新潟久紀ブログ版retrospective

R6.1.1新発田地域振興局長の年頭挨拶

●「FMしばた」で年頭挨拶させていただきました

(MC)
 この時間は、新潟県新発田地域振興局の局長から、新年の御挨拶をお送りいたします。
(局長)
 「FMしばた」をお聴きの皆さま、明けましておめでとうございます。
 新潟県新発田地域振興局長です。
 日頃から県行政への御理解と御支援をいただき、誠にありがとうございます。
 令和6年の年頭にあたり謹んで新年の御挨拶を申し上げます。
 昨年を振り返りますと、春先に大規模に発生した鳥インフルエンザへの対処や、夏の未曾有の猛暑と渇水への対応といった、仕事においても生活においても大変な苦労を強いられたことが印象深く思い出されます。甚大な影響を受けた方々へのお見舞いを申し上げるとともに、対応に当たっていただいた皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
 一方で、明るい話題を一つあげますと、新発田地域が生んだ偉人、大倉喜八郎さんが建てた迎賓施設の「蔵春閣」が移築オープンされ、地域への誘客と経済効果にも大きな弾みをつけてくれました。
 新発田地域振興局としては、こうした観光資源などをはじめ、広域的に点在する見どころをまとめた「魅力発見マップ」を作成配布するなどして、地域の資源を「数珠つなぎ的」に情報発信し、国の内外から新発田地域への来訪者の増加に繋がるよう取り組みを進めてきました。
 今年は、コロナ禍が落ち着いてから迎える初めての年として、活発化する観光などによる人の流れを更に引き込んで地域を盛り上げられるよう、自治体や関係者との連携を更に深めて、より一層地域の活性化に貢献したいと考えています。
 新発田地域振興局は、新潟県が担う行政サービスの最前線として、「住んでよし、訪れてよしの新潟県」の実現に向けて、関係する皆様と連携して知恵を出し合い、地域の振興と発展に取り組んでまいりますので、引き続き御理解と御協力をお願いいたします。
 新発田地域にお住いの皆様にとって令和6年が穏やかで幸多き年となりますよう祈念して、新年の御挨拶とさせていただきます。

(MC)
 新発田地域振興局というのは、そもそもどんな仕事をされているのですか。
(局長)
 実は、私が昨年4月に局長に着任して以来、地域の方々とお話をしていて、振興局について御存知ない方が少なくないことを知りました。
 新発田地域振興局というのは、新発田市、阿賀野市、胎内市、聖籠町を所管区域として、市や町が単独ですることが難しかったり、広域的に取り組むほうが効果が上がるような事業などを進める県の地域機関です。
 道路や河川の整備であるとか、農業の産地育成の支援、保健や福祉、生活環境の保全など、社会経済のインフラ整備やセーフティネット機能といった、地域において人々が豊かで安心して暮らしていけるように下支えするのが主な仕事です。
 その上で、地域の社会と経済の更なる発展に向けて、人の流れが盛んになり、地域に関わる人達が少しでも増えるように、県としての広域的な立ち位置で、観光の振興などの取組も強めているところです。

(MC)
 地域の社会や経済の更なる発展ということで、特に力を入れている取組や、今年の抱負などはいかがですか。
(局長)
 地域の社会や経済の発展のためには、物事の自動化や省力化が進む中においても、「人」のパワーをいかに発揮してもらえるかが重要だと思います。
 昨年は新発田地域振興局独自の新たな取り組みとして、管内に住み続ける若い人や、関心を持って関与してくれる人を増やしたいとの思いから、新発田地域を面白く感じて、働き、暮らし続けるには何をどうすればよいか、地域内外の各界で活躍する人や学生さんなどを集めて語り合い、各々の取組みを関連づけることで良い相乗効果や意外な化学反応を生みだせないかなど、「知恵を出し合う」ための座談会をはじめました。
 今年はこの座談会を、新発田地域の魅力や資源を活かして稼ぎを上げて暮らしていけるような具体的モデルの発見などに繋がるよう、展開していきたいと考えています。
 このラジオをお聴きの皆様からも、新発田地域からの若者の流出を抑えたり、もっと人を呼び込むためのアイデアがあれば、是非とも教えて欲しいと思います。
 新発田地域振興局の公式ホームページを通じてでも結構ですし、それが仰々しくてためらわれるということであれば、ネットで「新発田地域振興局長のブログ」と検索していただき、私の公私にまたがる思いなどをSNSでご覧いただきながら、小さな気づきであってもアイデアなどをいただければ嬉しいです。

(MC)
 SNSならアクセスしやすくて思いついた時に気軽にアイデアを出し易いかも知れませんね。興味のある方は「新発田地域振興局長のブログ」を検索してみてください。
 それでは、思い出の一曲に移ります。
 原田真二の「愛して、かんからりん」をいただきました。
 局長はこの曲にどんな思い出があるのでしょうか。
(局長)
 約40年前の1983年秋に発表された曲で、彗星のようにデビューしてヒット曲を連発した原田真二さんが、1年間のアメリカ留学で「日本にいて見えなかった日本の良さ」を感じて作られたというものです。
 一義的には恋人との関係を歌っているようですが、二人の間になんらかの距離や障害があって、そうしたものを乗り越えたいという、人間関係を想う歌詞のように受け止めも出来ます。
 この曲が発表されたのは、私が一人暮らしを始めた年で、家族や親しい友人などから離れて過ごす雪の日に、ラジオから流れてきたこの曲を聞いて、地元での暮らしや何が自分にとって大切かなどを独りでしみじみと考えていたことが思い出されます。
 正月休みで新発田地域に帰省してこのラジオを聴いている人もいると思うのですが、この曲に触れて、これまで自分を育ててくれた地元のありがたみを感じてくれたり、できれば、その恩返しにどんなことができるのかなどに思いを馳せてくれれば、嬉しく思います。
 ~楽曲放送~

※FMしばた R6年1月1日(月)8:15、17:15放送

(「R6.1.1新発田地域振興局長の年頭挨拶」」終わります。「R6.1.4新発田地域振興局職員への年頭挨拶(概要)」に続きます。)
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