iPod shuffleとMac miniが出た。最近めっきり物欲がなくなってる私であるが、どっちも無性に欲しいと思わせる魅力的なデザイン。スラドなんかでも盛り上がっているようだが、今回発表された一連の新製品を眺めて、私が一番感心したのは、「思い切りの良さ、潔さ」である。アップルの凄さの秘密は実はここにあるんじゃないだろうか。
iPod shuffleでいうと、「音楽を240曲ここに詰め込んで、あとは(名前のとおり)曲順を気にせずシャッフルでがんがん聴いちゃいましょうよ」。だもんだから液晶ディスプレイを無くしてしまった。Mac miniも、たぶんWindowsからの乗り換えを狙って、「もうディスプレイもキーボードもマウスも持ってらっしゃいますよね。だから本体だけにしました。こんなかわいくってシンプルなデザインのPCは無いですよ。数万円出せばこれが試せるんですよ」ってなもんで、アレもコレも省いてしまった。
企業が新しい製品(サービスでも)をつくるとき、追加するよりも省くほうが勇気がいることだと思う(実際自分がサービスを考えているときでもそうだった)。ビデオデッキとか、携帯電話とか、洗濯機とか、車とか、なんでもそうだけど、新しくなっていくにつれて、追加の機能がバンバンついていき、複雑で醜悪になっていく。そうした意味でアップルの製品は非常に対照的であり、画期的だと思うし、私は断固支持したい。そうなのだ。実は不要な機能ってたくさんあるんだと思う。
そういえばあの初代iMacも、フロッピードライブをまことに潔く無くしてしまった(たしか大手PCメーカでは初めての)製品だった。Appleが今後何を削ぎ落としていくのか、相変わらず目の離せない会社です。
iPod shuffleでいうと、「音楽を240曲ここに詰め込んで、あとは(名前のとおり)曲順を気にせずシャッフルでがんがん聴いちゃいましょうよ」。だもんだから液晶ディスプレイを無くしてしまった。Mac miniも、たぶんWindowsからの乗り換えを狙って、「もうディスプレイもキーボードもマウスも持ってらっしゃいますよね。だから本体だけにしました。こんなかわいくってシンプルなデザインのPCは無いですよ。数万円出せばこれが試せるんですよ」ってなもんで、アレもコレも省いてしまった。
企業が新しい製品(サービスでも)をつくるとき、追加するよりも省くほうが勇気がいることだと思う(実際自分がサービスを考えているときでもそうだった)。ビデオデッキとか、携帯電話とか、洗濯機とか、車とか、なんでもそうだけど、新しくなっていくにつれて、追加の機能がバンバンついていき、複雑で醜悪になっていく。そうした意味でアップルの製品は非常に対照的であり、画期的だと思うし、私は断固支持したい。そうなのだ。実は不要な機能ってたくさんあるんだと思う。
そういえばあの初代iMacも、フロッピードライブをまことに潔く無くしてしまった(たしか大手PCメーカでは初めての)製品だった。Appleが今後何を削ぎ落としていくのか、相変わらず目の離せない会社です。
ipodも、そして最近の展開も、コンピュータやコンピューティングのかくあるべし・・というビジョンに製品設計・生産が追いついたという感じでしょうか。
apple ・・・ というよりは、ジョブズさん・・ひきつづき、要注目ですね。
この記事を読みながら、一番最初によぎったのは、「足りない足りないとぼやいているけれど、余計なものが多いのだ」(早川義夫)という格言がありました。