新潟久紀ブログ版retrospective

R6.5.20-R6.5.26新発田地域振興局長の細々日記

新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
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●令和6年5月20日(月)
挨拶に来られた新発田高校の校長さんへ、若者転出による人口減少対策を臨場感持って考えるために、進路指導教諭や生徒自身と懇談したいと申し入れたらとても前向き姿勢で嬉しくなった。生徒自身による課題解決型研究カリキュラムのテーマとする可能性までお話しいただき、取り組みを具体化することに。

●令和6年5月21日(火)
「櫛形山脈」に登って活かし方を考えると話すと「熊に気を付けて」と言われる。入山してみると長年に亘り踏み慣らされた山道はヒトの匂いがこびりついているように思われ獣もおいそれと近寄らないように感じる。恐れで遠ざけるのでなくITなど駆使した合理的なリスク回避の方策でヒトを呼びたいものだ。

●令和6年5月22日(水)
春先故なのか新発田地域にある日本一小さな「櫛形山脈」の山道では、尺取虫的に動く小さな毛虫が糸を引いてぶら下がっているのに度々出くわす。苦手な人は嫌悪しかなかろうが、枝葉から離れるのはリスクだろうに何故なのかと考えながら歩くのも一興。山では小さな命の躍動が色々思いを巡らせてくれる。

●令和6年5月23日(木)
新潟県の地域おこし協力隊の任期後定住率は全国平均64%を割る62%で、石川県73%や長野県68%より低い。OBなど関係者含むネットワークづくりや、県内産業の体験会など取組むが、県全域型のみでなく経済的社会的に風土にまとまりのあるブロック単位で地域ならではの支援策や知恵を出し合う場を設けたい。

●令和6年5月24日(金)
かつて鳴り物入りで増えたが失速する「観光地域づくり法人(DMO)」が多いと聞く。地域自身が持続的に稼げるようにするために関われるかが成果と存続のカギで、旅館等の業者が虎の子の顧客管理情報などを出し合ってデータの革新的な活用方法を見出せるような信頼置ける連携環境を作った好事例は頷ける。

●令和6年5月25日(土)
日本一小さな「櫛形山脈」の活かし方を考え始めて、登山関連のweb動画など観ていると、昼食にカップ麺を摂る人が結構おられて気になる。若い人の特性かと思いきや、過日の櫛形山の山頂でお会いした70歳代の男性までも。魔法瓶で熱湯を運ぶのも面倒だろうに何故なのか。おにぎりを頬張りながら考えた。

●令和6年5月26日(日)
国内初のチョコレートバーというものを頂いた。#メトロ製菓 が100周年を記念して復刻させたものらしく、手のひらに乗る小さくも立派な箱に丁寧に個包装され、チョココーティングの中の生クリームに似たメレンゲと甘いレーズンの味を威厳のように感じるのは、宮内庁御用達の菓子舗と聞いての先入観か。

(「R6.5.20-R6.5.26新発田地域振興局長の細々日記」」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式「新発田地域振興局長の細々日記「櫛形山脈視察R6.春(その1)」」続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
「活かすぜ羽越本線100年」をスピンオフ(?)で連載始めました。

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