リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

クジラは出て行ったようだ

2007-03-13 20:44:22 | アユの流し目/雑記帳
 亡くなった方には気の毒なことになった。残念なことだ。

こんな事態はそうそうあるものでは無いと思う。対策というものは、限られているのだが、「ライフジャケット」「ヘルメット」は有効な防衛策だ。
 最近同行する若者などにしつこく注意するので、疎まれているのだが、水辺ではかっこ悪いと思われても「ライフジャケット」を着よう。
 昔ほど、体力がないので、何かあっても守ってあげることができないから。

迷いクジラ救助のボートが転覆、1人死亡 愛媛・宇和島(朝日新聞) - goo ニュース

☆テキスト版
迷いクジラ救助のボートが転覆、1人死亡 愛媛・宇和島
2007年3月13日(火)20:13

* 朝日新聞

 13日午後3時20分ごろ、愛媛県宇和島市三浦西の大内漁港で、2隻のボートが同日未明に迷い込んだマッコウクジラにロープをかけて沖合に戻そうとしていたところ、クジラが暴れ出して1隻が転覆、乗っていた3人が海中に投げ出された。2人は近くの船に救助されたが、近くの真珠母貝養殖業山本宣行さん(58)が行方不明になり、約2時間後、宇和島地区広域事務組合消防本部のアクアラング隊に海中から引き上げられたが、死亡が確認された。

 県宇和島地方局などによると、クジラは体長約15メートル、重さは推定約30トン。同日午前6時ごろ、港内を泳いでいるのを発見された。金属の缶などをたたいて音で漁港の外へ追い出そうとしたが、うまくいかず、同地方局や宇和島市、三浦漁協などが対策を協議。県総合科学博物館の学芸員から助言を受けて救出作業の手順を決めた。

 午後2時ごろから、胸ビレにかけたロープをタグボートで引っ張ろうとしたが何度か失敗。その後、胴体にロープを巻き付け、1隻がその端をタグボートにかけたところ、クジラが暴れ出し、反対側のロープを引っ張っていた別の1隻に体当たりしたらしい。クジラは現場付近をゆっくりと泳いでいたが、午後6時半すぎに沖合に泳ぎ去った。

 山本さんと一緒に海に投げ出された三浦漁協職員の牧野正典さん(50)は「あっという間に海中に投げ出され、私は自力で海面に浮かび上がった」と振り返った。救出作業の助言をした学芸員は「クジラに近づかないように確認していたはずだったが……」とぼうぜんとした様子だった。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クジラの意志 | トップ | マッコウクジラのその後 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アユの流し目/雑記帳」カテゴリの最新記事