東京保健生協では毎月第3土曜日に、看護学生を対象とした「土曜講座」を開催しています
1月は東京健生病院の病棟看護師に「口腔ケア」について教えてもらいました
まず初めは、講義
口腔の機能と構造、高齢者の口腔内特徴、口腔ケアの意義・目的について・・・・などなど
資料を使いながら学びました
そして講義のあとは、体験
①口腔ケア体験
実際にスポンジやガーゼを使って、口腔ケアを自分で行いました
マウスウォッシュ+スポンジブラシでの口腔ケア
スポンジブラシは柔らかいので、口腔内の隅々までケアすることができます
ガーゼでの口腔ケア
人差し指にガーゼを巻きつけて行います
ポイントは、ガーゼの端を他の指で押さえながら行うこと
②えびせんとポッキーを使った口腔機能体験
えびせん、ポッキーを何回噛んで飲みこんだかを数えます
舌の動きで食塊がのどに送られていくので、
口腔機能が正常な人は通常5~8回で飲みこめるそうです
なかなか飲みこめない人は要注意
口腔機能が低下しているかも
③お口の健口体操・パタカラ体操
口腔機能低下予防のための体操を教えてもらいながら、いっしょに行いました
今回の「口腔ケア」の学習会を通して、
口腔の働きは、生命の維持とコミュニケーションに大きな役割を果しているということ
口腔の働きを維持するためには日々のケアが大切だということ
を学びました
講義だけでなく実際に体験することで
楽しみながら、より理解を深めることができました