新潟久紀ブログ版retrospective

R6.9.30-R6.10.6新発田地域振興局長の細々日記

新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
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●令和6年9月30日(月)
仲秋でも暑さが続く中、加治川治水記念公園の遊歩道を歩くと、舗装面まで覆うように葛が這い出し繁茂していて驚く。桜の季節には堤防法面まで綺麗になっていることを思い返すと、地元関係者の皆さんの除草努力の積み重ねなどに頭が下がる。桜の季節以外の地域貢献のリアルにも関心を呼びたいものだ。

●令和6年10月1日(火)
新潟県阿賀野市にある低山「五頭連邦」の活性化を考えるも、未だ日中暑いので麓の清水が有名な「秋取山」を散策してみる。ハイキングスタイルでOKの標高300m弱だが、遊歩道には侮れない箇所もあって少しスリリングな小一時間を楽しめる。頂上近くの鐘を打つと秋晴れにご褒美のように美しく響きました。

●令和6年10月2日(水)
新発田市の農業法人「アシスト21」の木村社長さんから稲刈り現場でお話を聞く。温暖化の中で背が低く暑さにも強い期待の品種で業務向け中心の”にじのきらめき”の導入拡大や、労力軽減となる乾田直播など、収益確保と経営効率化への飽くなき取組みには新潟の保守的なコメ農家のイメージを払拭してくれる。

●令和6年10月3日(木)
新発田地域の至宝である「加治川」の環境整備に関する要望書を地元団体から頂いた。県の地域機関としては財政厳しい中で、修景や美化、誘客のための施設整備などで十分に叶う対応は難しいが、雑木伐採の優先順位などを協議したり、賑わいづくりに向けた民間活力の導入などで努力したい旨をお答えした。

●令和6年10月4日(金)
若者に農業に関心を持ってもらうにはと考えながら、新発田市の農業法人アシスト21の木村社長の計らいで稲刈りコンバインに試乗させていただいた。左手レバー一本での楽な操作に調子こいて速く進めすぎて早々に自動停止に。刈り取り装置への負荷などを表示版で確認しながらの丁寧さは今時の若者向きかも。

●令和6年10月5日(土)
街なか再生を考えるに賑わう事例よりどん底からの再起の図り方が参考になりそうで新潟市の古町を定期的に視察する。イベントも無い休日に関わらず流行りのおにぎり屋の他に老舗喫茶"#エトアール"の大繁盛に驚く。良い意味での懐かしい味と空間が保たれた上に給仕係の好感度の高さが効いているようだ。

●令和6年10月6日(日)
新潟は10月に入ると朝晩の気温が20℃以下に。こんな季節になると名は「白い山」なのに素材も色合いも秋めいているモンブランを選びがちだ。新潟の老舗「大阪屋」のは栗片がゴロゴロと入ってお値打ち品だし、「ヒロクランツ」のウイーン風「マローネン」は4種のクリームを楽しませる大人向けの銘品だ。

(「R6.9.30-R6.10.6新発田地域振興局長の細々日記」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式「R6.10.7-R6.10.13新発田地域振興局長の細々日記」続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
「活かすぜ羽越本線100年」をスピンオフ(?)で連載始めました。

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