あなたがいなくなって 連絡をしなくなった
また声でも聞けば 逢いたくなってしまいそう
1月の朝は 夜明けもまだ浅い
星影がかすかに またたいて 遠く
遥かな願いは あなただけのもの
わずかな期待は あなただけへのもの
ためらい
もう1度 逢ったら 抱きしめられてしまいそう
春風の予感 恋人は あなただけ
ためらい
もう1度 出逢ったら 泣き崩れてしまいそう
初恋の余韻 恋人は あなただけだから
夜明け前の北風が あなたが戻ると告げる
もしも あれが 最後の恋なら きっと 言える
ためらい
もう1度 出逢ったら あなたが初恋だと話そう
最後の口づけの余韻 恋人は あなただけだから
連絡しないまま 見送らずにいた 旅立ったあの日
指先でくちびるに触れて わからずにいたのは わたし