オヤジで悪いかよぉ!東京日記なり~

北海道の道東より、好きなビール飲んでgooたらしているオヤジの日々の『ぼやき』なのです。

リベンジよ(後編)

2007年07月23日 | お山・山菜・キノコなど野人活動
札幌組の方々、今日はもう1山登るそうで。
帰りがけに、僕のブログを教えた。
見てくれているかなぁ・・・。


ウペペサンケ山とニペソツ山


石狩岳、音更山


中央奥に、トムラウシ山


大雪連山。白雲岳~黒岳(この辺、詳しくないのだ・・・)


北見富士


武華山と武利岳


ニセイカウシュッペ山


クマネシリの山々は見えなかった。
1時間程休憩して、ゆっくり下山開始。
振り返ると、さっきまでいた三国山が雲に隠れようとしていた。


石狩岳方面も雲に覆われてきた。


下山途中、誰一人会うことがなかった。
もう、ナナカマドが紅葉していた。


この辺りから、大河の一滴が始まる。


ふと足元を見る。
「龍」に見える流木を拾ったのだ。
なかなかいいなぁーー、と思っていたら


前方20メートル、笹藪をゆっくり歩く物体が。
姿は見えず。
笛を鳴らしても、声を出しても、それはゆっくりやって来た。
シカなら、驚いて飛んで逃げて行くが、それはマイペースでやって来るのだ。
今日に限って、護身用の「鉈」を持って来ていない。
ここは沢の中、身を隠す場所なんかない。
見上げると、ダケカンバの木。
あそこだ。
よじ登った、そして「それ」の様子をずっとうかがったのだ。
やはり姿は見えないが、笹藪をザザァザザァかき分ける音だけが、沢に響いていた。
やがて見失った。
もしかして、背後に回り込んでいるかも・・・。
5分10分登っていただろうか、ずっと笛を鳴らし続けていたのだ。


僕を恐怖に陥れたのは「こいつ」に間違いないのだ。


笛を鳴らし、足早に下山をしたのだ。


無事に山を下りることが出来たのだ。


温根湯で足湯に浸かった。


クマさんに食われるお山登りは、いつかわからない次回までのこころなのだぁ。
(小沢昭一風で〆ね)