本日は私の誕生日であります。34歳になりました。頭は高校時代から全く変ってないような気がするのに・・・。信じ難いことです。
進化は感じられなくともお祝いをしたくなるのが人の性。腹いっぱい肉を食べようということになり、昨日は家族で、つまり妻と娘(生後2ヶ月)と3人で、梅田の"OUTBACK STEAKHOUSE"へ。結婚以来ずっと2人で祝っていたのが、娘ができて3人になり、人数も50%増し。嬉しさ . . . 本文を読む
日本テレビのアナウンサーが盗撮で捕まった事件ですが、ネット上では日本テレビの報道姿勢に関する批判が盛り上がってますね。「あれほど実名報道にこだわっているマスコミが、身内の事件になった途端にしっかり匿名に切り替えている」と。こんな風に批判が出まくるのがわかっていながら頑なに匿名にし続ける日テレも愚かというか何というか。
ネット上では2chでもWikipediaでも当然のごとく大盛り上がり。そんなな . . . 本文を読む
この週末、Amazonから書籍5冊とCD3枚が届いた。最近、こと書籍とCDに関しては9割以上をAmazon経由で買うようになっているが、この8商品、それぞれどういう理由で購入に至ったかを考えてみたい。
■ 『壊れかた指南』
Amazonのトップページで薦められた。過去に他の筒井作品をAmazonで検索したり、Amazon経由で購入しているため、トップページに表示されたのであろう。筒井作品の新刊フ . . . 本文を読む
前のブログにTony Roma'sのことを書いてたら、また無性にあそこのスペアリブが食べたくなって、こりゃまた近いうちに北花田にあるTony Roma'sに行かんといかんね、などと妻と話してWebサイトをチェックしてみたら、絶句。
なんと大阪で唯一の店であった北花田店が閉店しておるではないか。けけけけけしからん。大阪人から美味いスペアリブを食う権利を奪う暴挙である。これで日本では東京・千葉・横浜 . . . 本文を読む
ちょうど1年前の今日5月20日に日本に帰ってきたのであった(時差があるのでインディアナ州を出発したのは5月19日)。
前後の記録を読んでいると(帰国直前・帰国直後)こみあげてくる懐かしさ。あれからもう1年たったんだなあ。にわかには信じ難い。懐かしさついでに、この頃に撮った写真を1年ぶりにお蔵出し。
* 最後にもう一度思いっきり肉を食いたいと駆け込んだTony Roma'sインディアナポリス店 . . . 本文を読む
小学生の頃から一貫して、一番好きな科目は国語であった。何が好きって漢字を習うのと、熟語を習うことである。新しい漢字や熟語を習うたびに、自分の道具が増える感じがして嬉しいのだ。その気持ちは今もあんまり変ってないらしく、逆に知らない漢字や、意味のわからない熟語があったりすると気持ちが悪くてたまらない。
以前から何度も書いているように私の最も好きな作家は筒井康隆なのだが、氏がよく使う漢字に「齎す」とい . . . 本文を読む
先のエントリで紹介した『会社はこれからどうなるのか』。とても勉強になる本だったのでメモしておいた要点をアップしておきます。どちらかといえば自分の参考用なので、まとまりがない部分や説明不足な部分があると思いますがご寛恕ください。しかもえらい長文です。
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アメリカ型の「株主主権」論について岩井氏が提起した問題点は以下の2つであった。
(A) そもそも法理論(主に会社法)上の重大な欠陥を持 . . . 本文を読む
他人から本を推薦されると緊張する。古くからの友人であればそういうことはない。なぜならその友人がどんな本を推薦するかはある程度予想がつくからだ。それに面白さもだいたいにおいて保証されている。しかしそれ以外の人から本を薦められたときは違う。面白くなかったときはどうしよう。「いやあ、面白くなかったです」とは言えない。言えないのだが、私はけっこうこういうことには嘘をつけないタチなので、面白くなかったことが . . . 本文を読む
出版された頃に友人Oから薦められていたのだが、読むのを忘れていた。ところが最近会社の先輩の方が「えっ。『社長失格』読んでないのー。あれは面白いよー。絶対に読むべきだよ」と強い推薦を受けて購入。
たしかにこれは面白かった。会社の誕生から死までを、10倍速で早送り再生して見るような感覚。事業計画作成だとか資金繰りだとかを経営者の視点から眺めることができるという意味ではロール・プレイング・ゲームのよう . . . 本文を読む
ユキヒロさんが久々のアルバムを出した。"BLUE MOON BLUE"である。静かなエレクトロ。いつもながらのいい塩梅の力の抜け具合で、休日にぴたっとハマる。
私は、オリジナル曲も然ることながら、彼のカヴァーのセンスがとても好きで、いつも誰の何の曲をカヴァーしているかを楽しみにして新しいアルバムを聴く。"BLUE MOON BLUE"に収録されていたカヴァー曲は、なんとブライアン・イーノとジョン . . . 本文を読む
ゴールデン・ウィークの最後の2日間は、生後1ヶ月の娘と遊んだり、オムツ替えたり、お風呂入れたり、あやしたり、をしながら、所有するCDをPC経由でiPodにコピーする作業に勤しんでおります。
この曲コピーというもの、日常生活においてこれほど地味な作業もそうそうない、と思わせるほど地味な作業である。が、最近家のコンポでほとんど音楽を聴かなくなり、iPod一本槍になっているため、避けられないのだ。
. . . 本文を読む
いつも読んでいるブログに面白いエントリがあったのでリンクしておこう。
実は上記リンクのエントリで紹介されているのとまったく同じテーマをつい先日テレビ朝日の「報道ステーション」が扱っていたのだ。で、まったく同じように、あたかもアメリカという国全体がおしなべて日中関係についてこのような見方をしている、というような(いかにも朝日らしい)報道をしていて、ちょうど疑問に思っていた矢先であったため、このエン . . . 本文を読む
随分以前に読んでおきながらレビューを書き忘れていた。遅まきながら『銀齢の果て』をご紹介。私が敬愛して止まない作家筒井康隆が、その黒い笑いに磨きをかけた最新作を届けてくれた。
舞台は近未来の日本。厚生労働省が増えすぎた老人人口を減らすため、70歳以上の人々に強制的に殺し合いをさせる「老人相互処刑制度」を導入した。といういわば『バトル・ロワイヤル』の老人版。いやあなんでこんなに面白いのだ。しかも『バ . . . 本文を読む
読んでる間じゅう体が震えっぱなしであった。なんでもっと早く読まなかったんだろうか。でも死ぬまでに読めてよかった。たぶんこれを読まないまま生きるのと、これを読んで生きるのとでは違う人生になるんではないか。
『夜と霧』は、ユダヤ人精神分析学者、ヴィクトール・E・フランクルによるナチスの強制収容所の体験記である。いや。体験記などというコトバはそぐわない。常人にはおよそ想像もつかない特異な状況に置かれな . . . 本文を読む