皇居の落書き

乱臣賊子の戯言

愛子天皇実現のために議員の取捨選択

2024-07-02 22:54:07 | 政治家
令和6年7月2日20:18、産経新聞より配信の「皇族数確保、麻生太郎氏らが早期結論に意欲 立民の対応が焦点」と題する記事がある。

男系男子による皇位継承の維持を訴える「皇室の伝統を守る国民の会」が、令和6年7月2日に開催されたとのことだ。

ただ、開催されたからといって、それがどうしたという感じではある。

記事によれば、
「男系男子孫の養子案の具体化などを柱とする活動方針を決定した。」、
「挨拶に立った自民党の麻生太郎副総裁ら主要政党の幹部は早期の結論に意欲を示した。」、「「皇統に属する男系男子孫の養子案の具体化は喫緊の重要課題」「女性皇族が婚姻後も皇族身分を保持する場合は歴史の重みを尊重すべきだ」などと定めた活動方針案が示され、出席者の拍手で了承された。」
とあるが、
いつもどおりの掛け声だけだ。

だいたい、いつまで「活動方針」なのだろう。

そろそろ「方針」ではなく、実際の活動をしてみたらどうなのか。

だいたい、こういう場で叫んでいる人たちというのは、自分こそがリーダーであるという顔をしたいだけで、しんどい役割は人任せ(政府の役人任せ)なのであろう。

そうでないというのであれば、男系男子孫の養子案でも何でもやってみればいい。

そうして具体化していけば、それがどれだけ不味い案であるかが明らかになってくるであろうし、筆者としては、むしろそれを待っているのである。


ただ、彼らの実態が、結局は掛け声だけの集団であり、政策実現のためには無力であるとしても、政策阻止のためには十分な力を発揮してしまう。

そして、そのこだわりの度合いは、ほとんど集団カルトのような状態になってしまっているので、議論によって考えを変えるという見込みは薄いであろう。

であれば、皇位継承資格の女性・女系拡大を実現するためには、男系男子にこだわる国会議員を一人でも減らし、女性・女系賛成の議員を一人で増やしていくしかない。

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