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◎新入生を笑いの渦に 落研、新歓寄席

2011年04月30日 | 公演・演劇・展示

 落語研究会が、11日から15日と18日から22日の昼休み、国文キャンパス集会室で新歓寄席を行った。連日、多くの新入生らが来場。満員の会場は笑いに包まれた。【4月30日 神戸大NEWS NET=UNN】

   18日は、甲家乙鞠さん(法・2年)が「子ほめ」を演じ、ほかにも大喜利が行われた。「子ほめ」は、「アホ」の男が、「若く見える」と人をおだてて酒を奢ってもらおうとするが、上手くいかないという噺。挙句、その日の朝に生まれた赤ん坊を「今朝とはお若う見える、どうみてもあさってくらいや」と言ってしまう。

   「さくらとかはまったくない」(乙鞠さん)という大喜利では、部員8人が観客からお題をもらって即興で謎かけと川柳を披露した。謎かけで「ブラックサンダー」というお題が出されたときは、可愛家わさびさん(文・3年)が、「完熟果実」ととき、「どちらもよく売れて(熟れて)います」として、大きな笑いをとった。

   乙鞠さんは「新入生があったかくてやりやすかった」と話す。自身も昨年、新歓寄席に来て、入部したそうだ。入部を考えているという新入生は、「ふつうにクオリティが高くて、すごいと思った」と大学の落語に驚いていた。(記者=田中郁考)

  【写真】大喜利では次々と手が上がった(4月18日・国文キャンパス集会室で 撮影=田中郁考)
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