新潟久紀ブログ版retrospective

2021年12月のつぶやき

2021年12月1日
芸能人等による表層的な食レポ番組などは観る気もしなくなったが、#遠藤麻里 さんが上越市高田の #中華料理上海 で独り飲みをした体験記事を読んで思わずイイネだ。何がどう美味いとかは一節も無いのに、店の風情や店員、同席客とのやりとりを通じてどんな味か浮かんできたり訪れたい気にさせて見事。

2021年12月2日
プレゼンのみでなく内部資料さえもパワーポイントが主流化していて、技巧に溺れがちでページの嵩みもどうかと思う事が増えた。ルパン三世アニメ化50年でpart1再放送を観ると粗野ながらも演出に知恵と工夫を感じる。白黒のテキストと線画のみでどこまで勝負できるか。資源の節約と効率化にも必要では。

2021年12月3日
新潟大学の学生寮は坂の下に玄関口があり、凍える夜半に寮生との打合せを終えて車を出すと坂の途中で積雪が無いのに駆動輪が空転して後退してしまう。海沿い立地ゆえに潮風の夜露が寒気で凍り、短時間で氷膜が出来たのだ。僅か10m程の坂を前に独りチェーンを着けた寂しさよ→https://blog.goo.ne.jp/niigatahisanori/e/314ab8f5731a57728b6cfe1407186a21

2021年12月4日
燕市役所出向での大きな経験の一つが「つばめ産学協創スクエア事業」だ。中小企業単体では困難なインターンシップ受入を地元企業が連携して対応するもので、私は国からの運営費交付金獲得で頑張ったが、有志企業が拠出して公金無しで宿泊交流施設を建てた本気度には感服した→https://blog.goo.ne.jp/niigatahisanori/e/70998f74056a916f38938cbf350d16b2

2021年12月5日
ジェンダー平等の時代だが、新潟へ移住する女性が相対的に少ないので、女性視点で新潟暮らしを誘うガイドブックを作る事にした。私のおじさん頭では及ばないようなコンテンツや構成のアイデア続出により冊子「#にいがたじかん」が完成できた2019年12月のつぶやきupしました→https://blog.goo.ne.jp/niigatahisanori/e/0fcf679d1e90393b9fc45475c7cea3d1

2021年12月6日
長岡市ではその年の「#うまい米コンテスト」上位20者のみが対象となれるブランド米「#金匠」が5年前からある。一定水準以上の品質は必須なれど年毎の作柄の出来にはやむを得なさもある中で上位を選ぶ方法は感慨深い。気候条件によらず生産者の意欲増進と農家の切磋琢磨への顧客の感謝に繋がると思う。

2021年12月7日
コロナ禍一服で経済活動急再開による原料等の高騰で製造業等が苦労している。渦中ではいかにアクセルを踏むかに政府は腐心していたが、やがて来ることが明らかな経済復旧を見据えて底値で経営資源をオプション確保するための方策を講じる施策は講じられていなかったか。構造的問題への関与強化を願う。

2021年12月8日
コロナ禍一息とはいえワイワイ飲み会という気にはなれない。同僚や友人など既知の者同士はなおさら"敢えて今集まってまで"となる。村上市で酒蔵から酒の味わい方を教わりながらハシゴ酒を楽しむ「#越後むらかみバル街」開催。酒席で話せるうんちくなどコロナ収束後のネタを静かに仕込むのによさそう。

2021年12月9日
新潟市は中心市街地でマンション増加中。災害の備えは個々人が基本だが危機対応の効率化を考えれば市として集合住宅における共同備蓄など助長すべきでは。IH普及の上に高層ビルは停電すれば水道すら停止する。小さな街ほどの規模になるマンション群での整合ある危機管理を市が旗降りくらいしてみては。

2021年12月10日
2019年12月1日。都内在住の新潟県出身の若者達に集まってもらい、新潟へのUIターン促進策を話し合う若者座談会を初めて開催。県担当課長の私からの深刻化する新潟県の若者流出の状況説明を熱心に聴き、休日の長い時間を無償で、アイデア出しの議論に参加してくれて感激だった→https://blog.goo.ne.jp/niigatahisanori/e/0fcf679d1e90393b9fc45475c7cea3d1

2021年12月11日
不安で始まった県から燕市への出向2年間もあっという間に最終日の金曜夕方。車通勤も今日で終わり。部下達に「また来週月曜日に」と言ってしまいそう。心中に何とも言えぬ思いが溢れる。いつまでも手を振ってくれる部下をバックミラーで見ながら慣れ親しんだ市役所を後にした→https://blog.goo.ne.jp/niigatahisanori/e/940a0cbc4e88460439dbca29c49465e4

2021年12月12日
2019年12月。UIターン促進担当課長として2年近くの様々な人との交流や意見拝聴を通じて、新潟暮らしを誘うための仕掛けを30項目以上考え、新潟出身で都内在住の若者から評価してもらった。粗削りや直観的なものもあったが、情勢の変化も踏まえ見返して活かしてみて欲しいな→https://blog.goo.ne.jp/niigatahisanori/e/0fcf679d1e90393b9fc45475c7cea3d1

2021年12月13日
既にメディアでの露出も増えて認知度上昇中の食品「#燕三条鉄シリーズ」。アイスや饅頭に続き今の時期にピッタリのシュトーレンが発売された模様。私自身これまで正直なところ、鉄粉や竹炭の使用が何となく引けていずれも食べていないが、その無害さや、むしろ効能情報などあると、手を伸ばせるかも。

2021年12月14日
#ルレクチェ の普及に向けて新潟大学の学食で規格外品を安価に提供している。新潟市南区の農産業振興の調査をした学生のアイデアに生産者が協力したという。新潟大学生は6割方が県外出身者であり、美味しく感じた彼らが地元や今後の生活の場へ通販等で広めてくれることにも繋がりそうで素晴らしい。

2021年12月15日
弥彦村では業者の操縦員の高齢化や撤退を背景に除雪車の運転可能な職員を増やしている。豪雪も医療も同様で、いざという時の当事者になると苦情をまくし立てる向きがあるが、若手の県外流出を各地で止められない我々は、災害級の事態でも従前と同じ快適な水準を行政が維持することが当然とは言えまい。

2021年12月16日
選挙報道では候補相互の批判的応酬にウンザリする方々も多いのでは。遺恨が残るばかり。さりとて街づくりの未来像を戦わせるのも実は難しい。就任してみて財政や行政の仕組の構造的な裁量度の低さを思い知る。低成長時代に実質的に選挙で争えるのはせいぜい政策判断のための意思形成の進め方くらいだ。

2021年12月17日
ベルギーのドラマ「#ブラックアウト」を視ている。ありがちなストーリーだが、首相役の女優の、年かさのままの顔立ちと表現力に加え、私事の過ちの人間味など演出が魅力。女性上司と言えば、登用が目的と思しき人には辟易したが、支え甲斐のある方に仕えた経験は良き思い出だ→https://blog.goo.ne.jp/niigatahisanori/e/47128a7f218f2a50593a8127c41e24a7

2021年12月18日
東京圏在住者からの新潟へのUIターンのための主に転職相談に応じるコンシェルジュ制度新設の際は、県職員直営でなく民間委託するのは何故といぶかったが、担当者と面談して、県職員の郷土熟知故の盲目的応対に陥らずに先入観の無い都会在住者目線で相談する重要性を痛感した→https://blog.goo.ne.jp/niigatahisanori/e/5bae28a08bbf89741deadcf091bb62c1

2021年12月19日
異動内示を受けた時は知人から「格下げ左遷か」と揶揄された市役所への出向での経験が、県庁での事前通告無しの議会対応で大いに役立つとは…。仕事で得る事には、実は遠回りも無駄なことも何一つ無く、要は「自分自身でそれをどう活かすか」だということを改めて認識できた→https://blog.goo.ne.jp/niigatahisanori/e/4f5e300b99f686f8421e008dfde2696b

2021年12月20日
新・新潟駅舎の完成予定図を見て個性を絞り切れない新潟の悩みを再認識。金沢や長野のような普遍性あるコンセプト軸が難しいなら、やはり逆手で"移ろい"をウリにし、にいがた2キロを含む周辺で四季折々の楽しみ所を面的にアピールしてみては。新潟連携中枢都市圏の隣接12市町村一体で取組んで欲しい。

2021年12月21日
街中では中々お目にかかれないのが"薪火料理"。キャンプもやり慣れず集合住宅暮らしだとなおさら憧れるのみだったが、新潟市に薪火料理 #FIREPIT(#ファイヤーピット)がオープンしたという。ステーキや魚介の焼物のみかと思いきや、炙りパスタやミニバーガーなど多品目だというので先ずは行きたいもの。

2021年12月22日
戦前から戦後にかけた現代社会経済の基礎構築と言える時代に、様々な分野で新潟出身の人物が活躍していたことが散見される。あの東映の創設者も新潟県西蒲区の旧中之口村出身と今更に知り驚いた。アニメのスタジオ展開や若手育成など先見的事業も推進する等に新潟県人が持つ革新性が垣間見えるようだ。

2021年12月23日
1990年代に全国で増加した地域の四年制大学は少子化と進学志向の東京圏集中で苦戦が続いているが、コロナ禍で地元進学に目が向く気運は活かしたい。#長岡大学 の経済経営学部学生が全国ビジネスプランコンペで特別賞を獲ったことなどは、知名度と偏差値に偏見が未だある親世代にアピールしたいものだ。

2021年12月24日
1歳半にもなると何でも自分でやりたがり散らかすし、大人をまねてお辞儀したり嫌な事に両手を振って拒否するなど活動が目覚ましい。育児支援の状況をつぶやくのは、生まれながらのどんな環境で人は思考をどう形成していくのか、見守り録を通じて残したいとの思いもあるからだ→https://blog.goo.ne.jp/niigatahisanori/e/d7d951369a3f557163298a74dcb9e597

2021年12月25日
行政が政策の推進にあたり関係者による会議体を編成するのは常套だが、権威者を集めた形式的なものも散見される。新潟暮らしを誘うための"ネットワーク会議"は市町村や各界の団体の責任ある者の集まりなるも実務者による構成で、若手中心の元気の良さに頼もしさすら感じたよ→https://blog.goo.ne.jp/niigatahisanori/e/3f160a56287b00cd531832772699cd00

2021年12月25日
ツイッターでの三浦沙良さんのご助言で探していた大島弓子先生の「庭はみどり川はブルー」。なんと灯台下暗し。娘が持っていた大島弓子選集5に掲載されていました。こんなシンプルな線画で大の大人を涙ぐませるようなお話をどうして描けるのだろう。30年ぶりくらいの再感動に鳥肌の立つような思いだ。

2021年12月26日
有楽町駅前の"#ふるさと回帰支援センター"にて隔月程度で開催する新潟暮らしセミナーは、4年を経て、自然や地域の魅力などのウリをアピールする"プッシュ型"も手詰まり気味。都会暮らしの悩みや関心事などを聴き出して「その答えは新潟にある」という"プル型"の展開を考えた→https://blog.goo.ne.jp/niigatahisanori/e/f45ef33dc332fe9c87dc45d2c9d1c055

2021年12月27日
新潟ベンチャー協会ビジネスコンペにて都市住民を副業で地方と結ぶモデルの #リペリア CEOの室田雅貴さんがグランプリと聞き新潟大学院生の頃から知る私も激嬉しい。新潟で不足する医療従事者を個人事業主と見立ててキャリアラダーとして新潟県立病院との数年単位のマッチングとか考えられないかなあ。

2021年12月27日
年の瀬迫る新潟の帰り道。積雪少なめなるも寒風で涙目になる。バレリーナのように凛と立つ枯木に猫背を叱られそう。

2021年12月28日
柏崎市の山間部で田舎らしさを楽しめる滞在可能施設の #じょんのび村 の経営苦戦が続く中、公募により旅行大手HISの元社員が社長に就くという。コロナ禍の落ち着きで名所巡り旅行企画の新聞折込が増えてきたが、全国の絶滅危惧の田舎暮らし体験施設を巡るツアーやそれを支えるクラウドFを企画しては。

2021年12月29日
加茂市商工会議所が消費喚起のため150店舗を掲載する #加茂まちなかガイド を作成し市内全戸と関係施設に配布したらしいが、併せてMaaSの発想が欲しいところ。新潟駅から信越線などで途中も楽しみながらどう来訪できるとか、そのアピールを新潟市連携中枢都市圏の取組と絡めるとか、仕掛けを期待する。

2021年12月30日
#山手線 ホームの発車案内表示が"何時何分"から"何分後"に変更されたのは、待合時間を分かり易く把握できるための利用者目線でのことらしい。余暇や趣味に確保できる時間を絶対時間だけでなく、新潟暮らしではストレスの少なさ等の効果で時間がより長いように感じられるなどと相対的に示せれば面白い。

2021年12月31日
東京在住の新潟出身の若者を同窓会よろしく集めたH28潟コンin六本木は、新潟出身で"伸び盛り"のシンガー小林楓さんらの活躍で大盛況なるも、3回を経て公費を投じる上でUターン促進に実効ある次展開の要請が高まる。担当課長として知恵が試される段階に私は巡り合わせたものだ→https://blog.goo.ne.jp/niigatahisanori/e/ee8c197815e035f72aca36e64dc87d6e

2021年12月31日
生活の先行きを左右する時機には、我が意を得たりの楽曲のリリースに運良く巡り合わせたものだ。Jackson BrowneのLives in the balanceは、進路について腹を固めて恋人とも離れて就活に臨んでいた頃に出た新譜。"人生とは何かを尋ねあぐねる間に時は過ぎ去っていく…"。皆様よいお年をお迎えください。

(「2021年12月のつぶやき」終わります。「2022年1月のつぶやき」に続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
☆現在進行型の仕事遍歴あります。
「新発田地域ふるわせ座談会」を日記と別建てで連載してます。
☆新潟久紀ブログ版で連載やってます。
 ①「へたれ県職員の回顧録」の初回はこちら
 ②「空き家で地元振興」の初回はこちら

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