■日本一小さな山脈「櫛形山脈」視察R6.春(その1)
●「山岳手打ちそば一寿」で情報収集
新発田地域を縦貫するJR羽越本線100周年を機に沿線の活性化と鉄路利用増を絡めて考えて行く中で、注目するのが日本一低い山脈の「櫛形山脈」。麓の「#山岳手打ちそば一寿」さんでダッタンそばを食べながら店主に聞くと貴重な話が止め処ない。この山脈の愛好家達も教わったので知恵出しの会が催せそう。
●「願文山」248mに登る
新発田地域の魅力を高めたくて"日本一低い山脈"の「櫛形山脈」に着目。その活かし方を現場で考えようと先ず登ったのが「願文山」。麓の桜公園で満開を前にした宴席の賑やかな声を背に、標高248m程度と嘗めて登り始めたら、樹木の根が網目の様に這う急斜面でロープを伝うなど意外にもスリリングでした。
●「大峰山」399.5mに登る
新発田地域の自然の賜物「櫛形山脈」を登り「願文山248m」から展望すると直ぐ先に仰ぎ見る「大峰山399.5m」へ続けて登りたくなる。地元の同僚から容易だと聴いてた割には難儀なロープ場もあったが登り切れば下界を見下ろす清々しさに大満足。願文山コースでなく間際まで車で寄れる道を知ったのは後日。
●「赤しゃもじ本店」で腹ごしらえ
新発田地域の魅力探しに日本一低い山脈「櫛形山脈」へ再び挑む前の腹ごしらえは、新発田市が本店というラーメン店「赤しゃもじ」へ。「濃熟醤油ラーメン」は食感がざらつく程の豚骨と魚介の濃厚スープとそれをしっかり受け止める小麦の風味が強い太麺なるも重すぎず、登山に適度なスタミナを得られた。
●「白鳥山」298m [鳥坂城址]に登る
櫛形山脈を登りつつ来訪増や周辺地域活性化を考える第二弾は「白鳥山298m」。胎内市の登山口「白鳥公園」は広々とした中に遊具や散策路が整備されていて、トイレが水洗で綺麗で感激。山道はロープ場が無い程度の歩き易さで、鳥坂城跡展望楼からは眼下に日本海まで眺めつつ戦国の世も偲べる素晴らしさ。
●「鳥坂山」438.4mに登る
新発田地域の至宝「櫛形山脈」の白鳥山頂上付近の鳥坂城跡からその名を冠した「鳥坂山438.4m」へと続登する。過日の「大峰山399.5m」ではヘタレたのでかなり構えて歩いたが、思いのほか登山道が難しくなく、目安50分の半分程で頂へ。樹々の葉の擦れ合う音とウグイスの鳴き声、心拍音のみの空間を満喫。
●「要害山」165.7m [加治城址]に登る
櫛形山脈の魅力を登って考える第二弾のシメは「要害山165.7m」山頂の「#加治城跡」。麓の「藤戸神社」の鳥居から100段超の石段を登り、お参りしてから美しい杉林の道を平坦から次第に急へと登り詰める。新発田地域から弥彦山まで見渡すこの頂に立つと山城の主となって俯瞰して地域戦略を考えたくなる。
(「新発田地域振興局長の細々日記「櫛形山脈視察R6.春(その1)」」」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式「R6.5.27-R6.6.2新発田地域振興局長の細々日記」が続きます。)
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