神戸大の日本拳法部が躍進している。武田友里さん（発達・4年）が、 6月19日 の西日本学生拳法個人選手権大会で女子3位に輝いたのをはじめ、今年度に入って様々な戦績を上げた。9月の全日本総合選手権で優勝を狙うという武田さんに話を聞いた。【8月15日 神戸大NEWS NET＝ＵＮＮ】
5月29日の兵庫県日本拳法選手権大会では、一般女子の部で武田さんが優勝、佐々木里菜さん(発達・2年）が準優勝と上位を占めた。また、これまで目立った成績のなかった男子も上垣内樹(うえがいと・いつき)さん（経・1年）が男子有段の部で優勝し、存在感を示した。
立て続けに結果を出す神戸大。他大からも注目されるようになってきた。その立役者は武田さんだ。まわりが男子ばかりの中、部を盛り上げようと奮闘してきた。ここにきて成果が出始める。「やってきたことがみのった」と武田さん。「練習の雰囲気が今までとは全然ちがう」という。
これまでは武田さんがひっぱるかたちだったが、今年の夏は練習の増量など後輩が主導で強化をはかる。「自分が強くなるのも大事だけど、後輩をそだてるのがいちばん大事」と話す武田さん。その思いが後輩に伝わっているようだ。
佐々木さんや上垣内さんなど、期待の後進が今後を担っていくことだろう。（記者＝田中郁考）
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