東京保健生活協同組合 看護部・看護学生室ブログ

奨学生活動や研修の様子
看護の現場の情報をお知らせします♪

1年目看護師症例発表会を開催しました!

2016年04月05日 | 研修

こんにちは、東京保健生活協同組合 看護学生室です

2015年度 新卒看護師症例発表会

桜も満開となり、いよいよ新年度の始まりですね!

4月1日には東京保健生協でも2016年度入職式が行われ、フレッシュな新入職員を多数迎えました

一方、2015年度の新入職員は4月からは2年目に入り、後輩を迎えることとなります。

3月29日(火)、2015年度新卒看護師による症例発表会が開催され、1年間の集大成を先輩たちの前で発表しましたので、ご報告します。

1年目看護師による症例発表

2015年度の新人看護師は7名

配属先は、一般急性期病棟地域包括ケア病棟診療所…と様々。

一人ひとりが、1年間の現場勤務の中で取り組んだこと、学んだことを発表。

疾患だけではなく、生活背景患者さん・ご家族の思いに寄り添っていることが発表から伝わります。 

発表演題一覧
  • 「入院中のADLの変化とそれに伴う患者の心理」(大泉生協病院 一般急性期病棟)
  • 「患者の心の変化から学んだこと」(大泉生協病院 一般急性期病棟)
  • 「中断患者さんと関わって~気持ちに寄り添い安心へつなげる診療所の取り組み~」(根津診療所)
  • 「糖尿病患者のフットケア指導からの学び」(大泉生協病院 一般急性期病棟)
  • 「地域包括ケア病棟における高齢者の在宅介護者から学んだこと」(大泉生協病院 地域包括ケア病棟)
  • 「重症筋無力症と腰椎圧迫骨折によりセルフケアが困難な患者に行った多職種協働の重要性」(大泉生協病院 地域包括ケア病棟)
  • 「家族に不安をかけたくない患者とその家族への外泊のための看護」(東京健生病院 地域包括ケア病棟)


看護部長による総評。


発表終了後、現場の先輩からあたたかい応援メッセージが贈られました!

4月からは2年目、これからもがんばってくださいね 


2015年入職1年目NS合同研修

2015年12月15日 | 研修

こんにちは

東京保健生活協同組合(東京健生病院・大泉生協病)の看護学生室です


11/26(木)、大泉生協病院にて、2015年度に入職した1年目NSの合同研修が行われました

この日集まったのは1年目看護師7名。

それぞれ東京健生病院や大泉生協病院、診療所へ配属され、はや8ヶ月目。

すでに現場では日々テキパキと働いています。

これまでも1年生NSは様々な研修を受けてきましたが、今回のテーマは「安全」




まずはじめに、大泉生協病院のセーフティマネージャーの看護師からの講義。

「人間は間違う生き物、だからこそ間違いから学び、安全な道筋を共有するためにインシデントレポートを活用しよう!」

というお話がありました。


また、プリセプター委員会(新人育成を管轄する委員会)からは、

「KYT(危険予知トレーニング)」を学びました。

イラストを見て、危険が予想される点を指摘し、どう対策すればよいのかを考えました。

 


そして、「同時に複数の患者対応が必要になってしまい、混乱…」

というような、新人さんが現場で実際に直面しうる事例をDVD映像で見た後、

「このときどうすればよかったか?」を7人で話し合いました。

話し合いの中でも、DVDの正解事例でも、次の二つが挙げられていました!

優先順位をきめる
後回しにすると危険が予想される人の対応を優先し、説明して理解してもらえる人にはお待ちいただく。

他のスタッフにサポートを求める
一人では対応困難な場合には、助けを呼ぶことも必要です!

予想外のことが起こったり、同時対応が求められたりしたときこそ、患者さんの安全を第一に考えた判断が大切ですね




先輩からの、「今日の学びを現場に帰ってからも活かしてほしい」

という言葉でしめくくられ、本日の学習は終了。

そして……


最後に、1年目の秋を迎えた新人さんたちへ、現場の先輩からあたたかいメッセージが贈られました!

一人ひとりへ、「Tさんは先輩の言葉を素直にきくことができる」「笑顔がすてき」とそれぞれの長所が書かれた色紙をサプライズプレゼント。

 

色紙をもって、パチリ

後輩を迎える2年目に向けて、また明日からは現場で学ぶ日々です

 

東京保健生活協同組合 看護部WEBサイト


医療・介護・健診活動研究会【大泉生協病院】

2013年06月28日 | 研修
みなさんこんにちは!
6月ももう少しで終わりですね…

今日は大泉生協病院で「医療・介護・健診活動研究会」が行われました

今年のスローガンは、
「みんなで前進!
  生活・介護・医療 まるごとヘルスプロモーション」

病棟、訪問看護ステーション、医局、リハビリテーション科等12職場から演題の発表がありました。


看護師からは

在宅介護へ向けた退院指導
   ~家族へ褥瘡予防のポジショニング、褥瘡処置指導を実施して~ (2階病棟)
慢性閉塞性肺疾患の患者に在宅NPPV導入への看護 (3階病棟)
患者に寄り添う意志決定支援 (訪問看護ステーション)
  の3つの演題発表が出ました。




もと奨学生の2年目看護師も発表していました



医療活動研究会を通して他職場での取り組みや課題を共有することで、

よりよい医療活動へつなげていくことができます

みなさん、お疲れ様でした!

AED講習会

2012年10月04日 | 研修
みなさんこんにちは!
最近ようやく秋めいてきましたね
夏の疲れも取れて、活動しやすくなるこの季節。

スポーツの秋、食欲の秋…

みなさんはどんな秋をお過ごしですか??

文化祭や体育祭で忙しくなってきますが、
急激な気温の変化で意外と体調を崩しやすいので、注意が必要です


先日、東京健生病院ではAED講習会が行われました。
職員は年に1回、講習会への参加が義務付けられています。

小石川消防署から救急隊員の方に来ていただきました。



AEDは駅や学校、空港などの公共施設に取り付けられています。
倒れている人を発見した場合は、

1、肩を叩いて声をかける
2、反応がない場合は119番通報してAEDを持ってくる
3、呼吸を確認
4、普段通りの呼吸でない場合は胸骨圧迫を行う
5、AEDを機械の指示に従って使う

という流れを頭に入れて、早速実践!



胸骨圧迫しながらAEDを準備して…



気道を確保、電極を装着。

ショックボタンを押してまた胸骨圧迫



無事に脈が戻りました


救急隊員の方はとても面白い方で、分かりやすく説明してくれました。

職員からは、
「口腔内に異物がある場合は取り除くの?」
「人工呼吸はどのタイミングでやるの?」
などの質問が出て、とっても勉強になりました。

救急車到着前にAEDを使用して適切な処置を行うと救命率が格段に上がる
とのことなので、
正しい知識を持ってちゃんと使えるようにしておきたいですね。



人工呼吸器「VELA」の学習会を開きました

2012年09月06日 | 研修
みなさんこんにちは!
もう9月ですね。
朝晩だいぶ過ごしやすくなってきましたが、日中はまだまだ残暑が…
夏の疲れが出やすい頃なので、栄養とたっぷりの休眠を!


さて、東京健生病院では5日に新人ナースを交えた人工呼吸器の学習会を行いました。
病棟の1・2年目ナース、主任などの中堅ナース、研修医、副院長など…
幅広い層が参加しての学習会でした。

病棟ではすでに活用されている「VELA」を、さらに使いこなせるように
ということで人工呼吸器の業者の方に来てもらい学習をしました。

医師や看護師から次々と質問が出され、
当初の予定時間を大幅に超えるほど濃い内容の学習会でした

参加した学生室の師長は、
「なんと…タッチパネルになってる…
「24時間の履歴から情報を抽出できる…
と驚きの連続だったそうです。

日々、医療技術は進歩していますね