潜れども 潜れども

管理人のいろんな事への感想等。ダイビング、落語、Jazz等。

寄席に行ってみよう!!

2007年08月17日 23時05分43秒 | Weblog
このところ落語に関する投稿をしていますが、皆さん寄席にいらっしゃったことはおありでしょうか?(お近くに寄席の無い皆さんには申し訳ありませんが・・・)

最近混むことが多いのであまりお薦めしたくは無いのですが、最近この寄席が好きでして・・・。私、ハマッてます。

都内の主な寄席として、

新宿:末広亭

浅草:浅草演芸ホール

上野:鈴本演芸場

池袋:池袋演芸場

この4箇所あり、ほぼ毎日開いています。

その他、毎日ではありませんが落語会等が行われている場所は数多くあります。

ごひいきの師匠を追っかけて、○○ホールとか、○○会館等に足を運び独演会などに足を運ぶのも良いものですが、やはり、「寄席」なのです。

入場料は、2,500~3,000円。

開演は11:00ころ。

プログラム構成(番組表)については各寄席のホームページをご覧ください。

・・・で、場所にもよりますが、昼前の開演から終演の21時頃までずっといても良いのです。
でも、寄席って何をやってるの?

寄席は落語を聞くところ・・・。

そうです。それには違いありませんが、寄席はそれだけにあらず。寄席では落語以外に「色物」と言われる、

・漫才
・漫談
・手品、奇術
・俗曲(三味線、小唄、どどいつ等)
・太神楽(曲芸、ジャグリング等)
・紙切り

などの、噺家さんの落語以外にもいろんな芸が披露されます。
噺家さんも含め、1日に40組弱の芸人さんが一人頭15分くらいの持ち時間で入れ替わり立ち代りいろんな芸を披露してくれます。

落語なんて良く解からない・・・。そう思っていらっしゃる方。確かにわからない噺もあるでしょう。でも、なんの基礎知識も無く手放しで楽しめるのが「色物」なのです。

太神楽なんて、確かにすごいと思えるのも、そうでないのもありますが、すごいのは凄いです。テレビで見慣れているようなものでも直に見ると迫力が違うのです。
刃物のジャグリングなんかで、刃物の柄を掴む手のひらに、柄が当たるときの「ピタッ!ピタッ!」という音が聞こえてきたりすると、なんか緊張感が伝わってきたりするし、口にくわえたバチの上に乗せられた土瓶の蓋がカタカタ鳴る音が聞こえてきたりする時も同様です。このライブ感が良いのです。
無条件に凄いのが「紙切り」です。お客さんのリクエストに答えていろんな物を切り抜くのですが、ほぼ確実に1枚仕上がる毎に「おぉ~~~~~!!」と歓声があがります。テレビで見たことが無くても、面白い漫才、漫談も沢山あります。(全部がそうではありませんが・・・)

たとえ、面白くなくても15分もすればお次と交代です。
その日に出てくる芸人さん全てが面白いとは限りません。それを期待してはいけません。
でも、丸一日寄席で過ごして涙目になりながら抱腹絶倒したのは色物さんだったりします。

落語は難しい・・・。と敬遠する前に落語以外にお目当て(?)を見つけるのも良いかも知れません。

皆さん、とりあえず各寄席のホームページをご覧になってみては如何ですか?

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