
システムが変わっただけでなく、部屋も少しずつ変化が見られます。
半年以上が経った今の状況を、記録も兼ねて書いておきます。(写真は前のシステム時のもの)
まずは、もっとも変化のあった低音。
随分と落ち着きました。
量感よりもキレのよさが気になる気質なのですが、当初のブーミーな感じは全くなくなっています。
弦バスのはじける感じ、キックドラムの切れ味もなかなかです。
男声ボーカルも腰高になることもなく、しっかりと旨みを味わわせてくれています。
続いて高音。
きれいに響きます。
以前は「とにかくデッドな部屋がいい!」と思っていました。
余計な響きでにじんだ音を聴きたくなかったから。
でも、相談すべき相手に相談してよかったです。
ある時はきらびやかに、ある時は艶やかに、ある時は透き通った音色で高音がきれいに響いています。
魂さえももっていかれそうです。
もちろん、激しさと厳しさも味わえます。
ひょっとすると、今一番聴き応えがある音域かも知れません。
最後に中音。
これだけは、部屋は今ひとつなじんでいない感じ。
話し声もすこし耳につきます。
時間が解決してくれる部分なので気を長くして待ちますが、気になることが多々あります。
ただ、それも今後の楽しみの一つだと思えば喜びに変わるんですけど。
ということで、現状を簡単にまとめました。
家を新築するときに「200万のスピーカーを買うより、200万の部屋を作る方が大切だ」と信じて、嫁に頼み込みました。
実際の予算はだいぶオーバーしてしまったのですが、理解あるうちの嫁は「部屋は一生ものだしね」とOKしてくれました。
インテリア関係がまだまだなので、そこにも力を入れながら、この部屋の変化をしっかりと体感していきたいと思います。
そこがとらさんとの趣向の違いですね。
ライブ気味な部屋というのは深く味わったことがないので、あこがれます。
言葉通り音が生きているという感じかもしれませんね。
ぼくもオーディオ機器に大金を使うよりまずは良い環境が欲しいと思います。
オーディオルーム(マイホーム)は将来の大きな夢です。
生きている部屋とともにこれからも楽しい時を刻んでいってくださいね。
でも、ほんの3,4年前までは「自分の好む音」なんて考えてもいませんでした。
ただ漠然と音楽を聴いていました。
今は、音楽と共に音色も楽しめます。
音楽を選ぶのと同じように、音色も選べるという2つの自由を手に入れました。
この環境を存分に味わいたいです。