昨晩娘が寝た後に、年末に録画しておいた『アバウト・シュミット』を妻と観る。お。おもしろい。定年おじさんの悲哀コメディって感じなのだが、ジャック・ニコルソンの演技が絶品。そしてキャシー・ベイツ。いるよなあ、こんな田舎の下品なおばはん。
舞台はネブラスカとコロラドなんだが、街並みとか、ハイウェイとか、インディアナ暮らしを思い出して懐かしさがこみあげるのだった。 . . . 本文を読む
アメリカのTVドラマ『プリズン・ブレイク』を見始めたのは、もう1年以上も前のことであった。TSUTAYAなんかでは『24』の次くらい、『LOST』と並ぶくらいに宣伝されてるので、ご存知の方も多いかもしれない。無実の罪で捕まった兄を助け出そうとするスーパー頭の切れる弟。しかし当然ながら刑務所のなかには一癖も二癖もある者ばかりで脱獄は一筋縄ではいかず・・・。とまあ、こんな設定面白くならないわけがない。 . . . 本文を読む
"24"のシーズン5がレンタルされるまで、別のドラマを観ようと"LOST"のシーズン1に食指を伸ばし、夏休みの前半にTSUTAYAに通ってDVD12巻を観終えた。
アメリカのドラマは面白い。とくにこういう大掛かりなドラマになればなるほど日本のドラマとの差が大きく出る気がする。
が、しかし。この作品、結局シーズン1で何が解決したのか。まるでスターウォーズの「帝国の逆襲」みたいなところで終ってしま . . . 本文を読む
昨日のビッグニュースのあおりを受けて、1日遅れのエントリ。さて、このnexttext blog、自分では多岐にわたるテーマで書いているつもりだ。ところが。読者の方々の目当てはかなり偏っているのである。読者のみなさんがどんな検索キーワードでnexttext blogを訪れたかを日々確認することができるのだが、ここに来る日も来る日も、上位に出現するコトバがあるのだ。
なにかっちゅーと、「バンド・オブ . . . 本文を読む
人間ドックの一日目が午後3時くらいに終り、病院にいても暇で暇で仕方がないので外出することにした。人間ドックを受けた病院は京都の九条大宮(東寺のあるところ)近く。私は京都の地理をまったく知らないので、看護婦さんに映画館の場所を教えてもらい、市バスに乗って新京極通りにあるMOVIX京都というシネマ・コンプレックスへ。
しばらく前から気になっていた『ジャーヘッド』を観ることにした。湾岸戦争に参加した二 . . . 本文を読む
遅ればせながら"SUPER SIZE ME"を観た。正確にはわざと観るのを遅らせたんである。アメリカに住んでいるときに封切りされていたのだが、観るのが恐かったのだ。だってアメリカ中西部に住んでいて、映画のせいで万が一ファースト・フードを食べるのが嫌になったら生きていけないではないか。それくらいにファースト・フードが街中に溢れていて、ファースト・フード無しには生活が成り立たない環境だったのである。
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もう10日ほど前になるけれども、『亀も空を飛ぶ』を観に行った。場所は梅田ガーデンシネマ(空中庭園のあるビル)。
時は現代。舞台はイラクのトルコ国境付近。登場するのはクルド人の少年少女たち。その何割かは地雷で脚が吹き飛んでいる。でも彼らはたくましく明るい。その明るさが戦禍にある生活の過酷さを強調する。そこへ難民としてやってくるティーンエイジャーと思しき兄妹と2歳くらいの幼子。やがてその妹と幼子の関 . . . 本文を読む
我が家も最近TSUTAYA DISCASに入会した。で、これまで72時間にわたって熱中してきた"24"のSEASON IVをいよいよレンタル開始。まさにパンドラの箱を開けてしまった感じ。止まらん。ついにDISCASだけでは間に合わなくなって、並行してこの3連休に近所のTSUTAYAで3枚を追加レンタルし、Vol.10まで見終わった。なんてことだ。
今回もまた緊張に次ぐ緊張。緊迫に次ぐ緊迫。究極の . . . 本文を読む
『ナポレオン・ダイナマイト』について書いたエントリから半年、ついに日本でもレンタルできるようになったようです。いやいや。いや。わかる。わかります。たしかにひどい邦題だ。いくらなんでもこれは無いと思う。
まあしかしこの際そのことは横に置いておこう。どんな邦題がつこうが内容は変わらぬ。これほどヘンテコでおもろい映画はちょっと無いと思うので、次の週末あたりにTSUTAYAとかでレンタルしてみてください . . . 本文を読む
アメリカに住んでる頃に"Shall we Dance?"が公開されて、けっこう話題になっていた。なるほど役所広司の役をリチャード・ギアっていうのはうまい配役よなあと感心したのだが、しかし実際にこの映画を観た妻によると、「ジェニファー・ロペスが草刈民代のあの美しさの代わりになるわけないじゃない。全然ダメ。あと何といっても竹中直人と渡辺えり子がいないんだもの。途中で観るの止めた」、と散々な評価。
実 . . . 本文を読む
前回も書いたけれども、今年の夏休みは風邪で寝込んでいた。だが、後半少しだけ回復したので、ツタヤで借りてきたDVDを観ていた。「24」である。アメリカに住んでいたころに、同じく留学中だったG君から「「24」が面白いからぜひ観るように」と強く薦められていたのだが、結局観ないままに帰国していたのである。
どんなもんだろと半信半疑で観始めたのが運の尽き。もうテレビから離れられなくなった。何せテレビドラマ . . . 本文を読む
実はどんな風に書けばいいのかとても悩んでいる。昨晩『ヒトラー ~最期の12日間~』を観てきた。観終わった私がこのエントリで何を書くかと言えば、それはこの映画の感想であり、なぜ感想を書くかと言えば、それはこの文章を読んだ方々にもぜひ映画館に行ってこの作品を観て欲しいと思うからである。だがこの感想を読んでしまうと、「そんな映画をなんでわざわざ好き好んで行かなきゃいけないのだ」と思う人が出てくるであろう . . . 本文を読む
アメリカ在住中に"Band of Brothers"に関するエントリを書いてから、早や半年余り。その時点で既に私はこのテレビドラマのミニ・シリーズ(10回で構成された合計10時間のドラマ)を少なくとも10回以上は見ていたのだが、その後も飽きもせず繰り返しビデオを見続けていた。
日本に戻ってからヴィデオデッキの代わりにDVDレコーダを購入したのだが、それと同時にこのドラマのDVDを即アマゾンで購入 . . . 本文を読む
妻から猛烈に薦められて"The Motorcycle Diaries"をDVDで鑑賞。ちょっと言葉が出てこないくらいにいい映画だった。若き日のチェ・ゲバラと彼の親友の旅物語。二人はバイクで南米大陸を縦断する。この旅で体験したことが、医学生だった彼を革命家へと変えるきっかけとなった・・・というわけだが、俳優も素晴らしい演技だし、南米の風景は圧巻だし(夏のペルー旅行を思い出した)、ゲバラのことをほとん . . . 本文を読む
おっと書き忘れていたが、先日オランダへ向かう飛行機のなかで観たのが『ナポレオン・ダイナマイト』という映画。なんだよ、このフライト、映画のラインナップがシケてやがんなーと思って、全く期待せずに観たら滅法面白いじゃねーか、この野郎。
アメリカのアイダホ州に住む高校生ナポレオン・ダイナマイトは、その大仰な名前と対照的なサエないオタク。生徒会長に立候補した友人のメキシコ人を応援するために彼は立ち上がる。 . . . 本文を読む