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雑句把覧(ざっくばらん)

オーディオと写真が趣味のとらのブログです。OTAI AUDIOさんが好きで、よい音をたくさん聴かせてもらってます。

レコード聴きたい

2009-07-17 | オーディオ
レコードを聴きたい。とにかく聴きたい。
CDと比べてどちらがいいとか悪いとか、そんなことはわかりません。
好きなのは、あの儀式めいた一連の動作です。
目の前で回っているレコードの動きです。

自分にとっての趣味とは、他人から見ればめんどくさくて無意味なモノだと思っています。
でも、その無意味さがいいのです。だから趣味だと言えるのです。

CDは余計なことをさせてくれません。
勝手を許してくれません。
せいぜいセッティングと機器の買い換えぐらいです。

それに対して、レコードはやりたい放題です。
いじれる部分は山ほどあります。
趣味にうってつけです。
そして、システムが変更されて、いじった結果がよりわかりやすくなりました。
この夏、楽しい時間が過ごせそうです。

Wilson Audio Sasha 公式発表

2009-07-08 | オーディオ
大場商事のHPで公式発表がありました。
http://www.ohbashoji.co.jp/products/wilson/wp/



今までも比較的早い時期に新製品の音を聴くチャンスはありましたが、公式発表前というのは初めての経験です。
そのときの日記はこちら→http://blog.goo.ne.jp/nipotora/e/a92332cb5d3b66c0b6f555bb86e30df0

そんな高価で希少価値のあるスピーカーを「何度も」「すぐそばで」「聴きたいソースを」「様々なシステムにつなぎ替えて」「落ち着いた雰囲気で」聴いている、この幸運。
絶対に手の届く製品ではないのに、現時点ではこれからオーナーになる方々よりも長く聴いていると思います。
なんという贅沢。
ありがとう、OTAI AUDIOの井上さん。

新製品だから、有名だから、高価だから。
そういうことを抜きにして、本当にすばらしい音楽を奏でるスピーカーです。
週末、いや明日にでも、また機器にいこうかと思っています
本当に魅力的なスピーカーです。

「自分も聴いてみたい!」という方は、ぜひ OTAI AUDIOへ!!


機器更新 番外編

2009-07-07 | オーディオ


システムが変わっただけでなく、部屋も少しずつ変化が見られます。
半年以上が経った今の状況を、記録も兼ねて書いておきます。(写真は前のシステム時のもの)



まずは、もっとも変化のあった低音。
随分と落ち着きました。
量感よりもキレのよさが気になる気質なのですが、当初のブーミーな感じは全くなくなっています。
弦バスのはじける感じ、キックドラムの切れ味もなかなかです。
男声ボーカルも腰高になることもなく、しっかりと旨みを味わわせてくれています。

続いて高音。
きれいに響きます。
以前は「とにかくデッドな部屋がいい!」と思っていました。
余計な響きでにじんだ音を聴きたくなかったから。
でも、相談すべき相手に相談してよかったです。
ある時はきらびやかに、ある時は艶やかに、ある時は透き通った音色で高音がきれいに響いています。
魂さえももっていかれそうです。
もちろん、激しさと厳しさも味わえます。
ひょっとすると、今一番聴き応えがある音域かも知れません。

最後に中音。
これだけは、部屋は今ひとつなじんでいない感じ。
話し声もすこし耳につきます。
時間が解決してくれる部分なので気を長くして待ちますが、気になることが多々あります。
ただ、それも今後の楽しみの一つだと思えば喜びに変わるんですけど。



ということで、現状を簡単にまとめました。
家を新築するときに「200万のスピーカーを買うより、200万の部屋を作る方が大切だ」と信じて、嫁に頼み込みました。
実際の予算はだいぶオーバーしてしまったのですが、理解あるうちの嫁は「部屋は一生ものだしね」とOKしてくれました。
インテリア関係がまだまだなので、そこにも力を入れながら、この部屋の変化をしっかりと体感していきたいと思います。

機器更新 その5

2009-07-02 | オーディオ
今日も新システムは絶好調。
この3日くらい、オーディオルームで寝てしまいました。
家庭での居場所がそろそろ心配です。


閑話休題、いわゆる「アクセサリー」といわれる類のモノも変わりました。

大きなところでは電源。
部屋を作る際に、200Vを引きました。
専用の分電盤ではありませんが、クーラー用とはブレーカーレベルで分けてあります。
ブレーカー2つにコンセントは2カ所。
ここまでの分断が限界でした。
その200Vを受けるのが、またまた登場のOTAI AUDIOオリジナルクリーン電源「HP-3000SE」

ノイズフロアのレベルが違います。
透明感が違います。
繊細さが違います。
パンチ力が違います。
馬力が違います。
とにかく、今までの家庭用100Vコンセントとは別世界です。
200Vとクリーン電源の両方が一度にやってきたので、どちらがどんな風によいとは言えません。
ですが、導入して本当によかったです。


オーディオボードも2枚増えました。
ちょうど店に行ったとき、ものすごく程度のいい中古があったのです。
自宅で使っているものよりもかなりきれいでした。
新品を買うつもりでいたので、スピーカーを選ぶ前にすぐに押さえました。
何せ、このボードがあってこそのOTAI AUDIOですから。
社長曰く、「これが作れなくなったら店をたたむ」「聞けば分かる、聞かないと分からない。だから、試聴してからしか売らない。」だそうです。
ですから、HPにも載せてありません。(先日、読んだ何かのオーディオ雑誌に少しだけふれてありましたが)
とにかく、これは手堅い買い物です。
本当にラッキーでした。


他にもアナログ関係でちょこまかと買い物。
これは大須のノムラ無線で揃えました。
アクセサリーの豊富さでは、自分の知る(行ける)限りではここがダントツなので。
試聴は一切させてもらえませんでした。(普通ですよね)
OTAIでは聴いてから決めるので、正直不安でした。
買った物は、今、いろいろと実験中です。
その結果は、また後日書くことにします。


しばらくネタは尽きそうにありません。
子どもの就寝とともに、また部屋にこもります。

機器更新 その4 MUNDとJOB

2009-07-01 | オーディオ
ちょっと脇道にそれて、GOLD MUND と JOBの話を。


元をたどれば同じ会社なので、音の傾向が全く違うとは言いません。
でも、MUNDとJOBではやっぱり、そこか確かに音が違うんです。
もちろん我が家のアンプとDACも。






JOBはどちらかというと端正な音。
清々しい青春。テニスコートを駆け抜ける風。
日本の伝統文化で言えば、狂言という感じでしょうか
無駄を削った音ではないかと思います。

それに対してMUNDは、相当に演出が加わっています。
世間で言うMUNDの音ってやつでしょうか。
宝塚、歌舞伎の女形という雰囲気。
能楽での幽玄さという感じでしょうか。
とにかく演出バリバリです。



値段を考えるとJOBはたいへんお得な買い物です。
MUNDの入門編と考えるより、別のブランドと考えてるべきでしょう。
共通項は多いですが、「普及価格帯と豪華版」とは簡単に分けられません。

MUNDは完全に趣味の世界。好きな人は大好き、気に入らない人はあほらしくなる世界でしょう。
「パイオニアと中身が同じ」という情報が2ちゃんねるでは大人気です。
が、ブランド名も音も、見た目も全て大事なファクターだと思います。
好きなら気にしなければいいと思います。


どれだけの対価を支払うか、それを決められるのも自由主義経済の恩恵です。
○○円台音とか価値っていうのは嫌いです。
それが好きか嫌いか、それだけではないでしょうか。
しょせん、趣味ですし。


…なあんてことを、大したシステムもないのに言えるのは全てOTAI AUDIOのおかげ。
いつも好みの音を聴かせてもらってます。ありがたし。