夕陽亭にら屋

愛犬と安穏な生活

ボクの未来は?

2011-04-22 14:32:23 | つれづれ



「にらですよ・・・みなさん、草の上を歩くとむにむにしませんか?」
にらは都会派ワンコではないので、草とか土の上にうんPするのが好きみたいです。(笑)
みんなのお庭にたたずむ黒ワンコ。。。
毛が伸びたねぇ、もじゃもじゃだねぇ。

「ほっといてください」
そりゃもちろん放っとくけどさ。
週末のトリミングまで、我慢、我慢。

「あした雨の予報だから、床屋さんは中止にしましょう!」
あっま~い! 雨天決行でございますよ。
一時、にらのトリミングの日は必ず雨が降ってました。
『にら君、また雨だね~』ってトリマーさんに笑われちゃうくらい、嘘みたいにたて続けに雨だったのが、去年あたりからのろいが解けて(?)雨じゃなくなってたのに久しぶりに悪天候の予報が。。。
せっかくきれいにしてもらうのに、残念だけど仕方ないね。

「いやならやめれば、いいんですよ」
そうはいきません。
とびっきりオトコマエにしてもらうんだからね、がんばろうね!

「がんばりませんけどね」
そうつれないことをおっしゃらずに!
このところ、地震は少し落ち着いてきたのかと思いきや、昨夜もM.6の大きな地震がありました。
夜中の緊急地震速報は、心臓に悪いです。。。
原発は、まだまだ先が見えないようで、新たに警戒区域の指定も始まりました。
そこに自宅があるのに戻れない、戻ると罰金が科せられるって。。。
それだけ危険だということなのでしょうけど、どんなお気持ちなのか、言葉もないです。
今まで快適さと便利さを追い求めて電気を使いまくっていたひとりとして、やはり申し訳ないような気持ちもあります。
家族や職場を失った上に、津波で流された家のローンを払うとか、考えたくも無い事態に直面している人々がたくさんいるんですよね。
ここでのんびりしている自分も、いつまでも安全な場所にいられる保障はないことを、肝に銘じておかなければなりません。
この頃よく時代小説(特に江戸の庶民物)を読んでます。
理不尽な仕打ちで命をなくしたり、住処を追われたり、庶民の暮らしは、封建時代と今もあんまりかわらないなぁ・・・と感じます。
今の日本は、さすがに階級による横暴はなくなったけど、逆らうことの出来ないものが、なんと多いことか。
ただ黙って従うだけなんて。。。
個人の無力さを痛感します。
物語といえば、私、原発事故に端を発して、日本の全土に放射能が広がり、日本にはどこからも航空機も船舶も来なくなり、また日本からの航空機も船舶も上陸が許されず事実上の鎖国になる。。。っていうシナリオを思い描いてたんだけど、どうやらまだ鎖国にならないみたいね。

「さこく・・・?」
そう、徳川時代の鎖国と違うところはNETで海外と繋がってるってとこなんだけどね。
あとはアメリカ軍がかろうじて時々沖縄基地にやってきて物資を置いていってくれて(スパムとかね)沖縄は現代の出島としての役割を果たすようになり、沖縄に基地があってよかったとか、放射能を恐れたロシア人が北方領土から出て行って無血返還されて、めでたしめでたしとか。
ついでに竹島にも高レベルの放射能を帯びた水を撒いて韓国人が欲しがらなくなり領土問題が解決するとか。
日本の政治家は外交の駆け引きがへたくそだから、鎖国で他国と付き合わなくてよくなって日本人のストレスが減るとか。
八方丸く治まっちゃうなんて筋書きを、いろいろ考えてたんだよね。
更にいうと、もともと食料自給率の低い国で、しかも放射能汚染された食品を食べるしかない中で生き延びた日本人は、他の国の人類と違う独自の進化を遂げて、本物のガラパゴスになっていくっていう続きもあるのよ。

「がらぱごず・・・?」
そうなの、進化しちゃうのよ。
ま、私の妄想ですけどね・・・どうかしらね。

「荒唐無稽で、ぜんぜんわかんないオハナシですけど。。。それで、はたして、ボクは生きのびられるでしょうか?」
そうね、ちゃんとトリミングしてオトコマエわんこに進化したら、生き延びられるんじゃないかしら~?



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