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62 生意気かもしれませんが・・・ (狗神)
2006-04-05
憲法と言うものは、国家の根底にかかわる大枠のみ、つまり、土台や大黒柱にあたるものを規定し、その上に法律と言う細部に当たるものを作っていくものだと思います。これは、時代の流れで国民の求めるもの、日本のおかれる状況の変化に対し、機動的に対処していくためであると私は思います。すべてを、国民投票の必要な憲法で固めてしまえば、一つ変えるためにも、大変な労力が発生してしまいます。
生意気かもしれませんが、私は、この『日本国憲法2.0』は具体的過ぎると考えます。解釈の余地が生まれません。解釈の仕方によって政権により行動が変わるのはとんでもないことです。しかし、緊急事態=国家の存亡にかかわる緊急事態が発生した場合、解釈の余地により日本は行動できるのです。
あまりに具体的過ぎる憲法は、足を縛るだけで、誰にとっても利益はないと思いますが、いかがでしょう?
63 いいえ Re: 生意気かもしれませんが・・・ (日本国憲法2.0開発部)
2006-04-08
狗神様、いらっしゃいませ。お返事が遅れてすみません。> 憲法と言うものは、国家の根底にかかわる大枠のみ、つまり、土台や大黒柱にあたるものを規定し、その上に法律と言う細部に当たるものを作っていくものだと思います。
そのとおり土台ですね。ただ憲法は、法律と違って国民を縛る法ではなく、国民を守る国家はこう作り、それを動かす法律体系はこうすべきと、国家を縛る役割ですね。
> これは、時代の流れで国民の求めるもの、日本のおかれる状況の変化に対し、機動的に対処していくためであると私は思います。
憲法は国家を縛る部分を記載する役目があるので、機動性を多少失おうとも、必要なことは書くべきだと思います。太郎様は機動性のない硬性憲法でたくさん記述することに大反対で、明治憲法のように簡単なものがいいという主張でした。狗神様もそうでしょうか。
> すべてを、国民投票の必要な憲法で固めてしまえば、一つ変えるためにも、大変な労力が発生してしまいます。(中略)
> あまりに具体的過ぎる憲法は、足を縛るだけで、誰にとっても利益はないと思いますが、いかがでしょう?
あまりに具体的過ぎれば仰せの通り利益がありません。
ですが、軍拡や戦時人権制限や国家による盗聴の正当化、謀議だけで逮捕できる国家権力肥大化等に向かって日本国家が暴走しはじめている今、憲法のあいまいだった部分をこの際はっきり書き込むことに成功すれば、暴走を止められるという期待もあります。
また、国民を保護する原則は、たとえば環境権は、法律より改正をしにくい憲法に書き込んでおけば、裁判でもそれにしたがってくれる確実性が高まるのでいいことだとお思いになりませんか。
> 私は、この『日本国憲法2.0』は具体的過ぎると考えます。
できましたらそれがどこかご指摘ください。
たとえば一票の平等の明記などは日本国憲法2.0では非常に具体的に書いていますが、この位きちんと運用欲しいのにしてくれずに政府、官僚を甘えさせている最高裁には業を煮やしています。選挙制度は法律で変わる余地を大きく残しておくべきで憲法にこれ以上書くべきではないとお考えでしょうか? そんなことで一票のあまりの不平等がこのまま続いて構わないでしょうか?
> しかし、緊急事態=国家の存亡にかかわる緊急事態が発生した場合、解釈の余地により日本は行動できるのです。
そういう面がなしとはしません。ただ、非常事態を理由に、国家が憲法無視、法律無視で人権を目茶苦茶に制限していいとは思いません。戦前・戦時中の日本への逆戻りが起こる危険があります。
一般にその議論は、「国家緊急権」をどうするかという点に尽きます。本草案ではそれを認めていませんが、それを超える緊急事態を国民が認めた場合に憲法より上位にきてしまうのではないか、といわれると二の句が告げなくなります(笑)。
参考 国家緊急権 - Wikipedia URL↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E7%B7%8A%E6%80%A5%E6%A8%A9
全然生意気なことはないと思います。私どもも分からないことだらけですが勇気を出して提案し議論しています。
64 いいや生意気でつね (菊の花)
2006-04-14
>私は、この『日本国憲法2.0』は具体的過ぎると考えます。解釈の余地が生まれません。→オタクが勝手に法解釈できないだけでつね、解釈の余地はちゃんとありまつね。
どうもオタクの指摘はかったるいでつね。
>一般裁判所は除外すべきです。一般裁判所は複数あり、判決も違憲合憲複数出る可能性があります。あるいは、憲法に違憲は合憲かを判断するだけの、特別な裁判所の設置を考えてもいいかもしれません。裁判官はこのためだけに抽選で選ぶ、など。
→これを指摘したいなら対象は少なくとも第91条ではないでつね、第118条の間違いでつよ。
もっと勉強するがいいでつ。
65 生意気な事 あるわけないじゃん (imacoco)
2006-04-15
本当に生意気なのは テキトーな事をメデイアで ベラベラ喋る 評論家サンとかでしょう。国の根幹にかかわる憲法は 国民の意識が変わったとかそういうレヴェルで変えるものじゃないですよ。
ていうか、日本国憲法は 永久に変えてはいけない!
それは 歴史が示しているんですよ。愚かな政治家の判断~概して政治家は愚かなものだから~その行為の最高の歯止めとして、平和憲法を未来に伝えていかなければならないんです。
自分の中のの怒りを 十分にコントロールできる人なんて 稀でしょう。もし そうじゃないという人がいたら その人はただ、自惚れているだけです。
この すばらしい理想を 条文化した 日本国憲法。そして、その精神から成る 教育基本法を「尊敬できる心」を、日本人がもてる事を説に願いますよね。
要は、人殺しの道具をこの世界から 抹殺したいという「レヴェルの高い精神」だけが、世界平和に貢献できるのですよ。
66 ↑よくわかんない (菊の花)
2006-04-15
おそらくアチキのコメントに向こうを張ったものだと思うのでつが、何を言いたいのかわからないでつ。結局、この草案を肯定するのでつか?否定するのでつか?
>日本国憲法は 永久に変えてはいけない!
というからには否定すると見るのが自然だと思いまつが、それならばアチキにどうこういうより管理人にどうこういった方がいいのではないでつか?
逆に肯定するとして、護憲を語る方に、本質において読売試案のようなこの草案は受け入れられるのでつか?
67 それにしても (通りすがりの管理人)
2006-04-16
菊の花さんの言うことは面白い!!68 とりあえず (菊の花)
2006-04-16
善意に解釈しときまつ。最新(発言はこちらへ)<< |
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