東京保健生活協同組合 看護部・看護学生室ブログ

奨学生活動や研修の様子
看護の現場の情報をお知らせします♪

先輩看護師からのメッセージ

2009年08月26日 | 先輩ナースのメッセージ

こんにちは

学校を卒業して30年になります 

卒業した頃はこんなに長く続けるとは思っていませんでしたが、

今は一生続けられる意義のある仕事だと実感しています

 

学生の皆さんは、毎日テストや実習に追われて大変だと思います

私の頃も同じでしたが、今思い返してみると

毎日新しい技術を得て

新鮮な気持ちでいろいろな人たちに出会えて

楽しかったことばかりです

 

社会人になる前の今、学生だからこそできることがありますし、

学生の時の経験や想いが後々自分の支えや

目標になることがあると思います

大変でしょうが、頑張ってください

     東京健生病院 回復期リハビリ病棟 M看護師

                (都立松沢看護学校 卒業)

        


チーム医療と放射線科

2009年08月19日 | 日記

上記タイトルで看護ゼミが行われました

看護学生のほかにも、高校生や予備校生の方も参加してくれました

その一部を紹介します。

 

そもそも放射線とはなにか。

物質を分離させる働きのある電磁波や粒子線のこと。

透過した量によってフィルムの濃度が変わってくる。

 

チーム医療の一員として放射線技師の関わり

放射線技師が実際の治療のところでどのように関わり、

他の職種の人々と連携をとっているのか、事例を用いて

説明がありました。(プライバシーの観点から事例は割愛)

 

では、X線で撮影したものがどう映るかクイズ

あらかじめ、放射線技師さんが撮影していたものを見て、

何を撮影したものか?みんなで当ててみました

撮影したものは以下のもの

 

①ステート(聴診器)  ②パソコン  ③ケータイ電話 ④腹部のへそピアス

 ⑤救急車のミニカー  ⑥アースジェット ⑦整形した鼻

いずれも金属部分は透過せずに白く映っていました。

 

そして、MRI室で実験をしてみよう

まず、輪ゴムをくくったクリップをMRIに近づけてみるとどうなるか?

…ものすご~い力で引っ張られていきました

 

次にハサミを近づけたらどうなるか?やってみました。

…クリップよりすごい力で引っ張られ、指をしっかり入れて

両手で持たないとすぐ飛んでしまいそうなほどでした。

 

参加した学生さんからは、

『MRIに入るときはポケットの中まで注意しないといけない意味が

わかった』

『癌が見つかった場合、他の部位に転移していないか調べる方法を

知り、勉強になった』

『クイズでまさか整形した鼻が、あんな風にレントゲンにうつるとは

思わなかった』

などなどの感想が寄せられました

 

次回は、NST(Nursing Support Team=栄養サポートチーム)

についてです。

参加ご希望の方は、お気軽にご連絡くださいませ。