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ブログ版ネクストテクストです。

極めて実用的な経済学の本

2006-08-27 17:04:04 | 濫読、併読、斜め読み
あんまり面白いので一気に読んでしまった。 ・子供の成績を上げるような本当に役立つ子育て法は何か。 ・「名づけ」がその子供の将来をどれほど決定づけるか、あるいはつけないのか。 ・1990年代にアメリカで犯罪率が激減した本当の理由は何か。 ・大相撲で八百長は起こっているのか。 そのほか、日常のさまざまな事象をネタにして、データと統計学を武器に真相を明らかにしていくアメリカのキレモノ経済学者。この感 . . . 本文を読む

過激に見えるけど実はとてもまっとうな発言

2006-08-27 16:41:39 | 濫読、併読、斜め読み
最近複数の方面から話題を耳にしたので『芸術起業論』を買って読んでみた。村上隆氏といえば、日本の世界に冠たるオタク文化を現代アートに持ち込んだ人として、現代の日本人アーティストのなかでも最も有名な人物のひとりなんではあるまいか。残念ながら私は生で彼の作品を見たことがないのだが、幾つかの作品は雑誌などで見たことがある。 ルイ・ヴィトンとのコラボレーションをして大きな話題になったので、OLや女子大生の . . . 本文を読む

風邪とタバコ

2006-08-24 22:25:37 | 一喜一憂躁鬱日記
先日から風邪にやられてしまい、ノドがえらいことになっていた。体調をここまで本格的に崩すのは久しぶりのことなのですっかり忘れていたのだ。体調を崩すと精神的にもこたえるということを。おかげでここ数日間ひどく憂鬱な気分であった。 だがしかし、どうやらピークは過ぎ去ったらしい。まだ咳と鼻水と扁桃腺の腫れが残っているものの、復調基調ではある。 ところで、この夏風邪が思いがけない副産物をもたらしてくれた。 . . . 本文を読む

ここまで発散させてよいのか ~"LOST"シーズン1

2006-08-20 12:57:56 | 映画とドラマのはなし
"24"のシーズン5がレンタルされるまで、別のドラマを観ようと"LOST"のシーズン1に食指を伸ばし、夏休みの前半にTSUTAYAに通ってDVD12巻を観終えた。 アメリカのドラマは面白い。とくにこういう大掛かりなドラマになればなるほど日本のドラマとの差が大きく出る気がする。 が、しかし。この作品、結局シーズン1で何が解決したのか。まるでスターウォーズの「帝国の逆襲」みたいなところで終ってしま . . . 本文を読む

ぼくのなつやすみ(6) 別の人に会う

2006-08-17 08:01:54 | 一喜一憂躁鬱日記
休みも中盤に入った頃に、私の実家に家族で帰った。実家といっても大阪府岸和田市。同じ府内にあるので電車に乗って1時間半足らずで着いてしまう。あっけない帰省ではあるが何しろ楽で良い。 娘にとっても、いつも両親だけと過ごしているとやはりマンネリになってしまうので、こういう機会にいろんな人と接することはいい刺戟になるようだ。私の両親は控えめに表現しても相当クセのある人たちであるので、もしかすると刺戟がや . . . 本文を読む

ぼくのなつやすみ(5) 人と会う

2006-08-16 00:00:43 | 一喜一憂躁鬱日記
夏休みの前半、アメリカ留学中に知り合ったKくんと大阪で再会。Kくんは私が通っていたパデュー大学の学部生であり、私たち夫婦が日本に帰国する際に、うちのアパートにあった家具やら電化製品やら食器やらをまとめて引き取ってくれた人である。 彼はいまも大学に在学しているが、現在夏休みで日本に一時帰国中。アメリカ生活が長かったけれども、就職は日本でしようと考えていて、それに向けていろいろと準備をしている様子。 . . . 本文を読む

ぼくのなつやすみ(4) もう少し読書

2006-08-15 07:46:06 | 濫読、併読、斜め読み
読書のエントリをもう少し続ける。村上春樹つながりで、もう1冊。実家に帰ったときに昔の自分の部屋に入って本棚を眺めていたら、美しい青の表紙が目に入ってきた。それが村上春樹の『辺境・近境』である。メキシコ旅行記から、香川県の讃岐うどん紀行まで、大小硬軟さまざまな旅行の記録を集めた作品だ。 とりわけメキシコの旅とアメリカ合衆国を車で横断する旅は、自分が似たようなコースをここ2年ほどの間に辿ったこともあ . . . 本文を読む

ぼくのなつやすみ(3) 読書

2006-08-14 15:45:23 | 濫読、併読、斜め読み
夏休みに入る直前に梅田のブック・ファーストで『翻訳夜話』を購入。半分くらい読んだところで、「あれ。これ昔に読んだことあるなー」と思ったが(実際、夏休みに実家に帰ったら同じ本が自分の本棚に入っていた)、翻訳という作業自体に興味があるのと、柴田元幸氏も村上春樹氏も翻訳家として大変尊敬している人なので、ついつい最後まで読んでしまった。二度読んでもやっぱり面白い。 そういえば、この本のなかで村上氏がサリ . . . 本文を読む

ぼくのなつやすみ(2) ゴルフ

2006-08-14 15:24:37 | 一喜一憂躁鬱日記
会社の友人Gくんに誘われてほぼ1年ぶりのゴルフに行ってきた。うちの家はまだ車を所有していないので、1年前と同様にGくんの愛車のお世話になる。が、以前にも書いたようにGくんの車はゴルフを想定したつくりではない。前回同様にクラブを十数本抱えて助手席に座るという奇怪なスタイルで1時間半のドライブを敢行する覚悟はできていた。 が、われわれも1年歳をとってそれ相応の知恵もついたのである。「クラブを十数本抱 . . . 本文を読む

ぼくのなつやすみ(1) 全体的なこと

2006-08-14 15:23:50 | 一喜一憂躁鬱日記
私は夏が嫌いである。なぜなら暑いからだ。私は冬が好きなのだ。そんな私でも夏休みを楽しいと思うのは、それが休みだからであろう。などとくどい書き出しで始まってしまったが、その楽しい夏休みも本日で終わりである。 今年は8月5日から10連休をとっていた。まだ娘も4ヶ月余りだから旅行に行くわけにもいかないし、静かにダラダラと過ごすことになりそうだな、まあダラダラと過ごすのは嫌いじゃないしな、というか大好き . . . 本文を読む

サンディエゴ出張記(3) アクセント違い

2006-08-02 22:33:53 | 旅のはなし
外国語は難しいけれども面白い。 出張中、レストランで夕食を注文するとき、いっしょに視察に行った会社の人たちがコロナ・ビールを注文しようとして「コロナ」と言ったら、コカ・コーラが出てきた。日本語の発音でコロナっていうと、「コ」にアクセントが来てしまって、「Cola」に近くなったんですな。英語だとアクセントは「ロ」にあるものね。 などとしたり顔で書いてますが、自分もこの出張中にしっかり同じ轍を踏ん . . . 本文を読む