東京保健生活協同組合 看護部・看護学生室ブログ

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2月OPEN! 看護小規模多機能施設「千石にじの家」

2016年01月29日 | お知らせ

こんにちは、東京保健生活協同組合 看護学生室です☆

2016年2月、私たち東京保健の新しい事業所がオープンします!

千石にじの家

新事業所「千石にじの家」
OPEN!

その名も、看護小規模多機能型居宅介護事業所「千石にじの家」
1月21日、内覧会に行ってきましたので、
新事業所の中を大公開します!

その前に、少しだけ看護小規模多機能型居宅介護事業所についてご説明します。

看護小規模多機能型居宅介護事業所って?

在宅で療養している患者さんを総合的にサポートする施設です

まず、「小規模多機能型居宅介護事業所」とはいったいなんなのでしょう。

厚生労働省ホームページから説明を引用すると、


“小規模多機能型居宅介護は、利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、利用者の選択に応じて、施設への「通い」を中心として、短期間の「宿泊」や利用者の自宅への「訪問」を組合せ、家庭的な環境と地域住民との交流の下で日常生活上の支援や機能訓練を行います。”


厚生労働省 介護サービス情報公表システムより引用

ということです。

つまり、利用者さんの様態や希望に応じて、「通所介護(デイサービス)」「宿泊介護」「訪問介護」を提供し、在宅での介護療養を支える施設です。

これに、 「訪問看護サービス」 が付属するのが、看護小規模多機能型居宅介護事業所(略してかんたき)です。

看護師が常駐していることが強み!

かんたきには訪問看護が併設=看護師が配置されていますので、
医療処置が必要な患者さんの対応が可能です。

胃瘻があるAさんは、現在通常の小規模多機能型居宅介護を利用しています。
しかし、看護師の配置がないため食事ができず、通所は短時間、宿泊も使えないということです。

一方かんたきでは看護機能がありますので、胃瘻を作っている方の受入れも可能。Aさんは開設を待ち望んでいるそうです

かんたきの中を覗いてみよう

宿泊施設

窓から差し込む光が明るい、きれいなお部屋。各部屋には「さくら」「あじさい」などお花の名前がついています

個室が6室、また2人部屋も1室あり、ご夫婦での利用も可能です。

介護職員室

介護職員室です。
廊下側はガラス張りになっているのでお互いの様子がすぐわかりますね。

食堂

食堂もピカピカ。このキッチンで職員がお食事を準備します。
所長こだわりの椅子はしっかりした造りで座り心地も良好!

浴室

リモコンを使って昇降することができるので、移乗の際の負担が大幅軽減。

地域交流スペース

テーブルとイスのほか簡易キッチンもあり、地域住民の方が食事会・サロンを開くなど、交流イベントを行うことができます

ひかわした訪問看護ステーション

既存の訪問看護ステーションがこの施設内に移転してきました。
内覧の日に開いておらず、外観の写真だけですみません。

ぜひかんたきをお見知りおきください

日本の超高齢化が進行する昨今、国は「病院から在宅へ」と療養の場を移す方針を推し進めています。

多彩に広がっている看護・医療・介護のフィールド。
その中でも、これからますます在宅でのケアの比重が高まっていくことは間違いありません。

病院を退院したばかりの方がすぐに在宅での生活に慣れることは困難です。
ご家族にとっても、医療・介護必要度の高い方を在宅で独力で支えることは大きな負担。

かんたきでは、利用者さんとそのご家族が無理なく在宅で療養できるよう、通所・宿泊・訪問(看護・介護)でサポート!
住み慣れた地域に暮らし続けたいという利用者さんやご家族の思いに寄り添える医療福祉施設なのです
ぜひ、かんたきのことを覚えていってくださいね!

お問合せはこちら

かんたきの施設見学をしてみたい!という看護学生さんは、ぜひお気軽に看護学生室までお問い合わせください!

また、看護学生室の企画する奨学生活動 の一環として、今後施設見学会を予定しています。詳細が決まりしだいお知らせいたします。

※かんたき「千石にじの家」のご利用を検討されている文京区民の方(ご利用いただけるのは文京区に住民票があり、要介護認定を受けている方です)は、03-6304-1822(「千石にじの家」)までご相談ください。



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