オリジナル「107ソングブック」  Original  natarsher seven

全く、個人的趣味の音楽の一つ。高石ともやとナターシャセブン。
「107ソングブック」の曲をオリジナルの歌詞で

旅人よ (たっどんとい)

2022-09-20 | 鹿児島弁

風な ががぶっ  みどいん草んはぁ   おいかくぃめめんひかい 若かたっすいと

きかんか とえいか 空な 鐘がなっ   とえかさといなおっ  かかん うんなにっせい

やがちゃ 冬なつんたか   ゆっどん はこんくっが

わいが わけかあっあと   胸い もゆいけどん うずめっせ

草な けかるっせ いのっな おわっまで  わいや ゆんな心い 若かたっすいと

 

あけかくっいっ よいんひんくさはぁ   たどぃ きもっ こえらし 若かたっすいと

みらんか とえいか 空なといがいっ   とえかさとなぁきっ  雲ん うんなにっせい

やがちゃ ふけか さずんな  ほっどんかざっこっじゃろ

わいが あっかおめでなぁ   胸いうるんゆっどん うずめっせ

といな いってん  いのっな   おわっまで   わいや ゆんな心い  若かたっすいと

 

弾厚作 作曲

このペンネームは「團伊玖磨」と「山田耕作」からだという。

基本的には最初のシンガーソングライター!!

というか若大将シリーズでスター俳優になったという方が良いのかもしれない。

この若大将シリーズについてバブル最盛期に面白い意見を読んだことがある。

もちろんこのシリーズの主役は若大将、加山雄三なのだけれども「女子受けするのは糞まじめな若大将よりも遊び上手で面白い青大将、田中邦衛のほう!だって面白いところとか遊びとかに連れて行ってくれそうだから。」

なるほどね。

 

 


くがっ  SEPTEMBER

2022-09-03 | 鹿児島弁

辛子色んべべっ うかけっせ       といのったおかじょんとい

いかんがち知いながあ          あとがえっちゃかくるい

まんな色づいちょっクレヨン画      なんだまでそむいはしっ

 

あねんとい おうたっが         やっじょじゃっち しっちょっせ

 September ほいでおはんな   September あっにかわっちょっ

 

なんなひざっどな よえなっいっご    心ん かっがさすっ

September ほいでくがんな    September さいなあなくっ

とっかけっくっ えんむすんめじゃ    なんだなきんはいなっが

 

おっせい そんといな たのんたか    おんじょんこっ もどしっくいやい

じゃどんだめじゃ 気がよえが      くっびいなかたまっ

かたいこっどんなけなちょっち あたいな あっがくっしょこ

    

めぐいきせっな 色どりんなけ いっばんとぜんねつっ

かりちょったじしょなんだ  あすいかえすっで

Loveちゅうこっばだっ きいぬいたあっ   そいがGood bye, good bye

 

あたいひといが きしくっといが のこさるい こえらすかとぃ

さんしょしちょっ うんぎいんふっも にどちきこっななか

 

竹内まりやとい人の曲を聞いたときに衝撃的だった。こんなポップの世界を歌える女性が出てきたのかと。荒井由実が出てきたときにはそんなに思えなかったのだけれども。

ただあまりにも自分の世界とはかけ離れていたのであんまり関心は無かった。

今でも好んで聞く人では無いなぁ。拒否はしないけれど。

 

 


オホーツクの舟歌

2022-08-27 | 鹿児島弁

オホーツクん 海原 ただしろっこいちっせ

いのっあっもんじゃって くろか雪ん下

春んまっきもっんな ペチカいもやすぃ

哀れ東(ひんがし)なぁオーロラせんなか

 

はずれん番屋なぁ 命ん火 ちろちろ

トドんなっ よいんな むぜかおごじょなめめんに

だいにはなすいか こんせんねさ

ランプんあかいに うんなっだっじゃが

 

スズランなみどいが ゆっどけいひかっせ

アイヌんこぶいが ほきんとけきこゆい

シレトクん春いな うんなほへいっどか

いおといんかいな うんなひかっが

 

オレーオレー オーしコイ

おきんふしゃ 舟歌

あきあじだい えりゃんさ

あぐいあみゃ 大漁

とえか国後  わが ふりやしっ

いっでんか はけまいっ おやっさなぁ みさっな

ぬくん そろいと

 

 

よく知られている知床旅情の元歌詞。

オホーツクの舟歌

歌っているのは 倍賞千恵子さんが有名、というか彼女はこの歌詞でしか歌っていないと思う。

私は樺太引揚者二世で、樺太に墓があったらしいけれども、そして母親の育った土地に行ったこともない。

もう北方領土引揚者は四世の時代になっている。

最後の歌詞は

「いつの日か 詣(か)もでん み親の墓に

眠れ静かに」

 

 

 

 

 

 


唇をかみしめて

2022-08-21 | 鹿児島弁

てげてげなわろじゃいがち うっちぇおっくいやい

おはんといっしょき    なっかぶぃすぃ気はなか

どけいったろかい     なんかよかこっでんあっとけ

すん気ぃでんなったぁ   手紙(てがん)どん出しっくぃやぃ

 

季節(きせっ)もいくっか   訪(たん)ぬぃ来っじゃろが

とっがさるっとぃ わからじおっせぃ   せからしかと じゃっちよ

人(しと)ん 好っじゃしと しとん 好っじゃしと 

捌っとん 捌かんとぃ 空ぃ任したとよ

人(しと)ん おっがね 人(しと)ん そけ おっとよネー

 

なんかちワカラン     たらんとぃが あったろや

生きみたとぃじゃが    許さるぃこっじゃろや

わがんあしたどん     みひけださんもんじゃぃが

いしれんこっ すぃやっち  われかぶらんじおっせぃ

ぎどんでぼんのなんだ   わがもんにでくいとならぁ 

どいどんかけっせ すったぃうっせてん ふがよかぁ なっいっでね

人(しと)ん なっがね 人(しと)ん なっがね 

えいもえらんとぃも  風ぃ任したとよ

人(しと)んおっがね     人(しと)ん そけおっとよネー

 

きもぃどんさみかっせぃ  たっどん出れんかったが

おはんないっきゃんせ とえとけいっきゃんせ 何じゃなかたっでね

人んよんちょいが しとんよんちょいが  行ってんおってん  そいぞいんみっじゃしと

人(しと)ん いっちょいが 人(しと)ん そけいっちょいが 

人(しと)ん おっがね 人(しと)ん そけおっとよネー

 

 

 

そもそもの原曲が「広島弁」なので、それをかごしま弁になおすのがちょっと苦労しました。

とはいえ吉田拓郎氏は鹿児島育ちの時代もあったので、やはり鹿児島弁になおしたいなぁと。

名曲「夏休み」は鹿児島の小学生時代の事をうたったもので決して広島の反原爆、反戦歌ではないことは氏自身が語っています。

実は個人的には「元気です」で吉田拓郎氏を聞かなくなったので氏を語るだけの資格は無いのかもしれません。

しかし氏がいたことでフォーク=反体制、反戦のメッセージソングでなければならない、というフォーク原理主義の呪縛から本当の意味での自由に歌ってよいのだという若者の音楽になり得たと思います。


葛飾にバッタを見た

2022-08-20 | 鹿児島弁

きの とっぜぃ みちんとけぃ        ふりぃか どしどな おった

「わや こんころぃ いけんしちょっとよ」  そげん たんらっときぃ

ギターどんかかえ 歌どん歌ちょっちぃち    すったぃいえんじゃったし

「おや かいしゃん うえんほぃなれた」っち そげんゆわれたどんから

おや まだどこひでんうろうろしちょっち   すったぃいえんじゃったし

「わや どけすんじょっとよ。おや天文館とけぃ マンションにいったっどいかぁ」

おいは かたむいちょっ そんたんあぱーとぃ  おっち すったぃいえんじゃった 

「いっどどま あそんけこんか くるまいむけくっでね」

おいはいまどっ ふんころばかぃ のったこっしかなかとぃ

あや くるまい のっちょったろかい

 

「ひさいかぶいおたたっで めっでもくわんか」と 

わっぜかよかれすとらん  まえいったどんから

おや あんフォークとナイフをじょじつこえんじ

とんかつどんださるっと       きっそこなっせぃ したぃうっすっかもしれんじゃっし

 

そんうえぃ おや したぃうっせたとんかつどん   くっかいもしれんでや

わりどんから おいははらいっぺじゃっち ことわっとよ

 

そいが いまんはんっすぃたびぃ     おや つらんわりばっかいじゃった

ほいじゃ また ち ひといでかたっせぃ  はっちいっ あいに 

おいや そんやっうしとぃ わっぜこまんか とい 

わがすんじょとけぃな ほいでや わがすんじょとけぃな

ぶげんしゃどんどめ わっぜぃか ぼりわっぜいかおったいろかぃ

じゃどん わがすんじょとけぃな ぎみたっ うぜけんな おらんじゃろいや

 

きの こうつっがわどん さるっちょたや そらぁうそんごち みごてじゃったし

ほいで つんなうえぃや ほい ぎみがぁ あすっさろちょったし

 

もっ おはんなぁ そんたぃ こといきんみちゃ こうつっがわぃでん くりゃよかが

ぶげんしゃんだいもおらんどんかぁ ぎみがぁ あすっさろちょっじゃろいで

 

きの こうつっがわどん さるっちょたや そらぁうそんごち みごてじゃったし

ほいで つんなうえぃや ほい ぎみがぁ あすっさろちょったし

 

 

 

東京の地理に詳しくないので葛飾がどういう環境にあるのか知らないのだけれど、バッタが飛び交う荒川が流れているのかなぁ。

これを歌ったなぎらけんいち氏は中津川のフォークジャンボリーでデビューしている。

その時に歌ったのが「教訓Ⅱ」ちなみにこの時10代!

現在は日本最高のカントリーシンガーであり、事実上の「日本最大の放送禁止曲歌手」

もっとも最近では放送禁止曲制度が形がい化しているのでこの称号もなくなるのだろうが音盤にならない曲が山ほどあるという。

 

 


水虫の唄

2022-08-19 | 鹿児島弁

いけんかいけんな ひっぱなれちょってん  おいなわいな きゃすれんでね

なっどんなったぎぃ おめですいが     わいといるっちょった あんうんぎい

せんねかっ うずっちょい みっむいな   わいとおいたっ ぼんのんあけっじゃ

いけんかいけんな ひっぱなれちょってん  おいなわいな きゃすれんでね

 

わいがうつしっ みっむいな        今でんおいな 悩んじょとい

せんねかっ うずっちょい みっむいな   わいとおいたっ ぼんのんあけっじゃ

いけんかいけんな ひっぱなれちょってん  おいなわいな きゃすれんでね

 

 

フォークルの別名義「ザズートルビー」。ずうとるび とは全く違うグループ。

このバンドのコンセプトは「種子島出身のビートルズコピーバンド」だったらしい。

この曲自体は神戸ポート・ジュビリーで活躍していたメンバーのオリジナルで、ザズートルビーがレパートリーに入れて発表した。

メロディはどこかで聞いた気のするクラシック(からパクった?)

 


岬めぐり    みさっめぎぃ

2021-02-24 | 鹿児島弁

おはんが いっどんか 話っ くれた    

岬いおいは おいは こといっきた

ふたいでいっち やッじょしたどん     

今じゃそいも かなわんこっ

 

みさっめぐいん バスな はしっ     

窓いひろがっ 青かうんよ

せっねか ふこ 胸んしずめっせい    

こんたっ おわったや まちんもどっど   

 

幸せんよな   おんじょたっと      

岬いめぐっ  ひといでおいは

くずゆっなんの あん 激しさで      

わいをもひいと たたじたかった 

     

みさっめぐいん ばすは はしっ     

おいはいけんしっせ いきいこかい

せっねか ふこ 胸んしずめっせい    

こんたっ おわったや 街んもどっど 

 

 

山本コータローとウイークエンド。

この人たちの曲はこの曲しか知りません。他にもいろいろあると思うのだけれど。

というより山本コータロー氏の歌は「ソルティシュガー」と

武蔵野タンポポ団!!

 

 

 

 

 


トリセツ とりあっかぃせっめいしょ

2017-12-01 | 鹿児島弁

こんたんな こげなあたいな 選んくれっせ あいがともしたな

つこまえん こんとりあっかぃせっめいしょな よかぁよんせ

じっち 正すっ しおらすっ 扱(あっ)こっくいやい

いっちょらじゃっでか返品交換なでけんでな     認むいおっくいやぃ


ひょかっ (機嫌)ごっが、わり(悪)なっとっがあっでね

訳な聞いてん 答えんくせい  うっちぇおかるっとはらくっで いっでんすんもはん

じゃどん そげんとんな 懲りらんじ どこずいでん 付き合(お)っくいやんせ


定期的(てっ)に ほむいなら 長持(たま)いすっでな

爪がみごてかとか こめぃ変(か)わいとこいでん きがむっせぃくいやい

ちんち みおっくいやい

じゃどん ふてなったち いしれんこんな きがむかんでよかたっでな

もいも ちょびっち ふりなっきせいか めうついすっとんな

ふたいな 初(はじ)めい おうた  あん日な おめでっくいやい


※こいからん どうぞよろしゅいな こげな あたいじゃっどん わろっ許しっくいやい

 じっち でじなしっくいやい    永久保証ん あたいじゃっでな


かっごん一輪ん花でん キュンちすっでな

なんでんなか日ん ちょびっち贈物(おくいもん)がわっぜよかで センスな でじじゃっでな

じゃっどん みじけてん おんがめでん  てがんがいっばん嬉しかもんじゃ


もいもなんだぁ 濡れっしもたなぁ

こえらしふっとっせい ギュッち つよ だっくいやい

おはんにしか なおしゃならんで


こいからん どうぞよろしゅいな こげな あたいじゃっどん わろっくるじっくいやい

じっち でじぃしっくいやい   永久保証ん あたいじゃっでな

 

たまにゃ 旅でん連れいっくいやい 記念日にゃオシャレなゆめしでんすいが

柄じゃなかちいわんじ みごてかエスコートしっせい

広かきもっと ふけか愛で   ずるっ うけっとっくいやい

 

 

最近の歌は解からん!!

で、少し前だったか某TV番組でKINKIKIDSと吉田拓郎が西野カナの「トリセツ」という曲について話をしていた。

曰く。

「わけわからん!」

というキンキkidsに対して吉田拓郎の「こういう若い女心がわからないからお前は結婚できないんだ!」と反論していた。

 

なるほど!!


真冬ん帰れみっ

2017-05-23 | 鹿児島弁

真冬ん帰れみっ

 

おはんがへっさっ ひらひらち しったるい 

ぷらたなすんかるっは ちんたそな はっぱ

どひこいぃ おくっどかぃ まふゆんけれみじゃ

こんまま どひこでんか 歩きちょきたか

※ わぜすっやんどんかぃ かやせんじおっせぃ

  きもっせか もゆっせぃ くっびかんほいけ

  わけっほしかどんかぁ せんねかおいがきもっ 

  おはんがいっそんこっおんじょぃなれば

 

※  Ref

おはんがいっそんこっ おんじょぃなれば 

おはんがいっそんこっ おんじょぃなれば

 

 

60年代 テケテケブームの代表の一人が加山雄三という人だった。

その代表作「若大将シリーズ」の中で、映画のプロデューサーの命令で「(東映の)社員や若手俳優を集めてバンドを作れ」ということになった。

そして出来たのが「ザ・ランチャーズ」

そのデビュー曲が「真冬の帰り道」という曲。

良い曲なのでいろいろな人がカバーしているみたい。

作曲は加山雄三のいとこでメンバーだった喜多嶋修という人。

この人の奥さんが「内藤(白馬のルンナ)洋子」。

そして娘が元女優「喜多嶋(DNA)舞」。

 


待っど (待つわ)

2017-05-18 | 鹿児島弁

待つわ

 

むぞいか ふりしっせ あいや わぜか  やったっちねち

ゆわしつづくい あんこっ  生きっとがつろかった

いっどかくっどか いっすいじゃ おはんとあたぃ がけっ

いっかどっかでん いっしょきなっち こっどん できんゆっ

青か ひれぃ こん空ちゃ だいのもんでもなかが 

風い ちびっちくっが     なげっ 流さるぃが

あたや 待っど どひこでん 待っど  

たとぃ おはんが ふりけらんじおってん

待っど どひこでん待っど      

ほかんだいかい おはんがきらるっひずぃ

 

せんねかくれぃ あたや  いっどんおはんがめぇじゃ

おどくぃ みすっ どけぃもん なんだなんじゃいらんが

わかっちょぃ つえびぃ しれっゆてみたどんか 

ひといだっおっとどん じっちなんだながす

だいも あたいがきもっ みしくっこどんできん

じゃっどんか あはんだっきにゃ わかっほしかとよ

あたや 待っど どひこでん 待っど  

たとぃ おはんが ふりけらんじおってんか

待っど どひこでん待っど           

せめっ おはんどん いっどでん見がなっとなら

待っど どひこでん待っど   

たとぃ おはんが ふりけらんじおってんか

 

待っど どひこでん待っど      

ほかんだいかい おはんがきらるっひずぃ

 

 

たしか、ポプコン、世界歌謡祭出身だと思うのだけれども「あみん」という女性デュエットがいた。(「いる」かな)

彼女たちのデビュー曲が「待つわ」という曲。

無表情で歌う彼女たちの「表情」が話題にもなった。

その後「WINK」という女性デュエットが同じように無表情だったので「踊るあみん」と称されていた。

どちらもあまり興味がなかった。

ファンの方々には失礼だけれども。

ただ、岡村孝子の「無敵のキャリアガール」という曲名にはちょっと惹かれるものがあるのだけれど、いまだに聞いたことがない。