誰もいない僕の部屋で 今ごろあなたはまどろんでいる
仕事の合間に 電話するのに あなたが起きないかとためらう
忙しくて逢えないなら あなたの部屋を掃除しておくわ
結婚したら毎日逢えるね そう言いながらツレないあなたが切ない
仕事が終わって冷たいドアを開けると あなたはいなかった
靴を脱ごうと 玄関脇に飾ってあったラリックのオパールセント
次に逢える日はわからない あなたからの贈り物
手に取ってみて 手のひらで光に虹色に輝くオパールセント
次に逢える日に 結婚しようと言おう 少し早いバレンタイン
あなたからの贈り物
あなたからの贈り物…