ジェミニの恋人

キミと　偶然　同じ町で　生きてきた
出逢うまで　なにも知らずにいた
自分の周りの　環境に　疑問を持ちながら

違うルートの　学校や　職場
キミは　僕の苦労性と　違って
なにかを　信じて　現実を　こなしてた

早くから　社会にいた　キミは
僕の　遠回りに　気づいて

「高卒でも　大手に　就職　本社待遇よ」
僕は　夢に近づくつもりが　挫折した　回り道

ジェミニの恋人
キミが　僕の心の扉を　軽く　ノックする
僕の知らなかった　世界は　広くて　明るくて
ジェミニの恋人
自分の境遇を　嘆いていたころも　忘れて
閉ざされた自分が　社会に　露出した

運よく　いい年になってからの　正社員雇用
試練の道が　現実だと　あがいていたころは　勘違い
キミの料理に　健康状態も　良好
まるで　不老不死の法さ
スタイルよく　若返ったこと　感謝してる
キミの導きに　従い続けて　今は　料理も　できるようになった

乙女座の女神たち

道を　尋ねられて　人差し指を　向けたら
人の　指で示した手なんて　見つめてる
方向性は　わかったかな

個人の自由と責任において　常識もあるけれど
個人的判断に委ねられて　自分の人生が　問われているんだよ

「判断に迷うんです　心が揺れるんです　どうしたらいいでしょうか」　
そんな言葉に　イラつかれて　「ご自身でご判断ください」
そう言われて　「はい」と　従う　乙女座の女神たち

「みなさんは　どうされてるんでしょうか」
一般論も　言えなかったりするよね
たくさんの収穫と　意見の採用　
「無道徳」の意味が　わかるかな

闘争性が　溢れてるね　いつも　忠告を　ありがとう
でも　僕は　すきに生きてて　自己管理もできてて　健康そのもの
タバコを　やめたらとか　いつも　批判を　ありがとう
でも　普通　やりたいようにやってるよ　自分の人生だもの

小さな親切　大きなお世話　
自分には　アドバイスが必要だからって
言ってほしいのって

あなたのすきに　生きればいい　方向性は　確かかな
僕の意見を　勉強になったなんて　言わないでね
本番は　生まれてから　始まって　いつかは　終わる
生涯　人様の　ご意見が　必要なら　誰もの　お荷物でしょう
いい加減　陳列棚から　抜けて　生きていけるかな？
正解がないといっていいほどの　世の中で　進んでいけるかな？
乙女座の女神たち

嵐の中を

暴雨に襲われるころ　部屋で　血が騒ぐ
玄関先の　プランターを　家の中に　引き上げて

野性のカンは　当たるはずさ　生き残りたちよ
目障りなヤツらなんて　吹き飛ばされればいい

ドシャ降りの雨　なにもかもを　洗い流せ　自然の猛威よ
尊大な人の社会に　その力を示して　人の無力さを　思い知らせて

嵐の中を　食事の調達へ　行く
うっかり　夕べ　寝過ごした　１４時間の爆睡
仕事ばかりの　毎日でも　
吹き荒れる　嵐の来る朝　眠ってなんかいられない
なにもかも　吹き飛ばされて　平和ボケが　目覚めればいい

自然の猛威に　打つ手はないさ
思い上がった　傲慢なヤツらを　打ちのめせ

野性のカンは　当たるはずさ　生き残りたちよ
目障りなヤツらなんて　吹き飛ばされればいい
このままじゃ　死んでも　死にきれないさ　
そうだろう