今回は、我が家のそば打ち道具を紹介します。
と書くと、立派な道具でいつもそば打ちをしている玄人のようですが、全くそんなことはありません。
実は道具を出したのは10年ぶりだし、その道具もホームセンターで買ってきた合板などで作ったシンプルなものです。
今は安価なそば打ちセットが市販されているようですが、当時はそば打ちがポピュラーではなかったので、道具もそれなりに高価だったと記憶してます。
ところで、なぜ10年ぶりに引っ張り出してきたかと言うと、このブログでも紹介しましたが、9月に幌加内でそば打ち体験をしたのを機会に、10年以上前に「男のそば打ち教室」なるものに参加したあとに自作したそば打ち道具で、久々に手打ちそばで年越しを迎えようと思ったわけです。
それと、手打ちそばにチャレンジしたいけど道具がない、と思っている人たちの参考になればとブログにアップすることにしました。
で、我が家のそば打ち道具です。
麺台(のし板)は4mmのベニヤ板で、90cm×90cmです。
市販されているそば打ちセットでは、60cm×60cm程度のコンパクトなものが多いようなので、それでも十分と思います。
なぜ90cmの大きさにしたかは記憶がないですが、90cmなら180cm×90cmのベニヤ板をを半分にするだけで済んだからだと思います、たぶん。
ひとつ工夫した点、そば打ち最中に台が動かないよう、一辺の下側にテーブルなどに引っ掛けるための「縁」を付けていること。
市販のものは、麺台が厚い材料で作られており、麺台自体が重いのであまり移動してしまうようなことはないと思いますが、ベニヤ板ではそういうわけにはいかないですから。
ベニヤ板の表面は、紙やすりをかけて滑らかにした方がいいと思います。
ちなみに、縁の材は、2cm×1cmの角材です。
麺棒(のし棒)は長さ90cm、直径4cmの丸棒です。
市販のセットでは長さ60~70cm、直径3cm程度が一般的なようです。
太さについては、確かに先日のそば打ち体験で使用したものは我が家のものより細かった気がするので、3cm程度が良いかも知れません。
長さは、麺台に合わせればいいと思います。
最後に「こま板」。
これは、打ったそばを切るときに使うものです。
我が家の場合、麺台と同じベニヤ板を20cm×30cmの大きさに切り、短い辺の片側に「縁」を付けただけです。
そば打ち体験で使用したものは、真中にこま板を持つ「取っ手」が付いてました。
取っ手があった方が楽かも知れません。
以上が我が家のそば打ち道具です。
「こね鉢」、「そば切り包丁」はありません。
「こね鉢」は大きめのボール、包丁は普段使っているものでも問題ないと思います。
そば切り包丁は重さがあって確かに切りやすいので、道具にこだわるなら揃えてみては。
って、道具にこだわる人なら、そもそも最初からセットを買いますよね(笑)。
そば打ちセットを販売している通販サイトを1つ紹介しますので、道具のイメージを確認してみてください。
⇒そば打ちセット通販
こま板を出してきたら、その袋の中に十数年前にそば打ち教室でもらったレシピが入っており、そばつゆのつくり方、手打ちそばのつくり方が詳しく書いてありました。
先日幌加内のそば打ち体験でもらったレシピよりも詳しいもので、さらに要点を自分でメモっており、当時は気合がはいっていたようです(笑)。
そのレシピに講師の名前をメモってあったのですが、奈井江にある蕎麦屋「からまつ園」の初代店主さんでした。
皆さんも手打ちそばで年越しなんて、どうでしょう?