27回目となったアユの産卵を見る会。今年も皆さんのおかげで大盛況のもと無事行うことができました。ボクたちがなぜ、アユの産卵にこだわり続けているのか?そのことを書いておきたかった。 . . . 本文を読む
世界ラフテイング選手権2017 日本チームの戦い。地元吉野川を拠点とする女性チーム「ザ リバー フェイス」は総合優勝を飾った。最後のレースが終わった彼女たちの傍らで、ボクは感動していました。 . . . 本文を読む
ボクたちがやっとの思いで、ゴールしたダウンリバー(長距離競技)、しがみついているのがやっとのような激流を、加速して追い抜いていったのは南米チリのチームだった。競技人口の中心はヨーロッパや南米。それらの国々に伍して,日本から世界制覇をするチームが現れるとは、思いもよらなかった。二四年間のトルコでのこと。 . . . 本文を読む
大水には全開される長良川河口堰。上流の大水が河口に到着するまでの時間を利用して、河口堰の上流にヤマトシジミの幼生を遡上させることはできないだろうか。大水の時現れる「幻の干潟」をみての提案です。 . . . 本文を読む
人には、様々な出会いがある。ボクが長良川と係わりを持つきっかけは柴田さんとの出会いだった。漠然と、河口堰建設の問題に向かい合おうと思って長良川を訪ねたときに、もし、柴田さんと出会わなければ、果たして、反対運動をはじめていたかどうか?と思う。昨年亡くなる前にお会いする機会が合ったのだが…。あの時、見かけた車を追いかけておけば、といまも悔やんでいます。 . . . 本文を読む
アユモドキはモンスーンの賜物だ。イネと同様に日本人の生業を支えてきたモンスーアジアの恵みでもある。その魚はいま絶滅の危機にある。もしかしたら、絶滅に備えて、記念日を準備する必要があるのかもしれない。 . . . 本文を読む
現在、もっとも絶滅に近い状況にある淡水魚アユモドキ。モンスーンアジアの申し子ともいえるアユモドキは梅雨の初めに川から水路へそして、産卵する。その最初の個体を採集してオランダに持ち帰ったのは、シーボルトだ。1826年5月31日。今の湖南市でのことだったという、説を展開します。アユモドキ採集の日を記念日に! . . . 本文を読む
奄美大島の嘉徳浜。奄美大島は勿論だが、南西諸島で唯一。もしかして亜熱帯域では最後の自然海岸の砂浜だ。その浜に護岸が計画されている。この浜にはオサガメも産卵した記録がある。奄美の歌姫、元ちとせの生まれた浜でもある。 . . . 本文を読む
古都、京都の川がおもしろい。30代で漁協の組合長になった澤さん。澤さんたち賀茂川漁協は鴨川に天然遡上のアユを戻そうと、市民と一体となった活動を始めている。組合長は若いほどいい?とも思ったのだった。 . . . 本文を読む
長良川にはサツキマスという魚を獲る漁師兄弟がいる。三十年前このご兄弟にであったことがボクが長良川に通うことになったきっかけだった。ボクは二人の獲るサツキマスによって長良川の変化そのものを記録して、その現認者になろうと思った。その現認の記録も、いよいよ終わりに近づいているのではないのか?その想いを強くしながら、淡々とふたりの神業について書いた。 . . . 本文を読む
日本三大砂丘と謳われた中田島砂丘は消えつつある。防潮堤の建設がそのとどめを刺すことになるのだが、元々の要因は天竜川のダム建設だ。最大の佐久間ダムの堆砂問題はまだ解決していない。 . . . 本文を読む
中田島砂丘が津波対策の防潮堤建設で消えようとしている。建設場所は砂丘の中央、陸側に寄せれば現状に近く残せた可能性がある。しかし、民有地があるという理由でその工法は選択されなかった。しかし、この原稿を書き終えた後、地元の方の確認で、民有地はすでに所有権が放棄されている可能性が浮かんできた。行政は本当に最善の計画を策定したのか? 消える大砂丘に寄せて書いた。 . . . 本文を読む