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雑句把覧(ざっくばらん)

オーディオと写真が趣味のとらのブログです。OTAI AUDIOさんが好きで、よい音をたくさん聴かせてもらってます。

機器更新 その4 MUNDとJOB

2009-07-01 | オーディオ
ちょっと脇道にそれて、GOLD MUND と JOBの話を。


元をたどれば同じ会社なので、音の傾向が全く違うとは言いません。
でも、MUNDとJOBではやっぱり、そこか確かに音が違うんです。
もちろん我が家のアンプとDACも。






JOBはどちらかというと端正な音。
清々しい青春。テニスコートを駆け抜ける風。
日本の伝統文化で言えば、狂言という感じでしょうか
無駄を削った音ではないかと思います。

それに対してMUNDは、相当に演出が加わっています。
世間で言うMUNDの音ってやつでしょうか。
宝塚、歌舞伎の女形という雰囲気。
能楽での幽玄さという感じでしょうか。
とにかく演出バリバリです。



値段を考えるとJOBはたいへんお得な買い物です。
MUNDの入門編と考えるより、別のブランドと考えてるべきでしょう。
共通項は多いですが、「普及価格帯と豪華版」とは簡単に分けられません。

MUNDは完全に趣味の世界。好きな人は大好き、気に入らない人はあほらしくなる世界でしょう。
「パイオニアと中身が同じ」という情報が2ちゃんねるでは大人気です。
が、ブランド名も音も、見た目も全て大事なファクターだと思います。
好きなら気にしなければいいと思います。


どれだけの対価を支払うか、それを決められるのも自由主義経済の恩恵です。
○○円台音とか価値っていうのは嫌いです。
それが好きか嫌いか、それだけではないでしょうか。
しょせん、趣味ですし。


…なあんてことを、大したシステムもないのに言えるのは全てOTAI AUDIOのおかげ。
いつも好みの音を聴かせてもらってます。ありがたし。

機器更新 その3

2009-06-30 | オーディオ
うちのオーディオラック。
機器を並び替えました。


以前に紹介した機器から、大きく変わったのはアンプ。
先日も書いたとおり、GOLDMUNDの「MIMESIS 330ME」になりました。

TRIGONのSNOW WHITE & DWARF は独特の世界を聴かせてくれました。
高S/N、広帯域ってわけではないけれど、どんな音楽もうまく「まとめて」聴かせてくれました。破綻がなく、おもしろみももっているアンプでした。


でも、今回導入を決めたSCS4にはどうも合わないと感じたのです。
このスピーカーは「まずは、はつらつさで勝負!」っていう感じなのですが、TRIGONではそんな自由奔放な音が出ません。
また、両者の個性が打ち消し合ってしまった気もしました。
ということでの、アンプ替えです。

THIELになって、やや淡泊になった中域もMUNDアンプ(全段のJOBも含め)で、ずいぶん魅惑的になりました。
もともと張りのあった、レスポンスのよい低域にもますます磨きがかかりました。
セパ→プリメインで、心配だった音場の広さも全く不満に思わず、逆に広がったほどです。

プリメインにしては高い買い物でしたが、「今の自分が好む音」に近づくことができ、とても楽しく音楽を聴いています。

機器更新 その2

2009-06-29 | オーディオ
以前書いたように「THIEL CS3.7」の音に惚れてしまったのが事の発端でした。

さすがにそんな財力もないのでCS3.7は諦めました
が、最近AEの音に違和感を感じていたので OTAI AUDIO にスピーカーを物色に行きました。
ELAC、ESOTERIC、B&W…いろいろ聴きましたが、予算と音の両面で納得できる物は見つかりません。
う~ん、と考え込みながらふと振り返ると、反対側のコーナーに置いてあったのが今回購入したスピーカー。



音を聴いてみると「これだっ!」と一目惚れ。
値段も予算の範囲内。
ということで、購入決定に至りました。
その後、井上さん(OTAIの社長さんです)に言われたのが「やっぱり、THIELの音が好みなんですねえ~」
…全く知りませんでした。
元来、情報を仕入れずに物を買いに行く方です。
機能は調べてもスペックなんて滅多に見ません。
買った後から知ることがほとんどです。
この先、変わることがあるでしょうが、今の自分にはTHIELの音が合うんでしょうね。

音は、はつらつとしていて音場感もけっこう感じられます。
同軸ユニットのよさを初めて味わいました。
中域は薄めで、AEのが美しい音色。
ただ、入力機器やアンプ次第でそれを手に入れることも可能なはず。
システムの素性がよく分かるスピーカーではないかと感じます。

楽しい時間が過ごせそうです。

機器更新 その1

2009-06-28 | オーディオ
スピーカーとアンプの入れ替えで、我が家のシステムは大きく様変わり。
今はこんな感じです。



見た目は、以前に比べてずいぶんさっぱりしました。
そして、音は自分の好む方向にずいぶん進みました。
個別の機器については「機器更新 その2」から書きます。

今までは「好きな音の傾向は?」という質問になかなか答えられませんでした。
でも、最近は自分の好みが分かってきた気がします。
これもOTAI AUDIOで、低価格な物から超高額な物まで、いろんな音を聴いてきたからかと思います。

やはり経験が人の感性を磨いていくのだなあと思います。

GOLD MUND がやってきた! YAH!YAH!YAH!

2009-06-27 | オーディオ


たかがプリメイン。しかも中古。
でも、初ムンド!!
自分がオーディオを趣味にしようと思ったきっかけになったブランドです。

例のごとくオタイオーディオで購入しました。
前のユーザーの方が信じられないくらい丁寧に使っていらっしゃったようで、傷やこすれを探しても見つけられませんでした。
とにかく極上品でした。


これまでは、TRIGONの「SNOW WHITE」と「DWARF」のコンビで、安いながらもセパレートでした。
セパレートでありながら、セット物で買うべき独特の世界を聴かせてくれました。

今回のアンプ購入に先だってスピーカーを買い換えていたのです。
新しいスピーカーは、THIELのSCS4。
以前のAE1 Mk3は、専用ルームを作ってからいろいろと気になることが増えていました。
環境が整うと、気付かなくていいことも見えてくるのですね。
AEとTRIGONはすばらしいコンビ(トリオ?)でした。
でも、「SCS4」を鳴らすには、TRIGONでは納得できなかったのです。

で、今回のアンプ買い換え。
結果としては、大成功の選択。
今は、夕食でダイニングにいますが、食べたら子どもたちとオーディオルームに直行です。

スピーカーの話、アンプの話。
書きたいことは山ほどありますが、今は音楽を聴いていたい。

自分のオーディオシステムが大きく変貌を遂げたこの1週間でした。


オタイオーディオの井上社長。
本当にいつもありがとうございます!!