自治体が堤防を守るために植えたヤナギ。そのヤナギが住民に知らされることも無く切られてしまった。今年は河川法が改正されて20年となる。河川法は長良川河口堰建設を契機として改正され、治水利水一辺倒だった河川管理の目的に環境が加えられた。そして、保全改革の立案には住民参加も制度として盛り込まれた、はずだった。形骸化する改正河川法を憂いて書きました。 . . . 本文を読む
ニホンウナギは長崎産のウナギから命名された。ニホンウナギの「発祥の地」に伝統漁法である「鰻塚」を見に出かけた。鰻塚のある川棚川の支流、もっとも魚類の豊かな川、石木川にはダム計画がある。ムダなダムの典型なのだ。 ウナギの寝床は二部構成となっているので、最初の部分も添付します。 . . . 本文を読む
長良川の川漁師、大橋さんが使う不思議な道具。それは冬眠するうなぎを傷つけずに引っ掛ける道具だった。昔は冬に行ううなぎ漁は年間を通じた川漁の中でも,良いお金になったという。その冬眠場所「うなぎの寝床」はいまは河川改修で無くなってしまった。 うなぎが減少している原因には、越冬場所が無くなっていることも大きいのではないか? . . . 本文を読む
2020年の東京オリンピック。カヌーコースはベイエリアに新築することになった。スラロームにしても、人工水路でポンプアップでの競技となる。今更なのだけれど、ボクは自然の川で競技を行うべきだったと思っています。多摩川はどうか?という提案については、盟友?矢野さんから情報を頂きました。彼のことは紙面に書ききれなかったので、彼の来歴はまたの機会に! . . . 本文を読む
河口堰ができてから、なぜ、長良川のアユが小型化して、産卵期が遅くなったのか、4回にわたって書いてきました。生まれてしばらくを海・汽水域で過ごすアユにとって、遡上するよりも降下する方が大変であるということですね。 . . . 本文を読む
川の下流域には天然の「ポンプ」がある。一日に二回、大量の水を海に送り出している。このポンプの正体は、潮の満ち引きだ。潮が満ちるとき、海の水は川を遡る。潮が引くときに、留まっていた海水は、川の流れとともにいっきに海へと流れ下る。この機能をなくす目的で河口堰は造られた。 . . . 本文を読む
長良川河口堰は長良川のアユの生活史を変えていた。遡上が遅れることによってアユが小型化したのだ。その原因は降下にあるのだが、それはまた次回。ボクの偏愛する長良川河口堰の映像をご覧下さい。 . . . 本文を読む
アユの産卵をみる会の準備でおこなっている「耕耘」 川を耕すことについて。今年は11月2日午前10時より「公開 リバーリバイバル」を行います。 参加自由、ただし、胴長をご用意下さい。川原でアユの産卵場を整備します。会場は、「アユの産卵をみる会」会場です。 . . . 本文を読む
長良川河口堰の建設目的の一つは、浚渫して洪水時にたくさんの水を下流に流すことだ。そのために、潮を止めていたマウンドという浅い部分を取り除くことが必要とされた。しかし、その除去されたはずのマウンドがよみがえりつつある。 . . . 本文を読む