金高騰対策についての質問に移ります。今年6月から電気料金が大幅に値上げされました。北海道電力では、平均23%の値上げといわれ、市民は物価高騰に加え、電気料金高騰に悩まされています。電気料金の高騰は、新型コロナウイルス感染症が落ち着いてきたので世界経済が回復し原油の需要が高まってきたとか、異常な円安とか、ロシアのウクライナ侵攻によって、燃料が入りにくくなって価格が高騰したからなどと言われていますが、国民にとっては全く責任のない事情です。しかも世界情勢を見ると、これからも値上げ傾向が続くといわれています。今、電気料金に対する市民の不安はピークに達しているといえるでしょう。

とりわけ、オール電化の家庭では、電気料金が月10万円を超えることもあったそうで、「家賃より高い」「年金より高い」といった悲痛な叫びが起きています。「光熱費がかさむ冬が来るのが今から怖い」とか「これ以上あがれば破産する」とか「もうどこにも切り詰めるところがない」といった市民の切実な声に、行政は耳を傾けるべきです。これ以上電気料金を節約しようにも、する術がない状態なのです。

電気料金の高騰は、生活者だけではなく、酪農を営んでいる方などにも深刻な打撃を与えています。このままでは酪農家がどんどん減ってしまう恐れもでてきています。酪農家の減少は、市内経済にも深刻な影響を与えてしまいます。電気料金高騰に対する幅広い行政の支援が必要なのではないでしょうか。

 コロナ禍においては、1世帯10万円の給付金がありましたが、コロナが収束したかと思うと次は深刻な物価高騰に見舞われ、それにもかかわらず幅広い層を対象にした給付金はありません。住民税非課税世帯には給付金3万円支給されることは歓迎しますが、今の電気代の高騰は住民税課税世帯にも大きなダメージを与えています。住民税非課税世帯というのは、給与収入でいうと扶養家族がいない場合年100万円程度の人たちです。国の制度では、わずかの差であっても課税世帯になってしまうと何も助成がありません。ここを補うのが市の役割ではないでしょうか。

 そこで釧路市は、市民が生活苦になるほど電気料金高騰で苦しんでいることについて、どのような実態を把握しているのでしょうか。あわせて釧路市としても、市独自の電気料金助成制度の仕組みを検討していただきたいのですが、市の見解をお尋ねします。

 

(Q4)再生可能エネルギーの導入

 最後に、再生可能エネルギーの導入についての質問に移ります。先ほど電気料金の高騰について触れましたが、このような時ほど太陽光発電などの再生可能エネルギーの普及が急がれます。国も自治体ももっと積極的に再生可能エネルギーの普及に力を入れるべきです。

 釧路市は、特に冬に日照時間が長く、雪も少なく、海風が吹いたり、波の力、地熱、バイオマスなど、知恵を出せば再生可能エネルギーの宝庫と言える土地柄です。再生可能エネルギーで町おこしができるのではないでしょうか。

 中でも最近注目を集めているのが、ソーラーシェアリングです。このソーラーシェアリングは営農型太陽光発電システムとも呼ばれ、農地の上に太陽光パネルを設置し、農業と太陽光発電の両方を行う仕組みで、立体的に土地を利用するため、効率的に収益を高めることができるそうです。この取り組みは2022年1月1日号のしんぶん赤旗日曜版で大きく取り上げられました。神奈川県小田原市に合同会社が運営する農地に営農しながら発電するソーラーシェアリングが成功事例として報じられました。耕作放棄地が増えると、農地は農地のままでという発想では限界が生じます。畑や田んぼの上に人やトラクターなどの農機具が入れる高さの支柱を立てて、その上にソーラーパネルを設置し、営農しながら発電をするという経営方法です。農業と太陽光発電を両方行うイメージです。

近隣では浜中町で、農協が実施主体となって行われ、発電出力は1050キロワット。農家の電気代が年間20万円削減でき、余剰分は売電しているそうです。生産した生乳を「エコ牛乳」としてアピールして販売しているそうです。

 湿原の中にメガソーラーを建設することに対しては、規制をすることは当然です。行政は小規模の再生可能エネルギーの発電にもっと後押しをする必要があるのではないでしょうか。

 釧路市でも市有施設に太陽光発電システムを導入していますが、市のHPによりますと、市内の学校を中心に19か所、最大出力は合計で181キロワットと決して多くはありません。また平成28年6月の大楽毛中学校を最後にその後は進んでいないように見受けられます。

 そこで、再生可能エネルギーをもっと普及させるために、釧路市はどのような取りくみを行っているのでしょうか。市有施設における太陽光発電システムの導入は、今後どのような施設を計画しているのかも含めてお尋ねします。

 1回目の質問は以上です。