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旅の話、仕事の話、色々と書いてます。。。

クラスメイトの死

2008-07-07 19:56:57 | 看護学校のコト
先週、実習の4クール目が終了し相変わらず打ち上げして

馬鹿話して笑い転げながら帰宅して。週末は夜勤を乗り越えて

今週の実習は嫌な病院だな~なんて考えていた今さっき。

クラスメートから1本の電話がかかってきた。

うちのクラスに50代の男性がいるんだよね。

通称「オヤジサン」。

証券会社の部長をこのままのサラリーマン生活で一生を

終えるなんて嫌だと退職し身内の経営する特別養護老人ホームへ

転職し管理職だけど看護師の免許も持っていた方がと入学して来た。

最初は部長面が気に入らなくて嫌いだったんだけど、

つまらないオヤジギャグを連発し、みんなに溶け込もうとするうちに

まぁ許せる人からクラスのムードメーカーに。

実習の成績もいまいちなようで教員達が付きっきりだったけど

なんとか必死に付いて来ていてさ。

実習始まると、やっぱりクラスに結束力が出来るから

なんとかみんなで卒業したいと思うわけよ。

そんなオヤジサンが・・・・・・・










死んだってさ。









心筋梗塞だって。








泣きながら電話して来たクラスメイトは

心筋梗塞って突然なるの?って言ってきて

今までなに勉強して来たんだよって泣きながら突っ込んだ。

オヤジサンには、この過酷な「准看護学生」がかなりの

ストレスだったんだろうか。

確かに今日、学校を休んだんだよね。

ふと、あれ?って思って授業中に後ろを振り返って

見ちゃったんだよ。オヤジサン、休みなんだ。

珍しい・・な・・・ってね。

看護を学ぶ私たちにとってあまりにも皮肉すぎる。

あまりにも身近な人の死は辛すぎる。

私にとってやっと薄れてきた8年前のあのときが

同時にリアルに襲ってくる。

明日、学校に行きたくない。

ウソであって欲しい。

女社会特有の背ひれ尾ひれの付いた噂であって欲しい。

それでもやらなきゃいけない課題がある。

時は強引に流れる。

オヤジサンの「おまえは優等生だからな」って

言われるたびにムカついていた自分・・・・・・。涙。